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 バレンタインデー当日。高校3年生の小槌元貴(こづちもとき)は、下駄箱に何かが入っているのを見つけた。何が入っているのか。もしかしてチョコレートか。元貴は淡い期待を抱く。が、ここは校内なので先生に見つかると大変なことになる。中身が気になるけれど、元貴は帰宅後に中身を開けることにした。

 中身を開けると、元貴の予想通りチョコレートが入っていた。メモ帳も同封されており、内容は

【小槌先輩へ 初めまして。私は1年の萌音です。体育祭で活躍されている小槌先輩を見て、かっこいいなと思っていました。よかったら連絡ください。メール:hello_mone1111@hzweb.ne.jp】

というものだ。1年生の女子生徒からの手紙に「かっこいいと思っていた」と書かれており、元貴は満更でもなかった。さっそく萌音(もね)にメールする。

【チョコレートありがとう! 小槌です】

この一言をきっかけに、元貴と萌音のメールでのやりとりが始まった。

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