表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
19/40

19

 「なんでここに連れてきたの?」と女性は聖夏に聞く。「君が辛そうだったから、元気になってもらおうと思って。俺実は軽音部でギターやってるんだけど、次の学園祭で歌う曲聴く?」と聖夏は言った。あなたの歌、ぜひ聴きたい。女性がそう言ったので、聖夏は女性を駅近くのトンネルのある場所へ連れて行く。トンネルで聖夏は女性にギターで弾き語りする。MONGOL800のあなたに、Mrs. GREEN APPLEのMagicなどを歌った。気づいたら朝になっており、始発の電車が動き出す。女性と聖夏はそれぞれ始発の電車に乗り、帰路に着いた。


 大越美嘉(おおこしみか)はこの春に大学を卒業し、社会人1年目となる。実は美嘉は彼氏いない歴=年齢だ。私立女子高に入学してそのまま系列女子大に内部進学したので、同年代の男子と最後に関わったのは中学時代だった。男子はバカな生き物だと冷めた目で見ていた小学生から中学生時代。しょうもない下ネタを言っては大笑いし、くだらない悪ふざけーー小学生時代は給食中に鼻から牛乳を吹き出して笑わせる・パソコンの授業中にエロサイトを見る・掃除時間にほうきとぞうきんで野球など。中学時代は学校にエロ本を持ち込む・新卒の女性美術講師に「せんせー彼氏いるの?」「何カップ?」など答えに困るような質問をし、講師は泣いて美術室から飛び出したこともーーをして先生に怒られる者もいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ