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ひなたの詩&エッセイ集

残したいもの

作者: ひなた

 生を与えられし者。

 いつかは、死にゆくもの。


 永遠に生き続ける人なんて、この世に存在しません。

 誰の元でも同じように時間は流れ、誰もが同じように死んでゆくのです。

 人それぞれ早い遅いこそあろうとも、いずれ死ぬのは同じこと。


 だから僕は、小説を書くのです。

 文字に表すことで、自分の生きた証を残そうとするのです。

 僕の思想を、未来に繋げる。まさか、そこまでの野望があるわけではありません。

 ただ僕は僕が存在していたということを、知って欲しいだけなのです。


 たとえ想像のキャラクターだとしても、僕が生きたことを、僕の存在を残してくれるのです。

 全ての人の記憶から消えることは、死ぬことよりも辛いと思います。

 完全に消えてしまうのが、何より恐ろしい。


 消えないように、僕は書き綴るのです。

 この気持ちを……。

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― 新着の感想 ―
[一言] 誰かの本で(著者忘れたのですが)、「誰にでもできないことで、後世へ残せるもの」として、 ・お金を遺して慈善事業をする ・世に役立つ土木的事業を行う ・文学や教育を通じ思想を伝える が挙がって…
[一言] 自分の書いた、考えた物事が文字として残るという事。 昔何処かに居た人物達もそうであったように、ひょっとしたら未来に何かを残せるかもしれない。 そんな思いは自分の中にもどこか存在するかもしれま…
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