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運命の出会い




今、凄い事になってる。どうしよう!どうしよう!

頭が働かない。

まず家に帰って姉ちゃんの安全を確かめないと!


龍人「僕、家に帰って姉ちゃんをみてくる。みどりも来て!

   あ、みどりの家族の安全も確かめないとだし。どぅしようか?」


みどり「私の家は龍人君のお姉ちゃんの後で大丈夫だよ。」

 (凄い動揺してる。龍人君どう見てもシスコンだよね。まあ、しょうかないか。)


龍人「みどり大丈夫?ケガはない?つらいなら負ぶっていくよ」


みどり「怪我はしてないから大丈夫だよ。」

 (ドキっとした。たまに龍人君男らしいから。)


龍人「じゃあ、急ごう」


みどり「うん!」





僕は全力で家まで走った。みどりもついてきた。僕は運動神経あんまりよくないからね。

普段運動も体育だけだ。

全身汗だくで疲労が凄い。疲れる。

家について姉ちゃんを探したけどどこにもいなかった。

トイレの中も見てしまった。

取り敢えずみどりの家族を先に会うことにした。お隣だけど。

みどりは一人っ子で家族三人で暮らしている。みどりのお父さんは仕事に出かけていなかったけどお母さんの方は無事でいた。

二人で姉ちゃんを探しに行こうとしたけどおばさんに止められた。だけど逃げて来た。

だって姉ちゃんが心配なんだもん。

ごめんなさい。おばさん!



僕は姉ちゃんが行きそうなところを虱潰しに探した。

一生懸命探した。

けどどこにもいなかった・・

涙が出てきた。

なんでいないんだよ。

姉ちゃん!!

あんなに冷たくしなければよかった。

少しくらい甘やかしてやればよかった。



僕は人がいない路地裏に入って探していた。

なんか寒気がするなー。この辺なんかやばいぞ。

でも姉ちゃん探さないといけないし。

怖いけど探そう。

なんか変なのを見つけたぞ。

なんかすごい大きい翼が生えたお姉さんが倒れているのを見つけた。

僕の第六感が告げる。

あれには近づくなと。

来た道を引き返そうと反対に向いたその時、僕の足は掴まれていた。



ぞくりと背筋が伸びた


なにが僕の足を掴んだんだ。

化け物と僕の距離は相当あったぞ。


振り向いて掴まれたところを見てみると化け物の手みたいなもので掴まれていた。

おい、このまま僕、死んでしまうのか!

嫌だよ。そんなの。


レイン「待つのじゃ!」


よく見てみると金髪で凄い美人のお姉さんだった。

姉ちゃんより綺麗な人なんて初めて見た。

可愛いさランクAAAだ!!嫌、もうこれは文句なしのSでしょ!!

僕が生きてきた中でみた一番だと思う。芸能人なんて目じゃない。

顔のバランスが凄まじい。まさにシンメトリー。二重で切れ長で綺麗な瞳。鼻は外人よりは低いけどかなり高い。だけどボテっとしてなく薄っすらとしていて綺麗だ。ずっと眺めたくなるほど。唇は厚みがあり綺麗だ。


僕はしばらく時間を奪われた!


だけど、手足が緑で大きくて鋭い爪が生えていた。

まるでお時話に出てくるドラゴンみたいな手足だ。ドラゴンの翼もあるし。


そんなこと、考えている場合じゃないぞ!


僕は掴まれていない反対の足で思いっ切り化け物の手を踏みつけた。

この野郎ー!この野郎ー!

美人だけど関係ない。こいつは化け物だ。敵だ。


龍人「痛てぇーー!」

 踏んずけた僕のほうがダメージを受けてしまった。

 痛い痛い!

 硬すぎだろ。この化け物。 

 お姉さんは難しい顔をしていた。

 何かしてくるつもりか?



レイン「龍人、余の体をもみもみするのじゃ!」


龍人「はあああーーーー」

 何を言っているんだよこの化け物は!

 胸でも触れば許してくれるのか。

 とんだ淫乱化け物だなー

 しょうがない。僕の最高のテクニックをお見舞いしてやるか!

 僕は化け物だけど綺麗な美人お姉さんの大きい凹凸をもみもみ。

 かなり大きいな。

 初めてだ。

 化け物とは思えないな。

 この感触は。幸せだ。


レイン「んー!!アーー!!」

 

どうやらは化け物だけど綺麗な美人お姉さんは満足したようだ。

僕はニヤッと笑った



ドーーーーーン




と思ったらいきな壁が逆さまになった。

ずごい音がしたぞ

痛てーー あ頭が痛い

クラクラするぞ。

何が起きたんだよ

腰もお尻も痛い。何がおきたんだ!

痛い!痛い!今になって痛み出したぞ。

何されたか分からないが攻撃されたことには間違いない。

頭に来るが怖いから我慢しよう。糞。


レイン「おい!小童!余は胸は触ってもよいとは言っておらんぞ!なんてことをしてくれるのじゃ。」

(はじめてなのに、はじめてなのに。このませガキが!)


余ってなんだよ!

どうやら化け物に吹っ飛ばされたみたいだ。

どうやったかはわからない。

でもこの感じだと殺される事はなさそうだ。


龍人「おまえがもみもみしろって言ったんだろ!」


気持ちよくしてやったんになんで殴られなきゃならないんだよ。

僕も気持ち良かったけど。えへへ!


レイン「お前だと!この小童が!治して欲しい場所は胸ではないのじゃ。もみもみしてこの傷を癒してほしいのじゃ!!!

観ればわかるだろ。そこら中、怪我しているのじゃ!!」


龍人 「のじゃだってぷぷ!!」


また吹っ飛ばされた。

痛い!痛い!マジ痛い!!!


龍人 「痛てーな!!化け物--!! 」


よく見たら化け物は血だらけだった。

緑色なのでよくわかんなかった。

模様じゃないのかよ。





レイン「お主、バカだろ! まあ良い。余の胸をもんだんだから余の奴隷となるのじゃ!

    それと、どこか隠れる場所はあるか?」


龍人「奴隷なんて嫌だよ。」


奴隷なんて冗談じゃない。


レイン「まあ、奴隷はどうでもよいのじゃ。」


龍人「いいのかよ。」



僕は隠れるところを色々考えたけどここしか思いつかなかった。


それはマンホールの中である。

何気にマンホールも開くもんなんだな。


二人きりだ。ぐふふ!






一人と化け物はマンホールのなかに入った



エッチな事でもしてやろう!!



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