表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
RPG-童話戦争-  作者: はっひ〜
第2章 ひび割れた純真
42/97

第2章 ひび割れた純真 2-12

病院へ到着すると、既に正面の扉が閉まっていた

時間を見ると7時08分間に合わなかったのだ


「どうする?」


「…………」


オリアナに質問したが、黙って何かを考えているのかこちらの声に反応はなかった


「オリアナさん?聞こえてる?」


もう一度、声をかけた

すると、おもむろにポケットからキーケースを出した

そして、その中から一つの鍵を取り出した


「その鍵は、何ですか?」


「これは、もしもの時の為にと知童先生という方から貸して貰っていた、関係者用の出入り口の鍵だ

出来れば、使いたくは無かったのだがね」


「何で?」


「そもそもこれは、セレナとの面会が閉院時間を過ぎてしまった際に、これを使えば正面から出なくていいから

閉まってしまった扉をわざわざ開けて貰わなくて済んで、手間が省けるからと

私は、あまり他の人に迷惑かけたくなかったから有り難く貸して貰ったんだ

返すのは、次会った時でいいからとも言われてな

善意で貸してくれた鍵を自分達の失態の為に使うのは、気が引けるんだ」


「でも、外に放り出されるよりマシでしょ」


「そうだな


では、関係者入り口へ行くとするか」


そうして、俺達4人は裏口へと向かった


------


駐車場にて


「せんせっ、今日もおつかれです♪」


「ああ、お疲れ様だね

それにしても君も飽きないもんだね

何が面白くて私の側にずっと居るのだね?」


「ふふふ、そ・れ・は

先生の事が好きだからですよぉ〜♡」


「………それは、嘘だろう?

だって、君は……」


そこまで言って医者の男性は、遠くで今朝遅れないように注意した4人組がこそこそと関係者入り口の方へ歩いて行くのが見えた

まさか、関係者入り口から入るつもりなのかと驚愕した

だか、あそこは鍵がないと入ることは出来ないはず……


まさか、ピッキングでもして侵入するつもりなのかと思考する

流石に、それはまずいと思った

一歩間違えれば鍵穴を壊す可能性があるからだ

そうなるくらいなら、今回は遅刻について厳しめに説教し、鍵を開けて中に入れてやるかと思い、扉の方へ向かった


「あれ?先生何処いくの?」


ピンクナース服の子は、話の途中でいきなり明後日の方向へ歩き出した医者の男性を慌てて追いかけて行った

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ