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狭間軍団 (学校)2/2

ブックマークしてくれた方ありがとうございます。


ママ視点です。


余は二人の修行の後、スクブスとセラに命令して狭間軍団を余の城の玉座に集めさせた。




ママ「余は全ての最強の神。ママ神だ。余に会えたことを光栄に思うがよい!」


全員「「「ありがたき幸せでございます。ママ神様。」」」


みな、ひざまずき祈りをささげている。


並び順は四種族ごとに階級順に並んでいる。


ママ「よい、表を上げよ。」


全員「「「ははーママ神様。」」」


ママ「所でスクブスとセラよ。なぜ余とのお稽古のとき裸になったのだ。」


大したダメージではあるが余にダメージを与えられ少し釈なので、皆の前で恥をかかしてやろう。


スクブス「それは少しでもママ神様の気を逸らしたかったからでございます。」


セラ「ママ神様にご拝見頂きたかったからでございます。」



ママ「ほう。余を愚弄しているのかと思ったぞ。拝見とはなんのことだ?」


スクブス「そんなことは滅相もございません。」


セラ「わたくしの裸体をみて少しでも欲情して頂き御役に立ちたかったからでございます。」


ママ「そうか。皆の者はどう思う?」


辺りが騒がしくなった。


全員「「「愚弄していると思います。」」」


スクブスとセラがブチ切れて紫と黄色い闘気をだしている。


スクブス・セラ「「お前ら殺すぞーー!」」


ママ「まあ、怒るでない。スクブスとセラ!おぬしらが悪い。」


いい気味だ!


ベリアル「スクブスとセラには罰を与えてください」


ドン「俺もそう思う。です。」



ベリアルはスクブスと同じで天凱王級の悪魔族でベリアル・デモンという。

この学校で一番の残虐性と言われている。

基本、天凱王級はみな仲が悪い。

今は見た目は男だが変身するのでいつも見た目が違う。


ドンも天凱王級でドラゴン族である。ドン・エルダーという。オスである。

変身は使えるがいつもドラゴンの姿である。ウロコは赤で西洋のドラゴンの姿だ。10m位。

大きさも自由に変えられる。


天凱王級は余がラストネームを与えている。悪魔族はデモン。天使族はそのままエンジェル。ドラゴンはエルダー。ゾンビはリビングデッドである。



ママ「スクブスとセラは余にダメージを与えることが出来たからな。褒美として許してやるぞ。余は寛大であろう。」


スクブス「有難き幸せでございます。それでママ神様、・・・私を抱いて頂けるののでしょうか?」


セラ「ママ神様は素晴らしい御方でございます。スクブスよりいっぱい抱いてください。」


二人とも幸せな顔で目を潤ませながら見つめてくる。


ママ「抱きしめてやったでわないか。」


スクブスもセラも目が点だ。


くくく!


ママ「まあ良い。天凱王級ドラゴン族レイン・エルダー余の前まで来い。


レイン「御意!」


スクブスとセラが思いっきりレインを睨んでいる。

ドンとベルアルもだ。


レインが余の前で跪いた。


ママ「レインを抱いてやろう。」


ザーっ!!!


全員がざわめいた。


レイン「私には勿体なき事でございます。」

(うわ。最悪なのじゃ。お前になんか抱かれたくないのじゃ。)


レインはなかなか余に懐こうとせん。だが、いずれ余なしでは生きられないくしてやる。

楽しみだわい。


スクブス「レイン何かにはもったいないです。」


セラ「ママ神様。どうか、お考え直しくださいませ。」



ママ「いや。レインは余にダメージを与えただけでなく余の真の力を引き出した。レインは天凱王級の中(例外以外)で一番強いぞ。」


レイン「そんなことはございません。」

(ふざけやがって!この野郎!うわ。鳥肌が。ドラゴンなのに。そんなことみんなの前で言ったら恨まれるのじゃ。)


ママ「レインには一番の褒美をやろう。余の妾にしてやってもよいぞ。」


スクブスとセラとドンとベルアルが今にも飛びかかろうとレインをにらんでいる。


レイン「そんな勿体なきことお言葉に甘えることなどできません。褒美でしたら私は回復が使えませんので回復の魔法かスキルをくださいませ。」

(もうやめてくれなのじゃ。なんで余が睨まれないといけないのじゃ。お前の体じゃなく力をよこすのじゃ。力じゃ。力。)


ママ「レインが傷ついたら余が直々に回復してやる。だから心配するな。」


レイン「・・・」

(おいおいなのじゃ!)


狭間軍団全員が驚愕している。ちと言い過ぎたかな。


スクブスとセラが悔し涙を流しながら言ってくる。


スクブス「ママ様どうかそのような事をいわないでください。レインのような忠誠心のない奴に。」


セラ「そうです。ママ様。わたくしを妾にしてください。このお命はママ神様だけのためにあるのです。」


スクブスとセラが地に足と手と頭を付け言ってくる。


ママ「ならばレインに勝てば余の妾にしてやろう。当然レインが勝つがな。レインが勝てば晴れて余の妾だ。余の正妻の座も近いぞ。」


レイン「・・・」

(余に拒否権は?。嫌なのじゃ!嫌なのじゃ!そんなこと言えないのじゃ!どうすればいいのじゃ!)


スクブス「わたしが戦います。」


セラ「いいや。わたくしです。」


ドン「俺にも権利がある。です。」


ベルアル「ママ様。私を指名してくださいませ。」


ママ「スクブスとセラは余にダメージを与えたからな。今回は二人のどちらかにしよう。」


それにベリアルとドンではレインに勝てないだろう。


まあ、スクブスとセラでも勝てないが。


これは出来レースだ!くくく!


スクブスとセラ「「ありがとうございます。」」


ママ「どちらがレインと戦うのだ?」


スクブスとセラ「「わた(く)しです!」」


ママ「話にならん。じゃんけんじゃ。じゃんけんとはこの後、攻め込む星での勝負ごとだ。話が進まん。さっさと決めろ。」


まー最初から直ぐに戦う者が決まると余も思っていないので余興を用意した。


余はじゃんけんの説明をした。

グーよりパーが強くパーよりパーチョキが強い。チョキよりグーが強いと。

ジャンケンとは反射神経と戦略の応酬戦だと。


じゃんけんは後出しの応酬の末スクブスが勝った。

セラが泣き出した。よく泣く奴だ。


スクブス「やったぞ。ついに勝った。これで正妻だ。」


ママ「レインに勝ったらな。それに妾だ。」


回りがざわめき立て、余の目の前でひざまづいていた全員がレインとスクブスを中心に円を描いて広がっていく。


ママ「準備は良いか?ここでは戦闘形態は禁止だ。」


レイン・スクブス「「はい!」」

レイン(嫌じゃ。嫌じゃ。)


二人は室内にある闘技場に入っていく。

二人入った所で狭間軍団の下級が結界の装置を発動させる。

余の城が傷ついてしまうからな。


ママ「それでははじめ。」


レイン「グラビティ・フレア」


勝負は一瞬だった。レインは一瞬でスクブスに近づき、スクブスの上半身左を吹っ飛ばした。

スクブスの体を貫通して結界も貫通させ余の城の壁も穴が開いてしまった。

スクブスは近づかれた事にも攻撃された事にも気付かない。

これは修行のし直しだな。


ママ「それまで。レインを妾とする。」


レイン「ありがとうございます。」

(うれしくない。うれしくないよ。)


レインはうつむいている。そうか泣くほど嬉しいか。



余の直属の配下にスクブスの欠損を治療させた。


スクブス「畜生ーーー!!!」


スクブスはでかい声で怒鳴る。


スクブスとセラは殺す勢いでレインを睨んでいる。












ママ「話は変わるが皆を集めたのは理由がある。妾の話ではない。余は最近異世界をまた発見した。そのためのお遊びだ。」


余は色々と異世界を発見しては遊んでいる。だが遊ぶに値しない者が多いので学校の奴らに任せている。


ママ「今回は地球という星だ。その中に今は強くないがそのうち脅威になるかもと余の感が言っている。そいつらを連れてくれば褒美をやろう。まずはいつものように偵察して地球の雑魚の戦力を奪え。」


余が直々にそいつらを鍛えてやるわ。




全員「「「御意。」」」






そうして僅か一時間程度で地球にいる戦力、警察・特殊部隊・軍事兵隊は残虐させた。


たわいもない。






この物語はフィクションです。


次はレイン編です。

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