椎名もたプロジェクト ー私が恋したぽわぽワークスー
私は2014年の5月、「椎名もた」代表作の「ストロボラスト」に出逢いました。出逢ったたきっかけは、3DSの「動くメモ帳」略してうごメモに任天堂キャラクターのカービィのPVに乗っていて、PVの曲がストロボラストだったからです。このとき、私は小学6年生でした。それから私は最初のボカロに出逢うことになったのです。そう、「椎名もた(ぽわぽわP)」の「ストロボラスト」が私の最初のボカロになりました。なのでこの曲はひとつの「思い出」です。
私は当時ボカロはあまり知らなかったですけど「初音ミク」に出逢って1歩私は変わりました。しかし1歩だけです。ボカロ知っていいことはなかったです。
私は「ストロボラスト」この曲1曲で「他の曲も知りたい」って思いました。そう思った時はこの曲のことを考えませんでした。
「ストロボラスト」っていう曲、どうせ他の人は知らないだろう、流行らないだろう、って思いました。
もたさんは音楽の才能があるだけではなく、絵の才能もあったそうです。中学の時に吹奏楽部に入ったらしく、中学2年の時には初音ミクの音楽に出逢って作曲もしたらしいそうです。彼は中学3年の時に初投稿をしたらしく、3作目の「おはよう。」からぽわぽわしているイメージがあるから「ぽわぽわP」と名付けたそうです。ストロボラスト投稿し、活動休止以降からは「椎名もた」「ぽわぽわP」の2つ「椎名もた(ぽわぽわP)」になりました。
しかし彼がある病気になってしまい、進級できないことを理由に高校を中退し、「音楽で行くしかない」と思い始たのをきっかけに、音楽がさかんな東京で就職しました。きっと彼は悔しい気持ちもあったでしょう。でも仕方ないことだ。なんて思っているでしょう。
ぽわぽワークスというのはぽわぽわPの楽曲を集めた名前、つまり彼が投稿した曲をぽわぽワークスというのです。彼の楽曲は2009年4曲、10年13曲、11年9曲、12年6曲、13年11曲、14年3曲、15年5曲です。しかし、気づいたことに13年から14年にかけて8曲の差があります。09年から10年の間はともかく、減った原因は一体何故でしょう。
正式には分かりませんが、私の予想は「普通に歳をとるコトすら」という曲に何か意味があるのではないか、もたさんに関係があると思いました。その曲を作曲している前から多分生きる気力がなくなったのでしょう。私はそう思いました。
「普通に歳をとるコトすら」という曲は、自殺を表していた1曲なんでしょう。自殺を示している曲はその曲の他に「さよーならみなさん」もその曲の1つです。「普通に歳をとるコトすら」の曲の歌詞には
「普通に歳をとるコトすら
許されないボクの生き様は
ただ醜くて ただ醜くて
有りもしない心を紡ぐんだ」
というような内容が入ってます。これは「マイナス思考」な曲でしょう。「さよーならみなさん」の曲には歌詞の中に意味は入っていませんでしたが曲名に意味が入っています。私が気付いてないだけで歌詞にも意味が入っている可能性もあります。
「赤ペンをどうぞ あなたのようになれたなら どんなに どんなに よかったろう」
この歌詞は彼が最後に作曲した「赤ペンお願いします」という曲です。彼がこの曲を発表してから悲しいことに彼は撤去されました。この曲は「自殺を表していた」と思われています。自分の人生を点数にしたのが、歌詞に乗っています。「最初のマルは 最後のマルさ答案を見たならば あら不思議0点さ」この歌詞は自分はダメな人間ということが言いたかったのだと思います。
大人になってはいけないと大人になるのを自らやめてしまった彼、彼は自分に飽きたのだと思います。ですが彼は確実に自殺をしたのではないのですが、自殺をしたという確率が高いだけです。彼は中学2年の頃から6年間音楽を作り続けることができました。それは中学2年の私からみて立派なことなのです。この年に亡くなったボカロPは彼以外にsamfree(31)乙P(25)とみんな若い時に早すぎる旅立ちをされたのです。私は彼らの御冥福をお祈り致しております。この気持ちはずっと、ずっと、ずっとです。
あらすじの通りではないと思う人がいますと思うので彼に伝えたいことをここで言います。
ー今までありがとうございました。
出逢った時はもう手遅れかも知れませんが彼の曲はいつ聞いても飽きないです。彼の曲は今でも好きです。本当にありがとうございました。
読者の皆様へ
この小説を読んでもらってありがとうございます。私は彼の曲が大好きなのです。私は彼の曲のおかげでボカロが好きになったのです。なので彼には感謝しております。
「椎名もた」知らない人も知ってる人も彼の曲を聞いてみてください。
2015年7月23日椎名もた(本名溝口遼)永眠