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愛と悲しみのスキル ゴッドハンド  作者: ドラゴン
四章  戦闘開始
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レインVS三バカ 2

三人称レイン視点です。





セラ「オッホホォー!!あれあれ?ご自慢の神級の剣はどうしたのかしら!」


レイン(おのれーー!三バカのくせにムカつくのじやーーー!)


レイン「その盾はなんなのじゃ?」

(あの盾はやばいのじゃ!!


でもそんなの関係ないのじゃ!


糞なのじゃ!


つい、セラのバカに釣られて話しかけてしまったのじゃ!


早く三バカを倒さないと龍人の命が危ないのじゃ!


コイツらに構っている暇などないのじゃ!


どんな盾だろうがぶち壊してくれるのじゃ!)



だがしかし、レインは先の一撃でセラを倒さないことで薄々気付いている。コイツら三バカを速攻で倒すことは無理だと言うことを!


先の一撃でもしかしたら倒せるかもしれないという淡い期待も有ったが無傷に終わってしまった。


この差は大きい。


精神的に!


龍人の命の時間がない。


セラ「レインを捕まえる為の秘密兵器よ。」


セラはレインの事をバカにしたような笑いをしながら言う。


スク「このバカ!!お前は黙っていろ!!!」


スクブスはセラを睨みつけながら言う。


ドン「本当にそうだな!」


ドンは手を投げ出しやれやれと呆れている。


セラ「何ですって!!!」


コイツら本当にバカで隙だらけなのだとレインは思う。


レインはセラの後ろに龍時空天歩で回り上段から斬りかかるよう見せかけて置いて剣の切っ先だけディメンションワープさせスクブスの目の前の空間から出し上段から斬りかかる!


ディメンションワープとは神級時空最大魔法でゴッドディメンションワープの略だ。

時空最大魔法であったとしても異次元空間を作り出す事が最大なのである。

よって時間軸を変えたりだとかタイムスリップは出来ない。


ん!!


スクブスはさも目の前に来るのが当たり前の用に見ずにディメンションワープさせた剣の切っ先を避ける。さも来ることが分かっているかのように。セラと同じ盾をスクブスも持っていているが温存している。


レイン(余の斬りかかりなど防ぐまでもないと?


余の事を舐めているのか?


ち、ちくしょーなのじゃ!)



だがしかし、レインがディメンションワープと一緒に放った二回同時攻撃二つ目の魔法が発動する。


セラの下から発生させた神級で最大攻撃炎魔法ゴッドインフェルノ・プロミネンスでレインと三バカを巻き込み半径百メートルを爆発させる。


熱量は狭間の空気を呼び込んだので約1000万℃に到達している。


本当はもっと範囲が大きいが龍人達を巻き込まぬよう原子のエネルギーを操作して水素爆発(狭間の空気を混ぜ込んだ)の光の飛び散る量と範囲を絞り込び温度で地球がぶっ壊れないよう周りを空間で覆ったレインの範囲指定空間魔法攻撃である。


レインにはどんな炎も効かない。


まだ爆発は治まらないがレインには竜眼があるので奴ら三バカの様子が良く分かる。


全くの無傷だ。


セラの結界の力でレインの魔法が防がれた。


レイン「どうなっているのじゃ!なんでこんなにこんなに強いのじゃ!」


合わせ技ではないたかが(炎最強)魔法を防がれた事をレインは驚いている訳ではない。

奴ら、三バカが隙だらけのくせにレインの攻撃が当たらないことにレインは驚いている。


前に会った時の三バカならば死なないまでも確実に怪我位はしているはずだとレインは考える。


レインの計画では、そこからじわじわと攻撃していくはずだったのだが全ての計画が狂ってしまった。


前の三バカなら確実にただ突っ込んで攻撃する単調な攻撃だけだったがまったく攻撃してもこない。


それにステータスも可笑しい。


レインは竜眼の目を持っているので隠蔽など効かない。


なので敵の全てのステータスを見ることが出きる。


明らかに最後に戦ったよりもレインとの差が縮まっている。

 


レイン(余のステータスと気は龍人にいっぱいもみもみしてもらったので以前戦った時より確実に強くなったはずなのに!!

何もかもが可笑しいのじゃ!)



セラ「あなたの実力はこんなものだったのかしら?」




ビシ!!!


レインの額の血管がブチ切れる。



レイン(こんなもんだと?




余の力が!)





スク「このバカ!!レインを煽ってどうする!!」


セラ「そう悪い事ばかりではなくてよ!」


ドン「バカだな!」


スク「フン!確かにな!」


レイン(三バカの癖に余を見て笑っているのじや!


なんて笑えない冗談なのじゃ!


余を舐めくさりやがって!


こんなバカな格下にバカにされるとは!


余よりも魂で弱い存在にここまでコケにされたのは初めてなのじゃ!


上等なのじゃ!


久々に血が騒ぐのじゃ!龍人ドラゴニュートの血が騒ぐのじゃ!


ニヤけてしまうのじゃ!楽しくなってきたのじゃ!


嫌、いけないのじゃ!龍人の為にさっさと倒さないといけないのじゃ!


余には暗殺型の攻撃方など似合わない。


元天剴王級最強の余の実力、本当の余の戦い方を見せてぶっ潰してやるのじゃ!


ドラゴニック・グラビトンインフェルノブラスト・テレポートでも打つか!)


この合わせ技は今までママ神以外には打った事のない技である。


龍波動ドラゴニックとは龍闘気を手に集めてぶっ放す技である。


グラビトンは余の一番得意な魔法の神級最大重力魔法ゴッドグラビトンの略である。今回は圧縮型を使う。敵を引きつけて炎魔法の威力を上げる。


インフェルノは先ほど打った神級最大攻撃炎魔法ゴッドインフェルノ・プロミネンスの略である。


ブラストは神級最大風魔法ゴッドエアーブラストの略である。

そのまま使うと弱いが重力魔法と炎魔法と相性が良いのでレインは良く混ぜて使っている。


レインは竜波動、重力魔法、炎魔法、風魔法の四つは全てレベルマックスなので最大威力で打てる。


どの技一つでも地球など余裕でぶっ壊す技と魔法である。


最後にテレポートと呼んでいるが実際の名前は神級異次元転移魔法時空瞬間テレポートという。

距離によりMPマジックポイントの消費が凄まじく多いと言われているがレインにとっては大したことはない。

転移魔法もレベルマックスまでレインは上げてあるのでどんな所でも思いのままなのである。

そのテレポートで技と適ごと違う空間に飛ばす。


レインの技の火力は凄まじので専用の空間を用意してある。そこに技と適を飛ばす。


だがしかし問題がある。


これだけの合わせ技となると融合が難しいのでテレポートの硬直時間が長くなる。

その間に三バカに逃げられてしまう恐れがある。

それではまずい。


だが合わせ技を使わないと威力が足りないので三バカを殺すことは難しい。


レイン(ふん!もういいのじゃ。


テレポートは無しなのじゃ!


地球ごとふっ殺してやるのじゃ!


地上から空に向かって打てば少しは地球も寿命も残るのじゃ。


一分保てばいいのじゃ!


その間に龍人と六花とポーチとみどりだけ助ければいいのじゃ!


よし!!そうしようなのじゃ!


三バカに避けられたら嫌なので挑発しておくのじゃ!)


レイン「セラ、余の攻撃力とお前の防御力の勝負なのじゃ!!」

(こう言えばセラは避ける事などしないのじゃ!)



セラは嬉しそうに笑いながら言う。


セラ「私が負けるはずが有りませんわ!!」


レイン(フン!!雑魚のくせに生意気なのじゃ!)


レインは必殺技を打つ為、一瞬で三バカの真下になる地面までテレポートで移動した。


レインの真上にはレインの攻撃を待ち構えているセラと成り行きを見ているスクブスとドンが空中で浮かんでいる。


レインは四つの技を上手く融合しようと思い、ドラゴニック・グラビトンインフェルノブラストを発動させようとしたとき異変が起こった。




ッッッ!!!!!




レイン「龍人おおおおーーーーー!!!」

(余は一瞬目の前が真っ白になったのじゃ!


地獄になったのじや!


龍人が死んでしまったのじゃ!)



三バカに後ろから攻撃されても構わない!レインは敵の攻撃など警戒もなしに龍人のところまで龍時空天歩で全力で向かった。



レイン(良かった!本当に本当に良かったのじゃ!


龍人は生きているのじゃ!


余は龍人をなるべく優しく抱きしめる。


余が殺したらとんでもないのじゃ!


だが安心は出来ないのじゃ!


龍人の体はゾラの凄まじい呪いで呪われているのじゃ!


今やっているが龍人の潜在能力を龍波動で少し上げた所で治らないのじゃ!


どうしたらいいのじゃ!


龍人おお!死んだら嫌なのじゃ!


龍人は絶対に死なせたらいけないのじゃ!!



龍人ならあの全世界最強の神ママのジジーだって倒せる救世主になるはずなのじゃ!



でもそんなの関係ないのじゃ!


龍人を愛しているのじゃ!


龍人に死んで欲しくないのじゃ!)




レインはこの時になって龍人に出会った瞬間から龍人に恋に落ちていたと気付くのである。





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