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ストーカーちゃん パート1

 

ん、何が起きたんだ。

突然化け物が消えたぞ!

レインさんが話かけてきた。


レイン「龍人よ、。戦いかっこよかったのじゃ!」


いやいや今化け物が消えたことの方がよっぽど凄いよ!あとレインさんのほうがかっこいいし!


龍人「あの化け物はどうなったんですか?あなたは敵ではないのですよね?あの化け物を知っているのですか?」


レイン「まあ、落ち着け龍人よ。」

(ぷぷ、あの雑魚が化け物だって。まあ龍人ではしょうがないか。)


龍人「落ち着けるわけないよ」


レイン「いや、まずは六花の治癒が先なのじゃ。死んでしまうぞ。」


少女は気絶していた。もしかしたら死んでいるんじゃないか?

なんか心がざわついた。


龍人「そうだよ。早く助けないと。」

僕は手が折れているので落ちている少女の両腕を脇抱えて少女のところに行った。

そして心臓が動いているか確かめた。


レイン「何をしているのじゃ。」


龍人「心臓が動いているか確かめているだけだよ。」



レイン「六花なら死んでいないのじゃ。そういう龍人もひどいケガじゃがのー。」


え、なんでわかったんだ。


龍人「僕は大したことないよ。それよりこの娘を病院に連れて行くから手伝って・・・・欲しい。」


レイン「・・・病院がよく分らぬが、龍人が治せばよいではないか。余も手伝うぞ。龍人と六花の潜在能力を引き出してやろう。」


え、治せるの?


龍人「どうやればいいの?早くしないと。」


レイン「もみもみすればよいだけじゃ。余にもやったでわないか!」



はー、そんなんで治るのかよ。

確かにレインさんを治したよ。

でもそれは化け物だからだよ。

あ、レインさんが睨んできた。え、わかるの?

まあ、レインさんは治ったけどレインさんはドラゴニュートだからね。

でも今はできることをやらないと。

僕は自分の腕を動く範囲の最低現治してから本気でマッサージをした。


レイン「余も手伝うかの~」


レインさんの手から緑っぽい光がでて少女と僕に振りかかる。

なんか力が湧いてくる


少女がすぐに回復した。

レインさんの時は三時間位かかったけど少女は五分くらいで腕もくっついて元に戻った。

いやいや、いくら潜在能力開花させたからって可笑しいよね!


レイン「龍人は流石だのー。もうスキルも3になっとるし。ステータスも大幅に上がっとるぞ。」


レインさんに言われてステータスを確認してみた。





天心龍人 15歳 男 レベル5


 HP:320/320

 MP:158/158

 筋力:211

 防御:256

 俊敏:311

 魔力:159


魔法 :なし

スキル:もみ師レベル3


状態:良好




くそ上がっているし。

なんかありえないんですけど。

レベルとステータスの比率

可笑しくないですかーー



レイン「あの雑魚がステータス平均100位だから今の龍人なら余裕で勝てるぞ。ちなみに潜在開花はまだまだできそうじゃから龍人はまだまだこれから強くなるのじゃ。だが今、全開まで上げてしまうと体に負担がかかって体が壊れてしまうから少しづつ上げてやるのじゃ!」


龍人「なんかついていけないんだけど。」



レイン「余だってびっくりじゃ。」



龍人「とりあえずレインさんのこと詳しく知りたい。あの化け物と知り合いらしいし。」



レインさんが少女を揺さぶっている


レイン「あ、六花が目を覚ましたみたいじゃ。」



龍人「いやいや、レインさんが無理やり起こしたんでしょ。凄いケガだったんだから寝かしといてあげてよ。」


六花「うーーん」


少女が目を覚まして、少女と目が会った。

スッゴイ恥ずかしそうにしている

顔が真っ赤だ。


六花「龍人、無事でよかった。」


ん、僕のこと知っているの?

え、僕は知らないよ。

でも、可愛いな。ちょっと好きになちゃったかもしれない。


龍人「なんで僕のこと知っているの?」


六花「ずっと見てたから。」

(うん。ずっと見ていたよ。私の王子様。こんなに近くで話してる。恥ずかしい。)



ん、ずっと見てた?

どういうことですか?

なんか顔が赤いよ。


龍人「僕君のこと知らないんだけど。どこで会ったのかな?」



六花「・・・」

(どうしよう!なんて答えればいいの?本当のこと言ったら嫌われちゃうよ!ストーカー女なんていえないよ)



龍人「いいたくないなら無理にいわなくてもいいよ。でも僕は君のこと気に入ってしまったから・・言える範囲でいいから教えて欲しい。名前はレインさんから聞いたから知っているけど。僕のことも知って欲しいし。」


六花「龍人のことは知ってる。」

(どうしよう龍人から気に入っているって言われちゃった。余計に本当のこと言えないよ。)


龍人「え!!」


レイン「余を仲間外れにするな!」


ん、どこであったんだ。僕は知らないぞ。

おい。全然話が進まないぞ。

取り敢えず話を繋げよう。


龍人「体の方は治ったように見えるけど大丈夫?」


六花「え、そういえば私の腕と足が・・・」



龍人「うん、まあ、マッサージでね。」


レイン「龍人よ!それでは何が何だかわからんよ。龍人のスキル技もみ師と余の潜在能力開花で傷を治したのじゃ。六花もステータス確認してみるのじゃ。」


六花「うん」


立花六花たちばなろっか 15歳 女 レベル8


 HP:400/400

 MP:312/312

 筋力:188

 防御:287

 俊敏:366

 魔力:357


魔法:光魔法レベル2


スキル:弓術レベル3  集中レベル3


状態:良好


六花「本当だ。凄い上がっている。」


龍人「ん、なんでこの娘はステータスのことを知っているんだ。

   それに化け物の戦いのときも魔法っぽいの使っていたし。」


やばい、声に出してしまった。


レイン「それはあの臭くて狭い部屋、なんていったか・・・。

    忘れたけどその中での余と龍人の会話を聞いていたからだろう。

    それにその後、余と龍人が別れた後も付けていたのじゃ。余も気になって尾行してたがの~」




龍人「え、どういうこと?」




六花「ごめんなさい。ストーカー女だったの。」

    



六花はりっかと読まないでろっかです。

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