表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
我は想像者である  作者: 清目
王都篇
6/12

森の狩り

今回の目的は魔物、あれ、こっこれは!

「ああ、よく寝た、って、リリナ?」

「お兄ちゃん?」

「時間大丈夫?」

「まだ七時あと少しー」

「じゃ、おれも」


ドン!ドン!

「リサ、起きろ、リリナなくなった!」

「あ?なんの騒ぎだ」

「リリナは、?きっ君たち、まさか」

「??違うよ誤解です!」

「そうかどうりで仲がいいね」

「だから違うって」


「よーし、集まったね、じゃ早速今日の授業は森狩りです」

「森狩り?」

「最近森の中はよく魔物が出てくるんで、始末してくれ」

「これが特別か、今頃他の生徒たちはまだ知識勉強してるかな」

「そうだ、君たちに必要なのは、実力のみ」

「安心しろ、死にそうな時は、先生は手伝いませんから」

「いやいやおかしいだろう、普通に手伝うよ」

「特別に」

「一人ずつ10匹倒してくれ、じゃ、スタート」

「オイ、リサ私に負けるなよ」

「デカリュウに負けるもんか、行こうリリナ」

「私たちも」

「10匹倒すか、うまくいけばいいなあ」

「来た、これは、銀狼っか、リリナ、できる?」

「はい!」

「妖精よ、光をかしてください!敵は我が倒す!光明裁判!!」

「これがランが教えた魔法ですか」

「ええ、でも実際に使うのは初めてです」

「じゃおれもやってやるっか」

「あと一匹かリリナは?」

「私はあと二匹」

「兄さん、なんか聞こえた」

「あれは」

逃げろ!

「どうしたティリア、デカリュウはどうした?シリアは?」

さっき、私たちが帰ろうと思った時、急に暴いてきた、あのでかいやつ」

「あれは一体」

「地龍よ、死んだ地龍が魔法によって蘇ったのよ」

「なんでここに」

「知らないけど、とりあえず早く逃げろ」

「うん、そうしよう」

「リリナ」


「なんであんなものが森の中に?」

助けてーたれか、助けてくれー

「声聞こえた?クッソなんでこんな時に!」

「リリナ先に帰れ、おれはちょっと行ってくる」

「リリナも行く」

「ダメだ!早く帰ろう、これは遊びじゃない」

「でも」

「いいから、おれを信じて!」

「必ず帰ってね、お兄さん」

「ああー」

「さてと、また窮地に入りますね」

「助けてください」

「動ける?」

「足が」

「これは、毒?」

「うん、地龍の吐息に触れたから」

「早く治療しないと、とりあえず立って見て、行こう」

「ありがとうね」

「今はまだ早いよ、あのでかいのはまだいるよ」

「やばい、こっちに気づいた、」

「すみません、やっぱ私を置いていきなさい」

「何言ってんだ、おれはただ可愛い女の子を放っておけない系だけ」

「クッソ野郎が、おれに挑むなら地龍だろうがなんだろうが、握り潰してやる!」

「ここで待ってろ、おれがなんとかする」

「なんでそこまで」

「言ったろう、可愛いから、じゃ」


「おい、デカ野郎、こっち見ろ、雷精よ、裁きを!」

ホン!

「厚いやつ、こんな攻撃すら効かないっか」

コーーーフウードン

「痛い、ゴムゴム、クッソ、これがアニメのヒロインの痛みというものか、」

「痛いぞこのやろう!」

「 どうしたらいい、」

「リサ!危ない!」

「シッシリア?」

コン!!!

「シリアー!!!」

「シリアなんで、君はバカか!!!」

「ただ君を助けたいだけ、ケケ!」

「私は死ぬのかな、リサ、君はいい人だ、好き」

「シリア!君には死なない、おれは誓ったんだ、もうおれのそばの誰一人も死なないって、待っててね、すぐ連れて帰るから」


「おれは、あいつを倒す!!!」

「力があって、守りたいものを守れないなら、意味はない!」

「解放せよ、我が名はリサ、我は精霊王!!!」

「リサ?」

「ずいぶんと暴いてんじゃないか、ならこのおれが相手にしてやる!」

「真理万物の源、我が心の奥に潜んでる闇、我は自然そのもの、今すべての力を解放せよ!

混沌に生まれ、我が道に暗き染める深海しかのみ、我は深淵の王であり、精霊王である!放てかの世の花よ、その瞬間、すべてを滅ぼせ、禁忌の花よ、今ここに咲いてくれ!!」


「リサ、君は」

ゴー!


「最後だ、滅せ!」

ああああーーポン!!!


「六つの翼、妖精、いえ、精霊王?うー」

「意識が重いーー」


「シリア、シリア」

「ティリア?リサは?」

「あいつは君を置いて逃げたんだよ、マジありえない」

逃げた?違う、最後見たのは、一体

「大丈夫、このゆっくり休んだほうがいいよ、無事でなによりだ、」

「うん、リサにありがとうって言ってくれませんか」

「あんな貧弱なものに?」

「ううん、彼が私を守ったの、」

「は?かんじんな時に逃げたのに、まあいい、無事で私は帰るね、無茶するなよ」

「うん、ありがとう」

「いいから、」


「院長」

「見たか、あれは奇跡だ」

「でも、院長、それは一体」

「精霊王、まさか人間だとは」

「しばらく様子見てみる、期待に答えてくれたね、リサ」


「ラン、ばれたか、」

「おそらく、でも相手も根拠なしに手出しはしないから、むしろいい生徒だと思ったかも」

「そうっか、彼女助けるのは良い悪いか、自分すらわかんなくなったよ」

「兄さんは間違ってないよ、兄さんはいつも正しいから、でも、今度自分を危険な目にしないでね」

「わかったよ、リリナ」

「君がいて、おれこそがここに居られる」


「リサ、ちょっと来て、今回の件、先生は悪かった、シリアを助けてありがとう」

「いえいえ、私は何もしてないです」

「そうか、わかった、今度は絶対に起きないから、」

「ならいいけど」

「とりあえずここ数日は休みだ、これからの授業も少し変わるけど、後でティリアに聞いて、後、シリアも君になんか用あるみたい」

「はい、わかった」


「シリア」

「リサ」

「具合はどうだ、」

「だいぶ治ったよ」

「うん、ならいい、何か用って」

「あの日、地龍を倒し私を救ったのはリサですよね」

「なんで」

「ううん、ただ聞いてみるだけ」

「違うよ、おれは逃げた」

「うそつき」

「えっと、そうだ、何か食べたい、持ってくるから」

「こっち来て」

「?どうした」

「ジュ」


「シッシリア?」

「これからも、責任とってくださいね〜」

「シリア」


「兄さん?どうした、」

「ちょっと疲れただけ」

「お兄さんはゆっくり休んだほうがいいよ、ずっと、この数日、よく寝てないでしょ」

「ヒロインも疲れるのよね」

「何言ってんの」

「ううん、何も」

「変なお兄さん」

「今日は帰ろう、みんなも帰ったようだ」

「そうね、帰ろうっか」


これからばれないように、別の戦い方に帰るか、ずっと魔法で解決するわけにもいかないし


「よ、帰ったか、臆病者」

「ちょっとティリア、」

「リリナ行こう」

「おい、無視するなよ!」

「黙れ、ザコが」

「なっ何、この私がザコだと、君のような臆病者に言われたくないなあ」

「黙れっつてんだろうが!!!」

「あれは、その時の黒い!!!」

「ティリアやめろう、リサはそういう人じゃない、」

「シリア、なんでこんな人にために」

「本当に間違いました」


「行こう、リリナ、後、次おれに構えてくると、王女だろうがなんだろうが、永遠の暗闇に沈めてやる!」

「なに意味わかんないこと言ってんだ」

「リサ、君はどうして」


「リリナ、私はちょっと自分のことが嫌いになった、」

「兄さんは何も間違ってないよ、他の人が悪いだけです」

「そうかな、そうだよね…」

「おやすみ、私のお兄じゃん」



「どうだ、学院の生活は」

「いまいちってことかな」

「やれやれ、君は王女様なのかな、リサ」

「っていうかデカリュウまだ生きてんのかよ、」

「当たり前じゃないっか?お前こそよく生きてんじゃないか」

「っていうか、君の背中に持ってるのはなんだ」

「秘密」

「えーと、今日から一週間、君たちの任務はただ一つ、勝て」

「これから、学院内に練習会を行います、一年生からの攻撃を受けそしてかつということ、わかったか、」でも、なんで?じゃ、その広場で行いますね、もちろん勝てないなら、退学させてもらいます」

「そうっかと、わかった、じゃその練習会やってみるか」


練習会っか、あの人は出ないかな

みんなで強くなるのよ、一緒に練習会で暴いたらどう

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ