第3章 響きわたる炎にのせて 3-8
「先ずは情報を整理する為に紙に現状で把握してる事をメモにするか」
敵
名前 リホ
見た目 銀髪 ウサギとカメ
スキル 物体を遅くさせる
名前 アメリ
見た目 ガキ 因幡の白兎
スキル 空飛ぶサメを召喚する、恐らくいろんな種類のサメを呼べる
名前 ユー
見た目 ギャル
推定 不思議の国のアリス、カチカチ山、イヌとウサギ
スキル 手から火を出す
自陣
メア 赤ずきん
スキル 銃、ナイフ、糸の召喚 重力の強化 声での超音波
オリアナ 荊姫
スキル 武器の召喚と身体強化 睡眠針 荊の召喚 未来予知
「こんなとこか」
ジャックの完成したメモを覗いたが
「おい、待てお前の情報が一切書かれていないのは何故だ?
俺達の事信用してないのか?」
俺が問い詰めるとジャックは何でも無い様な風で答えた
「これは、あくまで俺の頭を整理する為に書いたメモだからな
自分の事は分かってるから書くのを省いただけだ」
「じゃあ聞くが、お前は何が出来るんだ?」
「機械の腕や脚を召喚したり、植物を急成長させたりする事が出来る」
"植物の成長"で名前がジャック、コイツのテーマは多分"ジャックと豆の木"だなと算段を付ける
そんな考察をしていると、ジャックが話を進める
「作戦だが、この3人は、連携を取られると厄介だから各個撃破の作戦を取った方がいいと考えるんだが
それでいいか?」
「いいけど、出来れば里帆って奴とは戦いたくない
基本、飛び道具で戦うからスローになるスキルとは相性が悪過ぎる」
「まぁ、あのスキルに対抗出来そうなのは…」
「未来予知が出来る、お姉ちゃんですね」
セレナは食い気味に発言した
「そうだね、未来予知のスキルで発動を邪魔する
或いは、発動されても荊とか鎧で防御を固める事が出来るしね」
「それと、スキルを少しばかり調整しようと思っています」
「そこは任せるよ
そして、愛芽梨ってガキとは俺がやる」
お前もガキだろうがと思ったが、俺も小さい頃は背伸びしたかった事があるからそう言う事なんだろうって事で喉まで出かかった言葉をそのまま飲み込んで質問をぶつける
「何か対抗するスキルでもあるの?」
別に対抗スキルがあるって訳じゃないけど秘策があるから」
そう言うと、まるでこれからイタズラするよう悪ガキ様な笑みを浮かべた
こういう顔を見ると考え方は大人挽いてるがやっぱりガキだなと感想を抱く
「それじゃあ、残ったユーって奴が私の相手か」
「まぁ、あの炎を出すスキルも飛び道具があれば範囲外から攻撃出来るでしょ」
「じゃあ、次はどうやって一対一に持っていくか考えるか」
それから、2時間後には細かい所まで作戦が決まり解散した
後は、2日後までゆっくり休んで万全の状態にするだけだ




