表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
愛と悲しみのスキル ゴッドハンド  作者: ドラゴン
二章  戦闘準備
14/64

レインさんとマッサージ

ちょっと長いです


ふう、朝六時に目が覚めた


今日はいつもよりすっきりして目を覚ますことが出来た。

これも六花のおかげかな。

まあ、学校がないからこんなに早く起きる必要ないんだけどね。


昨日の事を考えるとニヤニヤしてしまう。

そういえば、六花と付き合ったんだもんなー。早く、エッチがしたいなーー。


今日から修行をしないと六花も守れないからね。

あと、食品も買わないと。昨日はレインさんがいっぱい食べたしね。

今後のことも考えると一週間位買いだめしておかないとね。


早く六花に会いたいから起こしに行こうと思ったけど、迷うよなー!

まだ、朝早いし女の子の部屋に行くのもどうだかなー。

レインさんは別にいいけどね。


朝ごはんは僕が作ればいいんだけど、六花のお料理が食べたいからなー。

レインさんのマッサージの事もあるからやっぱり起こしに行くことにする。

だって六花のお料理おいしいんだもん。








六花とレインさんには姉ちゃんの部屋のベットで寝てもらった。


トントントン


僕は姉ちゃんの部屋の扉をノックする。





龍人「おはよう。朝早くにごねんね。今日は忙しいから起こしに来た。それに六花の顔が早く見たくて。」


最後の声は小声になってしまった。

仕方ないじゃん。恥ずかしいし。

でもこういう大切なことは言わないと、絆がこじれる原因になるからね。

今時、亭主タンパクなんて古いし、思いやりがあるのが一番だからね。

六花と結婚したわけじゃないけどね。



ちょっと早いけど僕は待ちきれなかった。

朝早いから寝てるようなら、朝ごはんでも作るかな!

と思っていたら眠そうな六花の声が掛かって来た。


六花「おはよう。ごめんなさい。すぐ開けるね。」


六花は言った通り直ぐに開けてくれた。


六花には姉ちゃんのパジャマを貸してあげたけどよく似合っていた。パジャマ姿も可愛い。

ちょっと眠そうだ。

レインさんは大きいのでお父さんのぶかぶかのTシャツとジャージのズボンを貸してあげた。

レインさんの服も買わないといけないな。


レインさんはまだグースカ寝ているよ。


龍人「ごめんね。こんな朝早くに。」


六花「うんうん、大丈夫。昨日は幸せだったから、色々考えちゃって眠れなかった。」


六花が嬉しいことを言ってくれる。

思わずニヤケテしまう。


龍人「そっか。じゃあもうちょっと寝ていなよ。僕朝ごはん作ってくるから。」


朝ごはんと言ったらレインさんが起きだした。


レイン「ご飯なのじゃー。出来たら起こしてくれなのじゃ。」


また寝だしたぞ。


六花「そんなことできないよ。朝ごはん私が作る。」


流石六花だ。グーたれのレインさんとは違うな。


龍人「そっか。じゃあ、お言葉に甘えちゃおうかな。六花の料理食べたいからね。いいかな?」


六花が可愛いから思わず頬っぺたにキスしちゃった。

僕たち付き合っているんだからこれくらいいいよね。


六花が顔を真っ赤にして俯いた。可愛いーーーー!!


六花「幸せ♡」

(私のお料理を褒めてくれた。チューしてくれた。やったー!やったー!幸せ♡)


レインさんが起きだして僕の頬っぺたにキスして抱きついてくる。

あれ、寝てたんじゃないの?気づいてた?

え、そんなことより六花に見られてるじゃないか。嫌われたらどうしてくれるんだよ。


龍人「レインさん駄目だよ。六花と僕は付き合っているんだから。

   もうこういうことはしちゃダメだから。」


レイン「六花だけずるいのじゃ。余だって龍人が好きなのじゃ。」


え、どういう事?

え、いつからだよ?

そんなの分からなかったよ。


六花「私は大丈夫だよ。私は龍人と一緒に居られれば幸せだから。」

(ありがとう。龍人。私の事を考えてくれて。私幸せ♡龍人にふさわしい女性にならないと。)


レイン「六花もこう言っとるし!これで余ともラブラブじゃ。」


六花もレインさんも朝から嬉しそうだ。

僕もだけど。


龍人「それは駄目だよ。六花に失礼だよ。まあ、レインさんは綺麗だけど。」


レイン「綺麗ならいいでわないか。余とも付き合うのじゃ。龍人がいいのじゃ。」

(ママ様みたいな親父は嫌なのじゃ。)


いまだにレインさんに抱きしめられたままだ。

だって外そうとしても外れないんだもん。

六花に悪い。ごめん六花。


六花「私は全然いいよ。龍人はみんなの龍人だもん。私を嫌わないでね。」

(龍人は私を大切に思ってくれる。本当に嬉しい。)


龍人「当り前じゃないか。大好きだよ。六花。」



レインさんに抱きしめられながら六花と僕のラブラブ空間が出来上がった。

なんだこれ!


レイン「余だけ仲間外れなのじゃ。嫌なのじゃ。嫌なのじゃ。昨日は何があったのじゃ?」


龍人「普通にマッサージしただけだけど!」


レイン「なに!!マッサージ?余も約束したのじゃ。早くやるのじゃ。」


六花「じゃあ、私はお料理作って来るね。」


僕は六花に近づいて唇を奪ってしまった。

我慢が出来なかった。


龍人「六花と離れるのが寂しいから思わずキスしちゃった。行ってらっしゃい。」


六花「うん。行って来ます。」

(あなたって言いいそうになったけど嫌われたら嫌だから言わないもん。私幸せ♡)


レイン「ちょっと離れるだけではないか。余の前でイチャイチャしよって。まったく。

    龍人早くマッサージするのじゃ。」



レインさんが頬を膨らまして少し怒っている。


龍人「はいはい。」


レイン「気持ちがこもっとらんのじゃ。」



レインさんにはさっきは散々やられたからね。

仕返しをしてやらないと。


レイン「龍人、早くなのじゃ。」


龍人「レインさん。マッサージは慌てたらダメなんだよ。

   コリを取るのも大切だけど疲れを取ってリラックスさせることにあると僕は思っている。

   だから準備をしないと。レインさんも六花みたいにして欲しいでしょ?」


レイン「分かったのじゃ。楽しみに待つのじゃ。」


龍人「そうそう。いい子。いい子。」


僕はレインさんの頭を撫でで上げる。

レインさんに舐められないよう、僕の立場というものを上げないとね。

このマッサージでレインさんを骨抜きのメロメロにして僕なしでは生きられなくしてやる。


レイン「気持ちいいのじゃ。もっとして欲しいのじゃ。」


龍人「うん。わかったよ。マッサージが終わったらいっぱいしてあげるよ。」



レイン「うん。楽しみに待っているのじゃ。」


やバイ。レインさんは綺麗なうえに笑顔が飛び切りに可愛い。

純粋な笑顔はやばいな。六花に悪い!!

僕の方が骨抜きにされてしまうぞ。


最初から全力でマッサージをする。

舐められたら主導権を握れないからね。

だからと言っても、力はほとんど使わない。体重圧で低刺激でいく。

昨日覚えた浸透技を。全力で使う。僕は出し惜しみなんかしないからね。

六花は可哀そうだから少し手を抜いてやったからね。

まずは全体の筋肉を柔らかくする。


レイン「ア゛ア゛ア゛ーーーー。龍ードーー。ジーヌー。ジーンーデじーーーまうのじゃーーー。」



おいおい死なないよ。

と思ったらいきなりレインさんの声が聞こえなくなったぞ。


おいおいまだまだ、前座だよ。

これからもっともっと気持ちよくなるのに。


まだレインさんの体の上半身を柔らかくするのが終わっていないのでもみほぐす。



レイン「ギィーア゛ア゛ア゛ーーーー。ギィーア゛ア゛ア゛ーーーー。」


龍人「そんなに嫌なら止めようか?」


僕はいったん手を止めてからレインさんに言った。

僕はニターといやらしい笑みをして笑った。


レイン「嫌じゃないのじゃ。気持ちいのじゃ。龍人。止めないでくれなのじゃ。」


龍人「そっか。気持ちいいのか。じゃあ、止めちゃおうかなーー。」


レイン「なんでそうなるのじゃ。マッサージを続けてくれなのじゃ!お願いじゃ。」


龍人「そっかー。レインさんは続けて欲しいんだね。

   それなら僕のいう事は何でも聞くって言うならマッサージをしてあげるよ。どうする?」


レイン「龍人のいう事を何でも聞くのじゃ。だからお願いじゃ。」


龍人「よしよし。レインはいい子だねー。」


僕はレインさんが寝た状態で馬乗りになりながら頭を撫でて上げる。

レインさんは気持ちよさそうだ。


レイン「気持ちいいのじゃ。もっと撫でて欲しいのじゃ。」


龍人「レインが言うことを聞くならいつでも撫でて上げるよ。」


レイン「撫でて欲しいのじゃ!」


僕はマッサージをするとSになる。元々Sだと思うけどもっとひどい状態になってしまう。

六花には我慢して耐えたけど。

そしてマッサージをするとたいていの人は僕のいう事を聞いてくれるようになる。

でも悪用はしないよ!!そういう事は嫌いだからね。


よしよし、これからが本番だ。

取り敢えずレインさんを撫でる手を止めて体を柔らかくもみほぐそうとしたら。


レイン「もっと撫でて欲しいのじゃ。」


龍人「なでなでしてたらマッサージ出来ないよ。いいの?」


レイン「我慢するのじゃ。」



レインさんを撫でる手を止めて体を柔らかくもみほぐす。


レイン「ア゛ア゛ア゛ーーーー ギモーージーーーーズーードーーージャーーー。」


ずっとレインさんはうるさかったり止まったりしたがスルーして体を柔らかくする作業を終わらした。

まだ準備運動みたいなもんだからね。


前のマッサージで分かってたことだが今回またマッサージをしたことでよりレインさんの体がよく分かった。

本当はどこが気持ちいいか聞いたりして探し出すのだが僕はその気持ちいい場所がわかってしまう。

そしてスキルを得た所為なのかは分からないが前よりもさらに気持ちいい場所が分かるようになってきた。


龍人「もうそろそろ六花の朝ごはんも出来上がるし、マッサージを止めようか?」


キリがいいので手を止めてレインさんに聞いてきた。


レイン「え、まだ止めちゃ嫌なのじゃ。もっとして欲しいのじゃ。」


まあ、まだ五分位しかしていないからね。


龍人「えーー、でももう終わったしなー。レインさん昨日もやったしそんなにこってないんだもん。」


レイン「そんな。余はいっぱい凝っているのじゃ。もっと揉んで欲しいのじゃ。」


龍人「そっか。そんなにして欲しいならしてあげてもいいよ。

   その代わり僕にいっぱいおねだりしてお願いしないとね。」


レイン「分かったのじゃ。」



レインさんは起き上がって僕に抱きついて甘えてくる。

ほっぺにキスもしてくる。

そうではない。僕には六花がいるのでそんなエッチなことは出来ない。


レイン「龍人お願いなのじゃ。」


龍人「ダメだよ。それじゃあ。エッチなことは禁止。

   そんなのじゃ一生レインさんにはマッサージしてあげないよ。」


レイン「そんなの嫌なのじゃ。」


龍人「マッサージが本当にして欲しいなら心の底から本気でお願いしてごらん?

   その熱意が伝わったら僕も本気でマッサージをしてあげるよ。」


レインさんは一瞬考えこんだがすぐに言ってきた。


レイン「龍人、マッサージをして欲しいのじゃ!!龍人のマッサージがいいのじゃ!!」


凄いでかい声だ。六花が来てしまうよ。

レインさんは誠心誠意お願いしてきた。確かにもう合格である。

たかがマッサージをしてあげるだけなのだから。

でも一度はダメ出しをしないと。心が痛むなーーー。



龍人「ダメだね。そんなんじゃ。もうレインさんには一生マッサージをして上げない。」


レインさんは目に涙を貯めていたがすぐにお願いを言ってきた。


レイン「お願いします!!なんでもします!!龍人!!龍人の傍にいると忘れられるのじゃ!!!

    龍人にマッサージをしてもらうとメイの事を忘れられるのじゃ。!!!!」


メイって誰だよ。

流石にやりすぎてしまった。


龍人「レインの誠意は伝わった。だから僕も全力でマッサージをしてあげるよ。」


レイン「本当なのか?嬉しいのじゃ。嬉しいのじゃ。龍人有難うなのじゃ。」


れいんさんが凄い笑顔になった。

たかがマッサージなのに。


龍人「レインさんの好きなとこ、マッサージをしてあげるよ。」


レイン「さんはいらないのじゃ。頭と背中がして欲しいのじゃ。」


やばい。つい、さん付けで言ってしまった。


龍人「分かったよ。二人きりの時だけ言ってあげる。」


レイン「うんなのじゃ。」


レインさんがとびっきりの笑顔で言ってくる。


まず頭から揉んで上げる。

喋れるように弱めで行く


レイン「ア゛ーー気持ちいいのじゃ。」


龍人「そんなに気持ちいいの?」


レイン「うん。すごく気持ちいいのじゃ。」


龍人「もう一度言ってごらん?」


レイン「龍人のマッサージは気持ちいいのじゃ。」


龍人「どこら辺が気持ちいい?僕に気持ちいい場所を教えてごらん。」


ホントは教えてもらう必要ないんだけど。


レイン「ここがいいのじゃ。」


レインさんが指で刺しながら教えてくれる。


龍人「どんな感じで揉まれたい。」


レイン「龍人に包み込まれたいのじゃ。忘れさせて欲しいのじゃ。」


龍人「分かったよ。」


僕は包み込むよう全力で気持ちよくなるよう揉んで上げる。


レイン「ア゛ア゛ーーー!!リューーードーーー。」


龍人「何?」


レイン「ジーーア゛ア゛ーーワーーーゼーー!!!」



龍人「それは良かったよ。じゃあ、そろそろ止めようかな。」


僕は手を止めてレインさんに言った。


レイン「酷いのじゃ。一生懸命お願いしたのじゃ。」


龍人「じゃあ、お願いを聞いてくれたらもっと気持ちよくして上げるよ。」









評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ