都合のいい真実/バカでもできる脱原発~反原発にあらず~
前提条件があります。
原子力発電とはこういうモノだ、という事実の列挙。
技術論じゃないのでシンプルです。
原子力発電の絶対必須条件。
立地です。
1、十万年以上地震が起こっていない地盤
2、海岸線から50km以上離れている場所
これだけです。
推奨条件(議論の余地が極わずかでもあるところ)。
3、電需地域に近い
4、二十一世紀以降の技術で建設されていること
一応、説明を。
1、は簡単ですね?
単なる地震対策です。
地震に耐えられる技術も、地震を予知できる技術もありません。
ならば、地震が起きないところに建てればいい。
原子炉や核廃棄物が露出してしまった場合の惨禍の大きさ。
これは我々が、とりわけ10~20代の方々が身をもって証明するでしょう。
十万年、というのは核廃棄物を処理するために必要な時間です。
核廃棄物の安全な、唯一の処理方法は埋めておくことです。
特別な技術は全く必要なく、安全性の高い方法です。
フィンランドの原子力政策。
すでに進んでいますが、これが現状技術で可能な唯一の回答でしょう。
2、も簡単ですね?
津波対策です。
津波に耐えられる技術も(以下略)。
推奨条件に付いて。
3、ですがまあ、出来るだけ、という程度ですね。
石油のパイプラインを何千kmひくくらいなら、電線ケーブルをひくことなんか大した手間じゃありません。
保守管理を含めてのお話です。
別に各家庭まで引くって話じゃないですよ?
原子力発電所から基点となる場所まで引けばいいだけです。
4、ですが。
何処かのわが国の技術は古すぎてもう。
原子力技術について今は試行錯誤が終わっていますが、60年代レベルの技術なんて最悪です。
話になりません。
が、このあたりは技術論であり本旨でもなく議論の余地があるので「推奨」としました。
結論。
日本列島に原子炉を運用する余地は在りません。
別に言うほどのことじゃないですが。
というと、困る人もいるでしょう。
だいたいこんな感じでしょうか?
1、電力消費をどうやって賄うの?
2、原発業界の雇用をどうやって守るの?
3、安全保障的にエネルギーは自給した方が良くないか?
ここでも、議論の余地がある話はしません。
千日手になれば破滅した昨日が放置され、危険な今日が続くだけです。
1、について。
火力発電で十分です。
二酸化炭素の増加が気になるという人もいるでしょう。
ならば簡単。
立地条件を満たす国に原子炉をプレゼントしてあげましょう。
その代わりに二酸化炭素の排出権を譲ってもらえばいいんです。
よし!
京都議定書の改定だ!!
(笑)。
「うちの国は原子炉建てられないんで」
と主張して反論できる国がどこにあるでしょう?
いや、ない(笑)。
2、について。
すでに破たんへの道を突き進んでいる原子力業界。
ですが、既に輸出に活路を見いだそうとしているとかどうとか。
ならば先述の通り、プレゼント需要で助けてあげましょう。
建設業のみなさんには火力発電所をどしどし立ててあげましょう。
誰か困る人!
みんな眼をつぶっているから挙手!
3、について。
自給が安全保障に役立つというのは錯覚です。
資源産出国はソレを売らないと生活できないんです。
OPECってまだある……のか。
昔、あったんですよ。
資源を独占することで先進工業国に対抗しようという健気な運動が。
先進国をびっくりさせました。
びっくりしただけですが。
……可哀相に。
結論から言えば、資源より金が強かっただけなんですが。
抜け駆けカルテル破り。
破らないと貧しくなる。
みんなで抜け駆けする。
最期は「誰がより悪質な抜け駆けをしたか」で裏切者同士が非難し合う感じ。
とても人間らしい最期でした。
まだ組織は在りますが。
もっと根本の話をすればこうなります。
外国から物を買う。
それは相手の国内に強力なロビイストをタダで雇うのと同じです。
他国の中に支援者を持つ。
それは核武装より強力な戦争(政治)兵器です。
海外から物を買えば買うほど、安全保障体制は強化される。
そう断言していいでしょう。
というわけで。
疑問は晴れましたでしょうか?
原子炉全廃なんて、あくびが出るほど簡単ですよね。