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RPG-童話戦争-  作者: はっひ〜
第2章 ひび割れた純真
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第2章 ひび割れた純真 2-14

「犯人が私だと……


ふ、ふ…ふふふふはははははは

それはそれは、面白い仮説だね?

どうしてそう考えてしまったんだい?」


質問されたオリアナは、淡々と仮説を話す


「まず、あの扉を開けたらこんな事になっていた

じゃあ、真っ先に疑うのは、扉を開けた時に近くに居た人物だ

時武くん達は、私達に何かしらの事を起こすなら今日、公園でプレイヤーだとバレた時に仕掛けてるはず

消去方で貴方かそこのナースさんの2人になる


だが、スキルを使った形跡がない

なら、次に考えるべきは、スキルが既に使われていて発動条件が整ったから発動した

発動条件に合いそう出来事は、鍵を使いあの扉を開ける事

そうだとしたら、この鍵に触れる事が出来る人物に絞られる

すると、ナースさんは候補から除外される

そして、私に鍵を貸してくれた知童先生とこの鍵が入ってキーケースを拾った辺見先生しかいない

でも、知童先生が犯人なのはあり得ない

なぜなら、知童先生がこの鍵を使ってそこの扉を開けているのをこの目で見たからだ

なら、その時にこの現象が起きないといけない

しかし、その時はこんな事は起きなかった

そうなるとどちらの条件にもあてはまる

辺見先生、貴方が1番怪しい」


オリアナが辺見へと指差して、堂々と言い放つ

まるで、犯人を追い詰める探偵の如く

しかし、辺見は、余裕の表情でそれに対して反論をする


「面白い仮説だね

しかし、その仮説は成り立たない

言っていなかったが、キーケース自体を拾ったのは、このナース服の多留姫くんなのだから

そうなると1と2の条件に多留姫くんも当てはまるのではないのかね?」


「そ、そうなのか」


「さらに、反論させて貰うと

なら何故、朝に遅刻しないように注意したと思う?

もし、私が犯人だと言うのならその鍵を使うよう促すと思うがね」


「くっ」


オリアナは余程、自信があった推理だったからか

それを崩され屈辱の表情で唇を噛み締めていた


「穴だらけの推理を論破されて気落ちしてる所済まないが

君達の後ろの方から誰か来ているみたいだよ」


辺見は、メガネを指で押し上げながら余裕のある笑みを浮かべながら、もう一方の手で俺達の後ろを指差す

指された方には、確かに人影があった

しかし、その動きは不自然だった

肩が脱力して垂れていて、足取りは酔っ払いみたいに千鳥足

何処かで見た事がある気味が悪い動き



……ああ、そうかまるでゾンビみたいなんだ


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