魔術都市と火天の赤眼

魔術都市、それは古代の魔術師が魔術を後の世に永遠に存在させるため、ヨーロッパの裏側に設立した世界。人口のすべてがヨーロッパ人、その内約七割が魔術師のこの世界に、一人の日本人、火野村リクヤが降り立った。魔術の適正のない日本人だが、魔術を習うための高校に入学することになったリクヤには、誰も知らない秘密があった。
　「才能なんざ知ったことか！そんなもん、知恵で補うのが人間なんだぜ、魔術師！！！」
　こうして、少年、火野村リクヤの魔術都市でのスクールライフが始まる！