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第七話 その妄想は育てられますか?




はい!タイトルはもう無視しましょう。そうしましょう。

駄目エッセイ始まります。




 前回のお話しの肝。それはタイトルはセンス!!ではなく、小学生でも小説が書けるよ~という事でした。ただし、プロットがあればね!という条件を付け加えておきましょう。

 素人集団である私達が、一応は読めるレベルのミステリー小説を完成させることが出来たのは、ちゃんとしたプロットがあったからです。小学五年生にしてあれほどのプロットが作れるとは……シマさんマジ凄すぎます!!その超絶技巧を前に、ただ茫然とする私でございます。他人に伝える技術はやっぱり天性のモノなのかもしれないですね。うん。きっとそうなんだよ~!!

 コホン。えーと……それはそれとしてですね。今回はそのプロットを作る為には、どんな妄想がいいのか?というお話になります。

 もうすでに散々言ってきておりますが、私は天性の妄想野郎でございます。寝ても覚めても気づけばポワ~っと妄想しております。エロイのからヤバいものまでその時々に応じて色々やっております!妄想上級者である私にかかれば、その妄想は育てられるモノなのか、そのまま立ち枯れてしまうモノなのかということまで分かってしまいます。なんてこった!妄想に種類があるなんて知らなかった!という方には朗報です。私がばっちり教えてあげますよ~



 ドラマを見ていたらなんか急にタギって来たぞ。よし!これで妄想してみようか。

 思い立ったら吉日(?)です!ストーリを反芻しながら、そこに色々ぶち込んで自分好みのお話しに変えたことはありませんか?気に入らないヒロインは退場です。チェンジ!後味の悪いラストもハッピーエンドに強引に変更です。私もこのタイプの妄想が大好物なので、いつでもハアハアできちゃいます。

 あ……待って!引かないで!!もうちょっと話をさせてください!!


 コホン!ゴホン!!えーーと……話を続けますね。

 これがまた結構いい感じに妄想が進むので、これで一本プロットがつくれるんじゃね!?みたいに思いますよね。あなたが作りたいものが二次創作ならそのまま進めてオッケーです。同人誌はファンブックです。作品に対する愛をぎゅっと詰め込み年二回のお祭りに参加するつもり。もしくは二次創作サイトに投稿する為の作品作りならば、そのまま妄想を煮詰めてプロットにしてしまいましょう!


 ですが……もしもその作品に手を加えてオリジナル作品として仕上げるつもりなら、ちょっとお待ちください。キャラ名を変える。ストーリーに若干の変更を加える。いやいっそ世界観をまるっと変えてしまえば……なんて安易に考えるのはお勧めできません。

 なんでかというと私の経験だとこれは確実に途中で立ち消えてしまう妄想だからです。

 理由はお分かりだと思います。そうです。ストーリを自分で考えていないからです。

 なんでそうなるのか?一応私なりに考えたのですが、他人が考えたお話しを元に妄想するのは楽しいけど無理があるんですよね。自分で一から妄想したわけではなく、他人のふんどし……もといお話しで妄想するんですから違和感ありありでしょう?どんな妄想熟練者だとしても……他人の思考をそのままトレースすることはかなり難しいんです。そういうスキルをお持ちの方なら話は別ですけどね。

 なので、個人的に楽しむだけならそんな中途半端なものでも充分楽しいですが、私はこれはプロットには出来ない種類の妄想として途中まで楽しんだら燃えるゴミに出す事にしています。

 良く萌えますよ!!!ゴォオーー!!!



 じゃあ逆に育てやすい妄想はどんなのがあるの?

 それは、自分が面白いと思った妄想です。あれ?いきなり抽象的になったと思いますか?

 いやいや。思い出して下さい。ここは全年齢向けです。お子様もいらっしゃるかもしれないじゃないですか……!私のえげつない妄想を例えに出したら、追放されちゃいます!なのでここはこれでオッケーなのですよ。お分かり頂けましたか?

 と言っても……ここまで来てしまっているのに今更引き返せません。

 お見せしましょう!腐女子の生き様をね!!


 私が良く使う妄想は、「夢」です。

 超妄想癖のなせる業か……私の夢はフルカラーでしかも厨二全開!!のモノが多いです。

 なので、起きた時に面白かったモノをメモしています。夢ノートが私の創作ノートです!

 いや~マジで本当に恥ずかしいったらないわ~!でもいいか。エッセイは自身を切り売りするか身内を売り払って書くものだと、かの無印エッセイスト様もおっしゃっていたもの。だからもう怯まないわ!頑張って恥を曝します……!

 まあ実際に私の妄想のやり方はかなり特殊ですし、誰も真似しようなんて思わないでしょう。妄想は適度に楽しむものです。やり過ぎ注意!!……よし。注意完了!ささっと行きますね。


 私はいつでもどこでも妄想できますが……一応淑女(?)としては、ちょっとエロが入った妄想は外では出来るだけしないように心がけております。まあ、時々うっかりお店の中で燃え上がったり……するけど。


 じゃあどこでやるの?

 うん……ベッドでしょうね。寝る前に……ちょこっと色々ね、考える訳です。

 暗いし、他人に不気味に緩んだ顔見られなくて済むし。ここしかないでしょ?

 そうすると、そんな妄想を腐った脳はきちんと拾ってくれるみたいです。色々な夢としてその妄想を見せてくれます。

 予期せぬ恐ろしい悪夢もやってきますが……後々役立つかもと、震えながら記録することにします。

 夢を見ることに慣れてくると、このまま進むとなんか嫌な結末を迎えそうだと予想がつくこともあります。死亡フラグはたとえ夢でも気分が悪いので回避します。必死に抵抗します。ダメな時もあれば上手く行くこともあります。そんな訳で、起きるとどっと疲れていることも多いです。

 天然の妄想野郎にも弱点があるのですよ。夢の中で暴れすぎると気力体力根こそぎ持っていかれます。朝起きたばかりなのに何故か浮かぶ死相……何やっているんだろう私。

 この夢妄想ですが、自分でも無意識の内に拾ってきた情報を収集。それを夢として一気に私に見せる訳ですが……あれ?このシュチエーションどっかで見たぞ?なんて事も多々あります。そこまで好きじゃないと思っていたアイドルや俳優がひょっこり親友として現れたり、アニメの登場人物なんかも実写版で出てくることもあります。無意識って本当に色んなことをしてくれます。

 実際に使えるものはそう多くはないです。みなさんも経験されたことがおありでしょうけど、夢ってその時はすごい!めちゃくちゃ面白い!!と思っても、いざ文章にしてみるとあれ?全然面白くないし意味が分からん!って事になりますよね。そこで妄想力です。断片的に面白そうな部分を抜き出して膨らませていくのが私の妄想育成法というわけです。

 そんな夢妄想野郎ですが、今日もせっせと夢メモを手にプロット作りに励んでおります。楽しいです!!

 ……私だけが!!!



 はあ……七話まで進んだというのに……相変わらず役に立つ話が全くできておりません。ただ自分の恥をさらしているだけのこのエッセイ。

 プロットがいかに大事かを改めて思い知るいい機会となりました。反省!!

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