比較
カジタさん…
ナコは事が終わると
ウガイに向かった
ユウキは暫くじっとしたまま
動けずにいた
「気持ち良かった?」
ナコがタオルで口を拭きながら
聞く
「ええ、まあ」
「こんな事して大丈夫なんすか?」
「どうして?」
「どうしてって、旦那さんいるじゃないですか」
「それとこれとは別よ、別物」
「そー言う考えなんすね」
「ねえ、私の遊び相手にならない?」
「遊び相手って…」
「退屈な日常に刺激欲しくて」
「よして下さいよ、これっきりにして下さい、」
「悪い話じゃないと思うけど」
「面倒な事に巻き込まれるのごめんですから、」
「じゃそれならいーけど、帰る?」
「帰りますよ、もう」
ユウキはティシュで拭き
ズボンを履いた
車中ずっと2人は無言のままいた
(遊び相手か、別に悪い話じゃない、確かに気持ちよかったけど…)
ただハマるとその快楽から抜けれない気がしてユウキは踏み入れるのを怖がった
いやもう一歩踏み入れたのか…
それから1週間後
ユウキはチラチラ、ナコを見つめるが
ナコは何事も無かったかの様に仕事を進める
よくそんな普通の顔で仕事出来るわ…
ユウキはあれからナコの事が気になっていた
プルプル
ミサコから連絡が入る
「もしもし」
「あーユウキ今日会いたい」
「今日仕事早く終わるから家行くよ」
「分かった、待ってる」
はあ、忘れよ、あの女の事は。
ユウキは急いで仕事を終わらせる
ピンポーン
ミサコが出る
「早かったね、ご飯作ってる」
「おお、サンキュー」
机には肉じゃがが用意されていた
ミサコは料理うまいんだよな
2人はいつもの会話をし、
ご飯を食べ終わる
洗い物をしているミサコに
ユウキが後ろから話しかける
「俺風呂入って寝るわ」
「あっ待って、そんな素っ気ない」
洗い物を終わったミサコがエプロンをしたまま
甘えにくる
「ねえ、しよ、久しぶりに」
「何急に?」
「だって全然してないしさ…」
「じゃ舐めて」
「もう、」
ミサコがユウキのチャックを外し舐め始める
ユウキはふとナコを思い出す
カジタさんはもっとこうしたのに
「ねえ気持ち良い?」
「うん」
ユウキは返事はするが物足りなさを感じた
カジタさんならこうするだろうかああするだろうか
ユウキはナコにされた事を思い出す
「ねえ気持ちい?」
「うん」
「あんまり気持ちよくなさそうだね」
「そんな事ないよ」
「ねえこれ入れて」
「じゃ後ろ向いて」
ユウキはミサコのズボンをずらし
パンツをめくる
「あっあっあっ」
ミサコは声を上げる
ユウキは激しく動かす
「あっイク」
「俺も…」
あっああああ
2人は軽くキスをした