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【番外編モノローグ】とある幼馴染の後悔
俺はいつも遅れてばかりだ。
初恋に気がついたのも、お前を救おうとしたのも、何もかも手遅れになってから。
俺は痛いほど思い知った。お前を幸せにしたいなら、自分でやるしかない。誰かに幸せにしてもらえるなんて、都合のいい夢物語だ。
例えそれが、どれだけ許されないことであろうと。
もしも時が戻るなら。再びやり直すことができるなら。
手遅れにならないよう、ずっとお前だけを見ている。お前の全てを手に入れる。
そして、俺がお前の隣を走るんだ。誰にもお前を譲らない。
例え、国を、世界を敵に回しても。
お前は、俺だけのものだ。




