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群像  作者: 破天 濫資
1/3

絵師t

本作品は、主に禍黎 しゅう

(名字は決定してますが氏名部分である"しゅう"に充てられるべき漢字は構想段階にあります。)

が下記siteを

http://2hp.jp/page.cgi?id=pluto&ak=&pn=12&sm=usually

を通じた様々な運動によって生じた著作類の一部です。

細く鋭く先が削られた鉛筆を手にしデッサン紙と対峙している少年が居る。

鋼鉄の棒が背骨から寛骨にかけて移植されているのではないか?と疑念すらしてしまう程、彼の正された姿勢は美しかった。

丁度、彼が佇む6畳1間の部屋のinteriorは或、女子の鉛筆画のみによって八面混濁とし、覆い尽くされている。

目算、200枚超を数える鉛筆画はmotifこそ旧套墨守的長さを誇る裾丈の学制服を着る色白の

(無論、鉛筆画である故、白と黒の色彩がデッサン紙に於ける世界の凡てである。しかし補色の彩度が差異を大きくする程、密着時、互いの色彩的主張が鮮明になる様に緻密に塗り重ねられた毛髪やら学制服の濃度が深いあまり、其の補色である白色が、より燦然と輝くのは必然である。)

漂う雰囲気は高等女学生風であるが各、壁に貼付されたデッサン紙を比較する間すら与えない程、一閃的に、およそmotifは同じ表情を浮かべていない。彼はデッサンの凹凸に黒鉛の濃淡を微調整し付着させる術によってmotifに内在する喜怒哀楽あらゆる交々を引き出していた。

複数画からは、仮にmotifが実在した場合、彼女自身、鏡面に浮かべた嘗しもないであろう表情が窺える。

むしろ総数に占める表情の種類は、どちらかと云う迄も無いのだ。

Rare case=常軌を逸した反応に著しく傾いている。

登場人物相関図、世界観、plot of develop等等、物語の構成要素とされる既成概念を端から無視しました。

未知ばかりの未知に、今後も挑戦心を迸らせて揮豪します。

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