表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
オアソビのジカン〜sとmの世界〜  作者: 菩提 順子
17/17

幸せ

部屋に入ると見るからに金持ちが持ってそうな

熊の置物が目に入った


「お邪魔します」


ユウキはおそるおそる中へ入る


中は大きなキッチンと大きなソファーとテーブル大きなテレビがあるだけで生活感がまるでなかった


「ここ全く使ってなくて」


ナコがぼそっとつぶやく


「かけてください。今支度しますから」


「支度?なんの?」


「ご飯の」


「ああ」


(ご飯って作ってくれるんですね、てっきり外食だと思った)


ユウキはソファーに横になる


シャンデリアを見つめる。


こんな大きな家…

俺が稼いでも到底買えないだろうな


はあ。なんだかユウキは虚しくなりそのまま眠りにつく。






ナコがエプロンを着てオムライスを作っている


後ろからユウキはナコを抱き締める


「ママー」

3歳の子供が走ってきてユウキとナコを抱きしめる


良い家庭だな

ユウキは幸せを感じる






「トモダさん、トモダさん」


ユウキはナコの声で起こされる

ユウキはさっきのが夢だと気づく



「ご飯できましたよ」


「ああありがとうございます」


(ご飯は夢じゃなかったんだ)


ユウキは少し寝ぼけたまま机に座る

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ