狭間軍団 (学校)1/2
戦闘は難しい
時間軸でいうと一話より前です
ママ視点です
余は、この狭間の世界最強の神である。
故に性別など存在しない。名前はママ。ママ・神である。
余は最強である。最強であるが故に暇なのだ。
色々な遊びをした。色々な者と戦った。だが異世界にも行った。遊びや戦いにすらならなかった。
それで、ある時思いついた遊びだ。学校を作ってみよう。
余が師匠となり色々教えつまみ食いをしてみようと。性的な意味ではない。
戦いだ。
ひそひそとやっていたつもりだが次第に大きくなり、いつからか恐れられるようになってしまった。
それが狭間軍団である。
狭間軍団には四つの種族で成り立っている。
一つ目は悪魔族
二つ目は天使族
三つ目はドラゴン族
四つ目はゾンビ族
である。別に順番はない。が故にいつも喧嘩が絶えない。
決闘は認めてはいるが殺しは禁止としている。余の楽しみが減ってしまうだけだからな。
その四種族の中でも10階級に分けている
天凱王級
帝級
夢幻級
伝説級
オリハルコン級
超越級
特殊級
上級
中級
下級
の10階級で上から下に階級が下がる。
階級を上げるためには自分がいまいる階級より上の階級の者に認められるか余に認められれば階級を上げられる。
当然、飛び級も有りだ。
天凱王級だけが余の指導を受けられる。
今、その天凱神級の悪魔・スクブス・デモンと天使・セラ・エンジェルの稽古をしているところだ。
スクブス・デモンは女である。角が生ええており、髪はショートの紫で目も紫。美女でありボンキュボンである。だがなぜか余に好意を寄せており崇拝している。うざったらしい。
セラ・エンジェルも女である。髪は金髪目は青。美女でありボンキュボンである。スクブス・デモンよりでかい。天使の羽根と輪っかがある。こっちも崇拝している。
ママ「どうした。褒美が欲しくないのか?それどころか触れてすらいない。ちっとは楽しませろ。」
スクブス・デモンとセラ・エンジェルの目の色が変わった。二人とも焦っている。
スクブス「レイザー・ビックバン」
セラ「シャイニング・レイン」
レイザー・ビックバンとは圧縮された半径1mのレーザービームを放射し触れた瞬間半径一キロを吹き飛ばす。
シャイニング・レインはそのままの意味で半径5メートル長さ10メートルの光の雨を約千本降らせる
どんなに速い奴でも逃げられない攻撃だ。だが転移や時空間を超えられる余では無意味なのだ。
だが。避けるまでもないがな。
闘気だけで吹っ飛ばす。
ママ「ハァー」
吹っ飛ばすまでもない。かき消えた。
ママ「おいおい。避けるまでもない。なめているようなら殺すか学校から追放する。」
もちろんそんなことはしないがな。
スクブス「ママ神様。大変申し訳ございません。ママ神様から離れたくありません。」
セラ「ママ神様に殺されるのは大変嬉しいです。ですが追放だけは追放だけは。」
天凱神級の悪魔・スクブス・デモンと天使・セラ・エンジェルは泣いていた。
ママ「泣くほど悲しいなら攻撃を当ててみよ。当てたら好きなことをしてやろう。」
スクブス「御意」
セラ「命に代えても。」
スクブスは悪魔の闘気を纏い10mに巨大化した。
セラは光輝き十二枚の翼を十六枚に変化させた。
ステータスが多少上がったがそれでもまだ余の十分の一だ。
そして二人とも全裸になった。
ママ「はぁーーー!!」
裸になる必要がない。こいつら馬鹿だ。
スクブスが全力で突っ込んできた。
セラが全力で逃げて行った。
おいおいセラが逃げていったぞ。
逃げるのか!
スクブスが右手で何かを放とうとした。
と思ったがフェイントで斜め右に回り込みデモンズ・ソードで刺そうとしてくる。
もちろん闘気で吹っ飛ばす
剣が折れたがスクブスがそのまま右から後ろに回り込んだ。
セラ「シャイニング・レーザー・テレポート」
Ⅰm正面前からいきなりビームが現れ余に向かってきた
セラがテレポートさせたビームだ。
スクブスも後ろで攻撃してくる。
もちろん闘気で吹っ飛ばす
ママ「ハァー」
ママ「余の闘気を超えられなければ当たらんぞ。」
スクブス(流石ママ様。あの作戦でいくぞセラ)
セラ(大丈夫かですの?)
スクブス「デモンズ・ブレス」
セラ「シャイニング・ブレード」
デモンズ・ブレスは霧状の毒で範囲10メートル
シャイニング・ブレードは光のレーザーソードである。
同じような攻撃を!こんなの闘気で吹っ飛ばす
闘気をだした。
ママ「ハァー」
スクブスは余の後ろ(闘気のぎりぎり手前)に転移をした。
セラ「コーター・テレポート」
なんと時空間からセラが出てきて(闘気のぎりぎり手前)で余に前から抱きつこうとしてきた。
スクブスも抱きついてきやがった。
だが余は触れる前に上に飛びテレポートで離れた。
危ない!危ない!
スクブスは一瞬で目の前に転移してきた。
セラ「シャイニング・レイン」
最初の時よりでかいシャイニング・レインがスクブスがいるにも関わらず余に襲いかかってきた。
どうやらセラはスクブスを挟んで余の前にいるようだ。
もちろん闘気で吹っ飛ばす
ママ「ハァー」
だが闘気に穴が開き余に攻撃が届いた。
ママ「はーーーー!」
ダメージを受けたぞ。
ママ「ふ・はははは。何をした?」
セラ「わたくしが光の三角錐型で一点集中攻撃でシャイニング・レインを放ちスクブスがシャイニング・レインを殴りました。名前が気に入りませんが!」
ん。何を言っている。ああそういうことか。
攻撃を集中させることにより闘気に穴を開けたか。
セラの攻撃をスクブスがよけながら後ろからぶん殴ったのか。
二人でテレパシーの技を使い話し合ったのだろう。
技の名前などどうでもいいだろう。
ママ「器用なことをするものよ。まあ良い。約束は約束だ。好きなことをしてやろう。何が良い?」
セラが裸でもじもじしだした。
セラ「接吻がいいです。」
スクブス「抱いてください。」
ママ「褒美はいらないのか?武器でもスキルでもくれてやるぞ?いらないのか?」
セラ「卑怯よ。スクブス。わたくしだって抱いて頂きたいのに。」
スクブス「セラはキスだけだ。くくく」
ママ「お前ら、余の話を聞け!」
スクブス・セラ「「申し訳ございません。」」
ママ「能力はいらないんだな。」
スクブス「はい。抱いてください。」
セラ「わたくしもお願いします。」
ママ「しょうがない、一回だけだぞ。」
スクブス・セラ「「はい!!!」」
二人とも涙を流して喜んでいた。馬鹿者だ。
ママ「スクブス・セラ!狭間軍団を全員集めろ。全員に話がある。」
スクブスとセラを一瞬、抱きしめてやった。
スクブスとセラは涙を流している。