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6・てんこうせいの目的

その日の昼休み、自称イケジェンこと向井サツキは、転校生である上にその目立つ容姿と強烈なインパクトの自己紹介で男子女子問わず様々な人間に囲まれていた。

しかしそれも少しの間で、サツキはちょっと用事があるからごめんと囲んでいた人たちをかき分けて俺を呼び出した。


おい、そういうアニメやゲームであるあるの行動を俺にするなよ。

なんか断りにくくなるじゃないか。


俺は昼休みに作ってきた弁当をそれぞれに届けたりという仕事をしなければなのだが、これではできそうにない。

仕方なく三姉妹で唯一同じクラスであるアキに弁当の宅配を委託する。

ちなみに俺が他人の弁当を学校まで持ってくる理由は他のやつに任せると、思いっきり弁当を偏らせて輸送しやがるからだ。


俺の弁当は毎日見た目も楽しめるようにキャラ弁にしている。

それが偏ってしまえば、見た目の楽しさは激減だし、潰れた食材の味も落ちる。

唯一アキだけは偏らせることなく通学してくれるので渡しているが、他の人間にはそうそう渡してやれない。

俺に原因のない弁当の低評価は我慢ならないからな。


アキは少し不満そうな顔をしながらも、『一個貸し、それとあとで転校生が何言ってたか教えて』と条件を出し、弁当の宅配を頼まれてくれた。


いつもなら宅配ついでに姉妹の誰かとか友達と飯を食うのだが、この会話で時間がなくなればそれもできないかもな。


「んで、話ってなんだ?」


「さっき弁当の宅配を頼んでいた子、結構可愛かったね。彼女?」


「いや、幼馴染だ。何だお前・・・まさか俺に女紹介しろとかいうんじゃないだろうな」


サツキは女だという話だが、見た目も格好も男そのものだ。

どちらの性別が性的対象なのかわからない。というかどう接していいのかもイマイチつかめない。

できれば必要最低限の接触ですませたいところでもあるのだが、コイツはそうじゃないみたいなのがなぁ・・・。

コミュニケーションをしようとしてくる相手を無碍にはできない。


「いや違うよ。それに君に女性を紹介してもらうほど女性に困ってないし、君に頼むよりも自分で探した方が早そうだ」


「そうだなお前の方が顔がいいから俺に頼むより早・・・ってやかましいわ!」


サツキ正体が女だということを加味した上で考えたところで、俺の顔と交友関係じゃ事実、サツキの言うとおりであると思う。

だが、それが真実であったとしてもいちいち言葉にして言う必要ないだろうが。

そう言う冗談は後になってジワジワ心にくるんだからな!


「教室じゃなんだからどこか静かに喋れるところに移動したいんだが、いいところはある?」


ここじゃできない話って何をする気なんだ。

・・・考えても分からんな。これは言う通り人のいなそうなところに連れて行くのがいいだろう。


「屋上ならそれなりに人はまばらだと思うが・・・」


「じゃあそこで」






俺とサツキは屋上に移動した。

ベンチや軽く花などが設置されている屋上は、食事などで利用している数人の生徒がいたが、それぞれ食事や話をする相手がいるようなので、こちらを気にする人間は少ないだろう。


「それで、俺と話したい内容ってなんだ?」


とりあえず、呼び出した意図に想像がつかない。

会ってその日に告白なんてこともないだろうし・・・というか、いくら性別女子だといってもこんな格好してるくらいだしな。男はまず恋愛対象外という可能性も高そうだ。


「なに、大したことじゃない。女が男を人気のない所に呼び出す理由なんて一つだろう? 愛の告白だ」


ふふ、やっぱりそうか。

そういうしょうもない話で呼び出されたんだろうと思って・・・ん?

どうせいろいろ想像させておいて何かとてつもなくしょうもない理由が飛び出してくると思ってたんだが、コイツ今なんて言った?

・・・気のせいか愛の告白とか言った気がする。


「・・・鮎の塩焼きがどうしたって?」


・・・俺には間違いなく愛の告白と聞こえた気がしたが、俺の聞き間違いか相手の言い間違いだと思い、多分サツキが言いたかったであろうワードで聞き返す。

たぶん食べ物の話だ。コイツと俺の接点など食べ物くらいしか思いつかない。


鮎の塩焼きを食ってみたいとかかな? ならまずは川で新鮮な鮎を釣ってこい。


「・・・ふむ、告白と見せかけて君のリアクションを楽しもうと思ってたんだが、得に面白くもない反応だったな。君には失望したよ」


「愛の告白は冗談かよ! しかも面白い反応しないからって失望とか鬼畜すぎんだろう! どんな反応しろってんだ!」


脳内で色々変な想像してたのが若干恥ずかしいじゃないか!

なんだよ鮎って。学校会話で鮎の話とかそう出て来ねえよ。


「そこはほら、ドギマギして何も言えなくなっちゃうとか、見た目男の僕に対して、新しい世界の扉を開きそうになるみたいなそう言う反応」


「お前のその歯に衣着せぬ物言いに今までにないレベルの怒りを覚えるって意味でなら新しい扉を開きそうだ!」


「そんなに怒るなよ。つかみのオープニングトークだろう? こういうやりとりを頭にしておけばお互い気を抜いて話せる」


「オープニングトークにしても変に俺をおちょくるな! というか気を抜く以前に敵対心が芽生えそうだ!」


「そろそろ話を本題に進めたいんだがいいか?」


「最初に話をややこしくしたのはお前の方だろうがっ!! ・・・で、本題ってなんだよ」


「まずは最初に君の名前を教えてくれ。次にあったら教えてくれる約束だったろ?」


・・・そういえば名乗らずに去ったんだったな。こいつがほとんど初対面にもかかわらずあまりにもフレンドリーというか壁を感じない物言いだから、まだ名前すら名乗っていないことを忘れてしまっていた。


「真中ハルタだ。よろしくな」


「ハルタか。よろしくハルタ。僕も改めて紹介しよう。向井サツキ。見ての通りのイケジェン女子高生だ」


いきなり名前呼び・・・まあ、なんか今更か。こいつの言動をいちいちツッコんでいたら疲れてしまう。


「朝も思ったけど、そのイケジェンっていうのはなんだ?」


「まさか本当に知らないのか? 常識だぞ? 辞書にも載ってる」


「マジか? そんな言葉初めて聞いたが・・・」


「ああ、僕が書き込んだからな」


「・・・・・・そんなの知ってるわけないだろうが」


それは今朝ユキ姉とやった。

なんだろう。同じボケをやられるとこいつと感性が似通っているのかと思えて少し複雑だ。

ツッコミにキレが乗らない。


「ウィキペディアやらネット辞典にも書き込もうとしたのだが、やっぱり個人で作った造語は無理みたいだ。手っ取り早く広めたいのに面倒な話だよ全く」


「そこまでアクティブに書き込んでるのかよ!」


全然感性は似てなかった。ふざけてるレベルが違う。


「・・・まあ、どうでもいいがそのイケジェンってのはどういう意味で使ってんだよ」


「教えてもいいが、この意味を聞いたら一週間以内に五人に同じ内容を広めないと僕が君に不幸を起こすぞ?」


「じゃあ聞かなくていいや」


「イケジェンというのは一言で言うならイケメンジェンヌの略だ。男の娘という用語は市民権を得ているのに、男装イケメン女子に対してはそういう用語がないからな。だから僕が自分のことをそう自称することで広めようと思っているんだ」


「聞かなくていいって言ったのに・・・というか自分でイケメン女子を自称するってすげぇナルシストだな」


「自分に自信があると言ってくれ。ふっふっふ、聞いたからには50人に広めなきゃ僕が不幸を起こすからな?」


「しれっと十倍に増やしてんじゃねぇ! 誰がするか面倒くさい!」


「では僕は君に出会うたびに人目のある所で壁ドンで迫るからな」


「割とガチで容赦のない不幸を起こすな! 見た目イケメンのお前にそんなんされたら一瞬でホモ的な噂広がるだろうが!」


ただでさえ俺は三姉妹の保護監督役として校内で有名だったりしてるのに、この上イケメンとのホモ疑惑とか出たら俺の平凡な日常が脅かされるだろうが。


「まあ冗談はさておき、イケジェンの意味はそういう感じだ。かっこいい女子としては、『おっぱいのついたイケメン』みたいな用語もなくはないんだが、ほら僕おっぱいないだろう? おっぱいのないかっこいい女子も使える用語として、イケジェンはかなりいいと思うんだよ。どう思う?」


「正直言っていいか? かなりどうでもいい」


あと、仮にも女の子がおっぱい連呼すな。

どうしてこう、俺の周りには女性に対する幻想を壊したがる女性が多いんだ。


「どうやら君は人目のある所でネクタイを引っ張って顔を寄せるあれをやられたいらしいな」


「だからマジで生活に支障が出そうな噂を立てようとするのはやめろ! ・・・・・・んで、俺をここに呼び出した本題をそろそろ話せよ。名前を聞き出してイケジェンの布教活動をするためだけにここに呼んだわけじゃないんだろ?」


「いや、イケジェンの布教活動がここに呼びだした理由の九割だ。残りは些細なことだ。特に君の名前を聞き出すことなんて呼び出した理由の一毛にも満たない」


・・・えっと割が10パーセントで分が1パーセント、毛はその下だから・・・0.1パーセント。

普段使わない表現だから一瞬考えてツッコミ遅れたじゃねえか。ボケはわかりやすくやりやがれ。

ツッコむタイミング逃したじゃねぇか。


「・・・んなくだらない理由でいちいち呼び出してんじゃねえ! はあ・・・本題が終わったんなら俺は戻るぞ?」


「まあそう言わず、残りの一割を聞いてけよ」


「ならもったいぶらずにとっとと話せよ。こう見えて俺はたまに忙しくなるんだぞ?」


「なに、すぐ済むさ。ハルタ・・・・・・僕のお婿さんにならないか?」




・・・・・・・・・・・・はっ?




「・・・愛の告白はしないんじゃないんじゃなかったのか?」


「愛の告白じゃない。これは契約だよ、ハルタ。君と僕の専属契約だ」


「専属契約・・・」


「ああ。結婚するのに愛は必要ないだろう? 僕は君が僕の伴侶としてふさわしいと思ったんだ」


「・・・そんな格好してるし、男より女の方が好きなんじゃないかと思ってた」


「女の子は好きだが、それは恋愛感情的な好きじゃないな。娯楽的な好きだ。下心のない心のやり取りとしての・・・少し言い方を悪くするなら恋愛ゲームだな。女同士であるがゆえに、下心なく好意を語れるし。きれいな恋ができる。娯楽としてだけでできる恋愛はとても楽しいだろう?」


「いや、男の俺にその同意を求められても困る。・・・よくわからんがつまりはガチ恋愛は男性が対象ってことか?」


「何をもってガチというかによるが、家庭を持つという意味での恋愛をそうであるととらえるならその通りだ。そのうえで僕はその相手に君がいいんじゃないかと思っている」


「だがそれは愛じゃないんだろう? 俺を選んだ理由はなんだよ」


「いろいろあるが、一番の理由は君が朝言っていた発言だ」


「俺が朝?」


「ああ、君は『奥さんのやりたいことや仕事を全力で支える』ことが夢だと言っていただろう? それに惹かれたんだ」


「・・・・・・つまりお前は、俺に支えられて全力でやりたいことがあるってことか?」


「ご名答! その通りだよ。そういう察しがいいところも君を選んだ理由でもある」


サツキがイケメン・・・いや、イケジェンスマイルで俺を見つめる。

男っぽい顔ではあるが、やはり綺麗な顔立ちで笑って見つめられると来るものがある。

俺はあまり長い時間その目を眺めていられずに目を逃がした。


「んで、そのお前のやりたいことってのはなんだよ」


「言ったろう? 僕はイケジェンを布教したいんだ」


「はっ?」


何言ってんだこいつ。

そんなことを支えさせるために俺と結婚するっていってるのか?


「まあ聞け。これは僕が常々思っていたことなんだが、女性アイドルの寿命って短すぎると思わないか?」


「唐突だな。アイドル詳しくないからよくわからないが、そうなのか?」


「ああ。短ければ1、2年ながくても10年アイドルを続けれたらかなり長い方だ。タレントとかに転向した場合はまた別だけどな」


「それって短いのか? スポーツ選手とかもそんなものだったりするだろう?」


「確かにスポーツ選手と比べたらそうだ。しかし男性アイドルと女性アイドルを比べた場合、話が変わる」


「男性アイドル・・・?」


「ああ、女性アイドルに比べて男性アイドルは圧倒的に数が少なくてブランド化しているというのはあるが、男性アイドルの寿命が10年を超えることはざらだ。20年30年続けてアイドルをやっている男性もいる」


確かに、テレビで年を取ったことをネタにして笑いを取っている男性アイドルもいるくらいだしな。

女性アイドルと男性アイドルをそういう風に比べたことはなかったが、そう言われてみれば確かに女性のアイドルの寿命は短いのかもしれない。


「この格差はデカい。女性アイドルは若さを売りにしなければいけない部分が多いのは確かだ。だが、僕としてはどうにかして女性アイドルの寿命を延ばせないかと考えたんだ」


「・・・だから、男装にイケジェンか」


「そういうことだ。確かにかわいいであれば、女性は若さがどうしても必要になる。だが、かっこいいはまた別だろう? 女性でも年をとってもかっこいいを追求できれば、アイドルとしての寿命が伸ばせるんじゃないかと思っている」


「そういう歌劇団がなかったか?」


「あれはまた話が別だ。あれはアイドルでなくて、歌舞伎みたいな独自の文化スタイルだろう。僕がやりたいのはちやほやされるアイドルなんだよ」


まあ確かにサツキの顔は芸能人級であるし、性格は一般では難がある気もするがテレビ受けという意味では意外とそれもありなのかもしれない。だが・・・・・・。


「じゃあ俺と結婚っていうのは話がおかしくなるだろう。アイドルっていうのは恋愛とかそういうのなしに客に夢を見せる商売だろ?」


「いや、それは逆だよハルタ。僕は逆に、イケジェンアイドルは男と結婚して初めて完成すると思っている」


「・・・・・・何を言ってるかわからん。わかるように説明しろ」


「僕は今朝、空腹で倒れていただろう?」


「ああ、それがどうした?」


「あれ、実は転校するにあたって痴情のもつれが行くところまで行って、どうにか新しい住所は突き止められまいと試行錯誤してこの街にたどりついたから、飯も食べれてなかったんだ」


「は?」


「いやね、前の学校で僕は思いついたイケジェンアイドルのスタイルをどう完成させるかいろいろ試してたんだけどさ、なんだか男装しているせいか、本気で女の子と添い遂げるつもりなんだと思い込んだ過激なファンが数名生まれてしまってね。ストーカー被害だとかちょっと大変なことになって、転校することになったんだ」


「・・・なんだそれ。なんていうか、どうコメントしていいかわからないぞそれ」


「さっきも言ったように、僕は女性と完全に添い遂げるつもりはない。そしてイケジェンアイドルも女性だけをターゲットにして展開するつもりもなかった。男性アイドルがそうだからな。彼らは女性がメインでもあるが、男性からも広く好印象を持たれ、活躍している。僕はイケジェンアイドルの理想として、皆からちやほやされることを望んでいた」


「私欲にまみれてやがるな」


「だが、この格好はそれを勘違いさせやすかった。僕はあくまで、男性的カッコよさをもとめ、女性をメインターゲットにした『女性』だ。性癖としてとか性差に戸惑って男装しているわけじゃない。しかし今の時代ではこの格好はどうしてもそれを誤解させてしまうみたいなんだ」


「・・・だから、それをわかりやすく理解させるための男性との結婚か」


「その通りだ。アイドルとして通常なら恋愛は禁忌だ。しかし僕の場合、それ以前にイケジェンアイドルというものがどういうものかを人々に理解してもらう必要がある。女性がかっこいいを売り物にするアイドルという認知が欲しい」


「そんなことをすればファンがつかない可能性だってあるだろ?」


「だが逆にそれを乗り越えることができれば、イケジェンアイドルは新しいジャンルとして確立できる。僕はその先駆者になりたいんだ」


俺は逃がしていた目をサツキの目にもう一度向けた。

真剣な視線がそこにはあった。

こいつはこれを本気で言っている。それが目を見て理解できた。


「それで、俺を選んだ理由は?」


改めて最初の質問を聞く。

やりたいことは聞けたが、結局俺を選んだ理由はわかっていない。

それを聞きたかった。


「僕の夢は僕一人だけでは絶対に叶えられない。全力で支えてくれる誰かが必要だ。それと・・・」


「それと?」


「ハルタは僕の夢を絶対に馬鹿にしないとなぜか確信できたんだ。そして目を見ればわかる。君は今、僕の夢を馬鹿にしてないだろう?」


・・・馬鹿になんてできなかった。むしろ俺は、サツキに関心すら覚えていた。

こいつは、本気で日本に新しい文化を芽吹かせようとしている。

こいつの夢が最後にはどんな形になるのか見てみたい。そんな風にさえ思えた。


「僕の勘はよく当たる。ハルタと一緒なら僕は僕の望むイケジェンアイドルになれるんだ・・・君は言ったろう? まだ君の夢の相方は見つかっていないって」


サツキが俺のあごに触れ、顔を持ち上げた。

身長は俺よりもサツキの方が高い。

俺は強制的にサツキの顔を見つめさせられていた。

顔がかなり近い。これだけ近くで見てもサツキは美形だ。目がそらせない。

・・・こいつなら本当にイケジェンアイドルとやらを完成させてしまうのかもしれない。









「ハルタ、僕の物に・・・」




『ちょっと待ったああああああああああああああああああああああああああああああああああぁぁぁぁっ!!!』




突如としてスマホから大音量で音声が鳴り響き、サツキのセリフはさえぎられたのだった。

結構思い切ったキャラになっちゃいましたが反応が気になります・・・・・・受ければいいけど。

そして尽きたストック・・・今後は不定期になりそうです。

文字数2000以下なら毎日更新できるんですが、区切りが悪くなりますからね。

あまり間隔は開けないよう頑張って更新します。

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