第3章 響きわたる炎にのせて 3-6
指定された住所に着くとそこには一つの工場みたいな建物がポツンと建っていた
周りを見渡してもそれが以外の建物が無いので集合場所はこっちで間違いないはずなのだが、何故に工場へ呼んだのだろうか?
「取り敢えず中に入ってみようか」
そうして、中へと入るとジャックと1人の女性が机に広げた図面を見ながら何やら話をしている
「ここのブースター要らないから、もう少し軽くして欲しいんだけど」
「だが、ここにブースター組み込めば軽くなって振り抜いた時より、攻撃のスピードは速くなるぞ?」
「でも一方向にしか速くならないじゃん
今回はそれよりも振り回す時の速さが欲しいの」
話し合いをしている中に声をかけるのは、気まずいが、このままでいると何時間待たされるのかわからないので思いっきって声をかける
「おーい、ジャック
お前が指定してた通りに来たぞー」
するとジャックが無言でこちらに手招きをした
恐らく入って来いと言う事だろう
「「お邪魔します」」
セレナと俺が挨拶をして入ると
ジャックと話していた女性がこちらを向く事なく
「おう、邪魔するなら帰ってくれ」
と怒気を孕んだ声で非難して来たが、ジャックが気にするなとで言う様に言った
「ソイツ、自分の作業を途中で中断されるのが嫌なだけだから
おもちゃ取り上げられて拗ねてる子供みたいなもんだから
あんまり、人と接する機会がないから精神性が幼稚なんだよ、放って置いてこっち来て作戦会議するよ」
目上の人に対して暴言を宣うジャックに驚きつつも中に入り、人数分用意されていた椅子に座ると、ジャックの仕切りで作戦会議が始まる
「敵の情報の整理から始めようか」
「えーと、確か
バンギャみたいな子は、ユー
バニーガールの人は、里帆
小学生の子は、愛芽梨って呼ばれてたかな?」
俺が敵3人の名前を言うとメアが感心しながら褒める
「よくあの状況で名前を聞き取れたな」
「いやー、些細な事でも情報を収集しようと集中して聞いてたからね」
「凄いですね、他に何か聞きましたか?」
セレナからも褒められたので、1番重要そうな情報を出す




