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幼馴染と隠しナイフ:原罪  作者: 氷ロ雪
みつばちのきおく
308/319

働き蜂の蜜探し

 私は雨が降る八ツ森市内を駆け回る。


 葵さんとケーキ屋さんで別れてから二時間程経過していて、赤い傘を差し、ベージュのコートを着た綺麗な女性の目撃情報を通行人から得た情報を頼りに私は街と北方の森の境目に彼女が居るという所まで特定出来た。


 傘とケーキを持って余所行きの服で森の中に入る事は考えられない。

 そして昔亡くなった葵さんが好きだった人は深川湊ふかがわ みなとさんという人で、二十四歳という若さで亡くなっていた。その人が住んでいた家もお墓にも彼女は訪れてはいなかった。


 深川湊さんの遺族の人に尋ねても葵さんが彼の家に足を運んだのは葬儀の時以来無いらしく、保冷剤を入れたケーキを仏前や墓前に備えるのは考えにくい。


 会うとしたら湊さんの妹である七海ななみさんでは無いかと聞いたけど、その人に会ったのも三年前に一回きりで今日は訪れてはいなかったらしかった。


 私は防水加工が施された八ツ森全体の地図を近くの邸宅の壁面に広げてコンパスを取り出し、現在地から葵さんが立ち寄りそうな場所を予測する。


「緑青の話では葵さんが出掛けるのは決まってお昼過ぎ、昼食を済ませた後、緑青を公園に置いて、そして陽が沈む前に必ず迎えに来ていた。ケーキ屋で用意して貰っていたドライアイスは十分ぐらいの距離……葵さんのゆっくりしたペースなら然程ケーキ屋から離れていないはずなのに……」


 二時間近く走り回っていたので流石に疲れてきた。


 空が朱にほんのりと染まりかけ、陽は沈もうとしていた。葵さんの目的に繋がるヒントはある程度入手出来たので今日はもう帰ろうかな。


 もし、彼女が誰かの家で時間を過ごしていたのだとしたら、流石に家の中までは調べられない。こっそり忍び込めば大丈夫だけど、下手をしたら警察に捕まってしまう。母や義姉によって揉み消されそうだけど。


「分かんないや……パパ達もそろそろ山を降りる準備をしてる頃だし、今日は諦めて帰ろう……」


 地図とコンパスを仕舞うと、森と街の境目にあたる道を葵さんの行方を考えながら歩いていく。


 もし、葵さんが噂通り男の人と会っているのだとしたらそれは大人の問題で私が介入すべき問題じゃ無い。それは夫婦間、石竹家の問題で杉村家がそこまで介入するのはお節介にも程がある。


 緑青に対しては暴力行為がある理由があったから仕方無いとして、こうやって父が目を光らせているだけで充分だった。


 葵さんは帰りも徒歩で紫陽花公園まで迎えに来ていたらしい。


 それも雨の日だけだ。日本の降水確率的に年間約三割ぐらいは雨だ。もし、男の人と会っているなら雨に濡れない為に車で迎えに来るはず。それに一時間以上もかかる帰り道を女性一人に歩かせるだろうか?そして、長持ちしないケーキをわざわざ買っていくだろうか?


「しかも、八ツ森市内全てのケーキ屋さんを巡り歩くまで厳選していた。相手は余程ケーキに拘る甘党か……女性?葵さんの友達なのかも知れないわね」


 私はわざとらしく独り言を話しながらスカートの下に忍ばせたナイフに手を伸ばす。


「女性……もしくは?」


 ルートを変え、市内を南下する為に路地を進む。


 数メートル歩き、曲がり角に差し掛かった瞬間、私は素早く電柱に足を掛け、壁を駆け登る。数分前から誰かに後を付けられている事には気付いていたけど、こちらに危害を加える気配が無かった。けど、ここに来て距離を詰めてきたので、その真意を確かめる事にする。


 私が塀の淵に指をかけ、身体を隠すと、裏からその様子を伺う。


 透明なビニール傘越しに私を探す様にキョロキョロと小柄な女性が右往左往していた。数歩、進み、走り出す気配を見せた瞬間、私は彼女の背後に滑り込むと傘の内側に潜り込み、ナイフを胸元に回して突き付ける。


「動くと心臓にねじ込みます。貴女の……目的は何?」


 小柄な女性の小さな悲鳴が背中越しに聞こえ、震える声で両手を上げると透明な傘が地面に転がった。


「ご、ごめんなさい!許して!」


 あれ?この人、さっき会った気がする……どこでだろう?


「お嬢ちゃん……えっと、葵さんを探してらっしゃるのよね?」


「貴女は確か……深川さんの……」


「はい!七海です!葵さんの元恋人の妹の……あ、え?ナイフ、これ本物なの?!」


「余計な詮索はしなくていい。目的は何?私を誘拐する気なら死ぬ覚悟はあるかしら?母は確かにお金持ちだけど……子供だからって舐めないで?数瞬の内に私は貴女の命を奪う事が出来る……このナイフを肋骨の隙間から突き刺せば血が滲み出し、心臓が切り裂かれる苦しみを味わいながら数秒後には死ねるわ」


「……あ、あぐ、えっと……貴女は」


 深川七海さんが言葉を選びながら私に質問をする。


「知りたいのよね?葵さんが雨の日にどこに出掛けているのかを……」


 私はまだナイフを収めない。


「だから葵さんの行方を追っていた。そう聞いたはずだけど?」


「ごめんなさい、実は葵さんに口止めされてて……でも、君がずっと市内を探し回ってるから見てられ無くて……疲れたでしょ?」


「……疲れたわ。もう帰ろうとしていたところよ」


 私は溜息を吐きながらそっとナイフを彼女の胸元から離してそれをスカートの下に収納する。


「有難う。なら、聞かせて貰うけど……葵さんは今、どこなの?じきに陽が暮れる。早く教えて?彼女は今、何処に誰と居て何をしているの?それも雨が降る日に限って」



 〆



 降り続けていた雨が止みそうになり、空を見上げた僕は幸せなこの時間が終わりを告げる予兆を感じて、寂しさを堪え切れなくなりそうになった。


「空を見上げてどうしたの?」


 白いレインコートを羽織る僕の顔に雨粒が当たらない様に朱色の傘が僕の視界を覆い隠す。


「ありがとう……お姉さん……」


 雨が降る日、僕と朱い傘のお姉さんはいつからかこうやって街と森の境にある白鳥公園で会う様になった。なんでこの人は無価値な僕の事を慕ってくれるのだろうか。それが不思議でならない。ケーキも毎回買って来てくれるし。僕が不思議そうにケーキが入っていた箱を見ていると、足りないと思ったのかお姉さんが微笑みながら僕の頬を突いてくる。


「フフ、食いしん坊さん。まだ足りなかったのかな?」


 僕の記憶の中のお姉さんはいつも微笑んでいた。その笑みが何を指していたのか当時の僕は分からなかった。けど、僕の押し潰されそうな心の支えになっていた事に変わりは無かったのだと思う。


「ううん。有難う、もう満足。ここのケーキ美味しいね」


「そうよ。私が市内を歩き回って見つけた一番美味しいケーキ屋さんなの」


「へぇー……でも、一番最初に作ってくれたお姉さんのケーキが一番美味しかった気がするけど」


 お姉さんが朱い傘で僕を雨から守りながら、口をあんぐりとさせている。目を瞬かせて戸惑い気味だ。


「あ、あれは……ダメよ。私、料理全然上手くならないし、お菓子作りもセンス無くて見栄え悪くて最悪の出来だったから……でも嬉しいな」


 お姉さんが顔を赤くさせながら僕を優しく抱きしめてくれる。どこか不器用な抱擁だったけど、それでも僕は満足していた。


 地面に朱い傘が転がりその朱の一部が薄茶色に汚れてしまう。僕がそれを慌てて拾おうとするけど、それをお姉さんが引き留める。


「いいのよ、それぐらい。そうね……じゃあ今度は頑張って私が作ったケーキを持ってくるわ?」


「本当に?」


「えぇ、約束よ。少し遅くなっちゃうかも知れないけど、次の雨の日に必ず作ってくるから、不格好でも食べてくれるかしら?」


「勿論だよ……」


 お姉さんは一度僕を離して僕の表情を確認した後、僕を再び抱き締める。今度はさっきよりも強く。雨粒がお姉さんのフワフワとした黒髪を彩って綺麗だなと思った。この時間が永遠に、雨が毎日降ってくれたらいいのに。


 そう僕は何度も祈りながら願った。神様に祈っても何も変わらないと知りながら。世界は綺麗なのにどうしてこんなにも人は壊れて醜いのだろうか。


 僕はこの世の理不尽を間近で垣間見た人間だ。


 僕は、僕達は、少なくとも四人の女の子とその家族の人達の人生を壊した罪人だ。幸せになる資格なんて無い。


 脳裏に鮮烈な山小屋の風景が閃光の様に蘇る。それはまるで脳に写真が転写された様に鮮明に媚びり付いて離れない。山小屋に閉じ込められた二人の少女、殴り殴られ、飛び散る血と穴が空いた体から零れ落ちる血。


 僕は左手に出来た深い傷跡をじっと見つめている。それは一人目の少女に斬りつけられた切り傷。


 その痛みと熱さを思い出し、その痛みを超える程の傷をお互いに付けあった二人の少女に思いを馳せる。


 生き残る為に相手を罵り、傷つけ、殺し合った二人の少女。


 人間は醜い。


 けど、彼女達は死の間際に於いてお互いを思い合い、そして許しあった。


 彼女達の秘められた、極限の状態で垣間見えた人本来の強さ。彼女達は決して弱いだけの子供じゃなかった。


 その光景を思い出す度に僕の心は震え、そして押し潰されそうになった。幼い僕等では暴走した北白さんを止める事は出来ない。


 もし、僕等のついた苦し紛れの嘘が明るみになった時、彼はきっと僕等を殺すだろう。僕等は死んで当然の人間だ。でも、僕の友達になってくれたあの少年の事は殺して欲しくない。


 僕は何かと理由をつけて生贄ゲームの続行を先延ばしにしてきた。でも、そろそろ北白さんの我慢の限界が近かった。


 人を殺したいというよりは、森の結界が弱まり、封じられた悪い陰が森の抜けて世界に飛び出す事を恐れていた。全部が彼の妄想だと思う。それを助長したのは僕だけど。


 でも、次の生贄はもう指定させない。


 次に選ぶ番は彼の方だから、何とか先に僕が北白さんを止め無ければいけない。


「こんな僕に出来るのかな……」


 僕の突然の呟きに首を傾げる朱い傘のお姉さん。僕の震える手と怯えた表情に気付いて心配そうな顔になる。


「何か悩みごと?」


 もし、僕が北白さんと生贄ゲームの事をこの人に話せば何か変わるのだろうか。いや、ダメだ……この人は僕の大事な人だ。だから巻き込めない。やっぱり、交番に行ってお巡りさんに罪を告白するしかない。


 いっぱい怒られて、我慢出来ない様なお仕置きもされるかも知れない。けど、僕は、僕等の罪に向き合わなければダメなんだと思う。


「お姉さんはさ……もし、悪い事をしてしまったらどうする?」


 お姉さんが逡巡した後、僕と目を逸らしながらボソボソと答えてくれる。


「……聞く相手が間違ってるわ。だって、私、こうやって貴方とこっそり会ってる事が本当は悪い事なの」


「僕と会う事が?」


「うん……だって、私には君の他にも大事な実の子供がいて……その男の子は私を愛してくれているの。けど、私は彼のお人形さんみたいなお友達に全部任せっきりで此処に来ている。悪い女よ……」


 お姉さんの子供が羨ましい。もし、僕がお姉さんの子供なら、毎日こうやって一緒に居られるのに。


「お姉さんは悪くないよ……だって、僕にこんなにも優しいのに」


「……君にはね……君は大事な人の子供だから……愛せるの」


「お姉さんの子供は愛せないの?」


「分からないの……彼の愛にどうやって答えてあげたらいいのか……だって、緑青の顔を見る度に私は君と湊君の事を思い出してしまう。どう接していいか分からなくて……」


「なら……僕を思い出させない様にしてあげるよ……」


「どういう事?」


 僕はじっと自分の手を握り、見つめる。誰も犠牲にさせない。もう一人の彼が生贄を選ぶ前に僕は北白直哉を止める。例え死んでしまったとしても。


「お姉さん、僕がもし死んだとしても悲しんでくれる?」


 衝撃が頬を打ち、世界が揺れた。僕は何をされたんだろ?痛みは無い。見上げたお姉さんの顔は泣きながら怒っている様だった。


「思い出させないって、そういう事?ダメだからね?君が死んだら私はきっと耐えられない」


「大丈夫だよ……もう一人の子供がいるんでしょ?」


「貴方も同じぐらい大切なの……いい?絶対に死なないで?」


 その真っ直ぐな視線に僕はついつい頷いてしまう。死ぬのはお姉さんの崩れた手作りケーキを食べてからでも遅く無いかも知れない。最近、雨が多いし。そして、全てを話そうと思う。彼女のケーキを食べた後に全部話すんだ。そして呼び止められるかも知れないけど、彼女から逃げて北白さんを止める為に戦う。


 被害者の天野樹理や矢口智子がした様に、彼女達の様に僕も立ち向かえるだろうか。


「分かった……あのね、お姉さん……次、手作りケーキを持って来てくれたら、話したい事があるんだ」


 お姉さんは首を傾げるけど、僕の提案に微笑みながら頷いて約束してくれた。


「うん。いいわよ……約束。私も……君に話したい事があるからお揃いね?」


 お姉さんは照れ臭そうに小指を僕の前に差し出すと僕も小指を引っ掛けると僕等は照れ臭そうに笑い合った。


「指切り拳万、嘘ついたら……針千本飲〜ます!指切った!」


 僕はお姉さんと笑い合い、少し気持ちが楽になった気がした。お姉さんの不格好なケーキは楽しみだ。


 生地はペッシャンコで、生クリームもユルユルだけど、お姉さんの一生懸命さが伝わったから。


 お姉さんは空を見上げ、手元の時計を確認するとケーキの空箱と林檎の缶ジュースをゴミ箱に捨てる為に立ち上がる。


 雨は既に止んでいた。


 お姉さんが名残惜しそうに僕の頭を、白いレインコート越しに撫でる。転がる朱い傘を拾い、ゴミを捨てるとこちらに一度振り返り、手を振ってくれた。そろそろお別れだ。


 でもなんでお姉さんは決まって雨の日に会いに来てくれるんだろう。


「お姉さん……なんで雨の日なの?」


 お姉さんが女の子みたいに笑いながら答える。


「雨の日は私は君のお母さん、そして晴れの日は緑青のお母さん……そしたら平等に好きに慣れるかなって……ごめんね、変な理由で。特に深い意味は無いの」


 僕は知っている。


 この世界は晴れの日の方がずっと多い事を。


 僕の父は死んだ。それにお姉さんの旦那さんが関わっているらしい。お姉さんは悪く無いのに。


 お姉さんは僕に忘れられない人の面影を見ているのだろうか。


 僕はそれに少し寂しくなったけど、いつまでも僕に手を振り続けてくれるお姉さんを見ていると不思議と心が柔んだ。


「お姉さん、次の雨の日に」


「うん、約束、必ず守るからね!飛びっきりのケーキをご馳走してあげ……」


 お姉さんは言葉を途中で切り上げると、まるで逃げる様に駆け出した。公園の入口付近で誰かの気配を感じたらしい。


 振り返ると肩で息をした黄色いレインコートの女の子が走り去っていくお姉さんをじっと見つめていた。外国の子だろうか。髪色が黄金色に輝いて揺らぐ。まるで人形が歩いている様な非現実的な感覚を覚える。


 緑の瞳が夕陽を反射して朱く染まっている。


 その女の子は僕を一瞥した後、特に何の言葉も交わさないまま音も立てずに走り去っていく。彼女の通る道筋には金色の光が瞬く錯覚を起こす程輝いていた。


 お姉さんとは知り合いだろうか?


 僕はその背後姿を眺めながら、沈み行く太陽をずっと見つめていた。じきに辺りは暗闇に染まるだろう。


 どんな強い光も全て飲み込んで。


 僕はそのままずっと白鳥公園に居たかったけど、お姉さんの約束を守る為に帰り道を歩く。


「次の雨はいつだろう?明日だったりして……それでも嬉しいけど」


 自然と溢れる笑みに照れくさくなって鼻を掻く。僕は次の雨の日を楽しみにゴミ溜まりの様な我が家を目指す。


 そこに僕の居場所は無く、僕を人として扱ってくれる様な人間も居ない。


 地獄の様な日々に射し込む陽光の様な存在が名前も知らない朱い傘のお姉さんだった。


 僕は待った。


 ずっとずっと、ずっと、ずっと、ずっと!!


 雨の日が何回来ても僕はお姉さんに会えなかった。


 僕が朱い傘のお姉さんの名前を知ったのは、それから暫くしてからの事だった。黒い服を着せられ、叔母さんに連れて来られた先、朱い傘のお姉さんは木造りの箱の中、ピクリとも動かずに眠り続けていた。


 お姉さん……約束はどうしたの?

 ケーキを作ってくれるって言ったよね?


 ぐるぐると頭の中が渦巻いて、何も考える事が出来なかった。


 そして……あの時の約束を僕も果たせないまま、第三の生贄、双子の少女は捧げられた……。


 次は僕の番だ……でも、捧げる相手は既に決まっている。


 僕から葵さんを奪ったアイツを捧げるまで、僕は死ねない。


 そう思ったんだ。


 それが更なる不幸を生むとも知らずに……。


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