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愛と悲しみのスキル ゴッドハンド  作者: ドラゴン
三章  戦闘準備2
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迷宮訓練2

迷宮にまだ入ってもいないけど一様、タイトルは迷宮訓練にしときます。

タイトル考えるの面倒なので。すみません


うわっ


この塔って迷宮だったんだ。


てっきりレインさんのお城だと思っていた。


かなりしっかりしていてかなり豪華だと思う。地球の材質でわないと思う。


わからんが!


大きさも東京ドームより大きいかな。


それに何階建てだな知らないけど凄い高さで建っている。


みどり「凄いね!」


六花「うん。」


みどりと六花は仲いいな。二人でいることが多くなったと思う。


ポーチは一人でちゅぱちゅぱと指をくわえている。


僕が指をポーチの目の前に出すと僕の指もでちゅぱちゅぱと指をくわえてくれる。


レイン「余も舐めるのじゃ。」


レインさんは僕の反対の手を舐めてくる。


六花もくわえたそうだ。


みどりは睨んでくる。別にいいじゃないか。指位。


何やってるんだろ僕ら。


ちょっと気になることがあるのでレインさんに聞いて見る。


レインさんは僕の指を離して上目遣いで答える。


龍人「レインさん。狭間軍団は地球を征服しに来たんじゃないの?なんで何もしてこないの?」


レイン「別に征服するために来たわけじゃないのじゃ。

    たまたま地球という星を見つけたから遊びに来ただけなのじゃ。

    ママのじじーはそうやっていつも面白そうな生き物を連れて行くのじゃ。

    だから龍人と六花とみどりとポーチも連れて行こうとするのじゃ。」


みどり「私たちを連れて行ってどうするの?」


レイン「殺す為だと思うのじゃ。」


みどりはぞっとしている。


龍人「ママの野郎が直接来てやればいいじゃないか!」


レイン「そんなの余は知らないのじゃ。ママのじじーに聞いたこともないのじゃ。ママのじじーに聞いてくれなのじゃ!」

(ママのじじーの事なんか興味ないのじゃ。)


嫌だよ。そんなこと。殺されちゃうじゃないか!


みどり「連れて行った後、地球はどうするの?」


レイン「今まで余が見て来た限りではみんなぶっ壊しているのじゃ。」


龍人「じゃあ何で今は何もしてこないの?」


レイン「良く分からないのじゃ。でもいつもこんな感じなのじゃ。そんなこといいのじゃ。早く迷宮で修行するのじゃ。」


龍人「迷宮ってどういうこと?ここで僕ら修行するの?」


僕は驚きながらレインさんに聞く。


レインさんは立ち上がり言い出した。


レイン「そうなのじゃ。面白そうなので迷宮を作ったのじゃ。

    中にはトラップやスキル無効部屋とかあるのじゃ。

    一階から百階まであるのじゃ。上に上がるほど敵が強くなるのじゃ。

    モンスターは余がスキルで作りだしたのじゃ。

    スキルはママのじじーにモンスターを作り出すスキルを貰ったのじゃ。

    ボス部屋は狭間軍団とは別の部下と死んだドラゴンをゾンビ化させた者をママのじじーがくれたのじゃ。

    あとは異次元の強敵でママのじじーが従順に洗脳した奴を貰ったのじゃ。

    最初の頃は弱すぎて使い道がなかったのじゃが、ちょうどいい事にメイの修行に使ったのじゃ。

    いやー使い道があって良かったのじゃ。

    まあ、最後の方のボスは天凱王級より少し弱い位だと思うのじゃ。

    龍人たちならいい修行になるのじゃ。

    いっぱい説明しすぎて疲れたのじゃ。

    龍人、料理を作ってくれなのじゃ。」


ヤバい、このままじゃずっと料理を作れと言われるぞ。


僕は手伝っているだけだけどね。


っていうかそんなこと考えている場合じゃないぞ。


今、レインさんとんでもない事をサラッと言ったぞ。


この迷宮、敵の最強クラスが居るのかよ。


とんでもないな。


でも心強い。ってこともないか。レインさんがいるんだし。


でもでも、階層ごとに強くなるのなら、強さの近接した敵と戦えるのはありがたいな。


レインさんだと強すぎるからな。全然戦いにならない。


レインさんは手を抜いてくれるけど、やっぱり格上だけじゃなく同じぐらいの強さの敵とも戦いたい。


そのことがローズとの戦いでよくわかった。


ママの強さも厄介だぞ。


モンスターを作り出すスキル


ゾンビ化で生き返らせる


相手を洗脳できる。


これだけでも最悪なんだけど。


ヤバいだろ。こんな敵。


後でレインさんと話し合おう。他のスキルや本当にママと戦うのかを。


戦うなら戦略を練らないといけない。


ん?


ていうか待てよ。


ここの迷宮のボスに天凱王級の敵と戦ってもらえばいいんじゃね?


龍人「レインさん、ここのモンスターと強い階級のボスに狭間軍団と戦ってもらえばいいと思うんだけど。」


レイン「ふんなのじゃ!天凱王級以下の奴らなぞ余一人で十分なのじゃ。

    問題なのはママのじじーだけなのじゃ。ママのじじーは龍人に任せるぞ!」


いやいや、可笑しいでしょ。


レインさんにだって勝てないのに。


龍人「ポーチに任せるよ!頑張れポーチ!」


ポーチ「ポーチ頑張るです。ごしゅじんさま。」


レイン「ポーチなんか勝てるわけないのじゃ。弱っちーのじゃ。」


ポーチ「ムー。ポーチ強いです。」


また始まったよ。ポーチとレインさんの争いが。


まあ、一方的にポーチが殴られているだけだけど。


それにしてもレインさんは手を出すのが速すぎだよ。


もうちょと我慢して欲しい。


六花「ポーチが殴られてるの龍人のせい。」


龍人「えー、なんでだよ?」


みどり「ポーチに任せるとかいうからだよ。」


ああ、それか。


龍人「ごめんなさい。」


みどり「私たちにいわれてもねー?」


みどりは六花を見る。


六花「うん。」


レイン「ちょうどいいのじゃ。みんなで掛かってくるのじゃ。」


龍人「え!!だってこれから迷宮に入って訓練するんだよね?」


レイン「ボコボコになってから迷宮に挑むのじゃ!」


そんな無茶な!!


六花もポーチもやる気満々だ。


みんな戦闘狂だよ。


ポーチはもうすでにボコボコだけど。


みどりは顔が引きつって苦笑いだ。


まあ、僕もレインさんと戦いたかったけどね。



三人は昨日と同じように連携してレインさんに攻撃している。


あまり昨日と変わらない。


僕のマッサージでステも上がってるんだけど。レインさんが強すぎるんだね。


六花は遠距離型なので最初の頃は、ポーチとみどりと僕に攻撃が当たらないよう声を出してから攻撃していたが、それだと駄目だとレインさんに指摘されたので今では阿吽の呼吸で攻撃している。


でもそれがまたいい訓練になっている。


六花の攻撃がどっから飛んでくるか分からないのでみんな視野が広がったと思う。


と思いながら僕は見ているだけだ。


みんなとは強さが違いすぎて連携が取れないと思ったからだ。取れるようにしないといけないんだけどね!


それにレインさんとはタイマンで戦いたいからね。


まあ、まだまだ全然勝てないんだけど。


ぼけーと僕が見ているのを見かけてレインさんが言ってくる。


レイン「龍人は掛かって来ないのか?」


六花もポーチもレインさんに適当にあしらわれながら僕に話しかけてくるのでムカッとしてる。


龍人「レインさんとは二人きりで戦いたいからね。」


レイン「余も龍人と戦うのは楽しみなのじゃ。」


ポーチ「ぶっ飛ばしてやる。」


六花「うん。」


二人とも無視されたのでご立腹だ。


レイン「三人とも我慢強くなったのじゃ。

    それぞれに合わせた攻撃をしているのじゃから普通ならもう動けないはずなのじゃ。」


我慢強いだけではレインさんの攻撃は耐えられない。


みんなレインさんに教わった通り攻撃を受け流している。


それでも全部受け流せるわけないので相当痛いだろう。


打撲というより骨が折れている。


六花「弱いと龍人と一緒にはいられない。」


そんなことないと思うけど。


ポーチ「糞ババ―。」


おい、ポーチ。それは悪手だろ。そんなこと言ってレインさんを怒らせてどうする。


あ、ポーチを殴る強さが増している。馬鹿だなポーチは。


僕とレインさんはお似合いだとか言っとけばいいのに!


みどり「私だって。」


でもレインさんは凄いな。ホントに師匠に向いていると思う。


的確に僕らの弱点を突いてくる。


六花には常に近距離攻撃だ。


ポーチとみどりには常に視覚から攻撃している。


遠くから見ているとよくわかるが三人ともよくレインさんを見失っている。


三人の動きに合わして動いているから僕からしたら遅いけど。


でもレインさんは遠距離攻撃は使っていない。


レイン「そろそろ終わりにするのじゃ。」


そういいながらレインさんは三人を半殺しにする。


僕は体の中が良く見えるのでよくわかる。


レインさんは鬼師匠だ。



六花「まだ終わりじゃない。」




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