入学したばっかのに、おれは目立ちすぎ
精霊王としての質を手に入れたリサは、いよいよ入学
目立ちすぎるんじゃないか
ティリアス王都 魔導学院
試験参加したい人〜〜
試験参加したい人はこちらで〜す、こちらで名前と年齢を書いてください〜
「あのう、試験参加したいです、」
「おい、若いね、可愛い女の子〜」
「あのう」
「はいはい、ここに名前書いて、住所とかも、あとは、参加する人数も」
「名前リサ、リリナ二人ですよね、十七と十六か、やっぱ若いはいいね、えーと、住所忘れたよ、」
「住所は、まだ見つからないんで」
「まあ、魔導学院に入学できれば、住所とかも解決するから、いいや、入ってもいいよ、中に案内の人いるから、では、ご幸運を若いにいちゃん」
「お、おう、行こう、リリナ」
「兄さん、大丈夫か、」
「何が?」
「私たちの名前書いたら、」
「あ、大丈夫、大丈夫、名前が同じな人はたくさんいるから、さあ、行こう、おれも早く見てみたいよ、この国家最大の魔導学院は、一体何者」
「うん、リリナは兄さんを守ります!」
「泣き虫のくせに〜」
「なっ泣き虫じゃないもん!もう兄さんなんて知らない、ほん〜」
「やれやれ〜」
「君たちは試験の参加者なのか」
「あ、はい、そうです」
「ずいぶん若いね、まあいいわ、こっちよ、、これから試験のルールを説明いたします、大体は二つで、最初は魔力親近度の測定、測定値によって、クラス違います、次は知力テスト、これは今後の魔法の勉強に役立つもので、最後は実戦、一対一の勝負、まあ、所詮ただの肉体戦だよ、ついでに、試験成績次第、学院内での扱いも違います、以上です、では、またね」
ランの言った通りね、それにどこの世界も成績次第っか
「リリナは大丈夫、怖いか」
「へっ平気よ、リリナだっていつも兄さんに守られると困ります!」
「本当に平気?、ダメなら参加しなくてもいいのよ」
「さて、兄さんまだ知らないでしょ、へへ〜」
「何が?」
「実は、へへー、秘密〜」
「リリナはいつこうなったのか、ああ、ラン、お前の教えだね!」
私に関わるな、私はただ彼女に魔法の知識を教えただけ、でも、本当に質がいいね、さすが兄妹、
「まっまさか、リリナはもう魔法が使えるのか」
「まあなああ、へへー、もう兄さんに守られなくてもいいのよ〜」
「コク、心が痛い、まあそれでもいいか、」
正直に言うと、リサ、君は自分のことを心配した方がいいよ
「というと?」
君は自分が精霊王ということ忘れてないよね
「当然だよ、それは何か?」
後でわかるわ、早く広場へ行こう、妖精の感によれば、今年の試験は簡単じゃない
「まあ、どうせ入学できればいいだろう、さあ、リリナ行こう」
……
「おお〜う、人は多い、さすが魔導学院と言えるか」
ええー、みなさん、国家魔導学院へようこそ、今年はさらなる人数を超えたから、さぞ競争の激しい一年になるだろう、ではこれから魔導学院入学試験を行います、名前を呼んだ人は前へ出てください、最初は魔力親近度
の測定、この水晶に手を当てていい
では、始めます
…
キバリュウ 前へ
はい!
あの男でっかい、見ろ、水晶が!
うそだろう、私たちの時あんまり光ってないのに、火の光が水晶の三分の二に満ちてる
おう、これはこれは、いい質ですね、この子の名前を残して、いい種になるかも
次は シリア 前へ
可愛い女の子、水晶は緑色に光っている、
この子の名前も、
「ねえ、兄さんはなんでさっきからずっと黙ってんの?」
「おれには嫌な予感がするから」
「というと?」
「わからない、」
君の言う通りよ、リサ
「ラン?どういうこと」
すぐわかるわ
次は、ティリア 前へ
ティリア?まさか、あの王女
間違いない、王女だ
きれい、噂は本当だな
「王女っか、嫌な予感は彼女のことか、」
さすがティリアスの娘、質はいい、
「おれよりいいのかラン、」
「化け物は黙りなさい」
「……」
王女殿下すらいらっしゃった、誠に光栄でございます
「いいから、始めよう」
その白き赤ちゃんの肌みたいな手が水晶に当てた瞬間、水色に満ちた水晶は割れそうだ
すっすごい、これが王女の力か
さすが王女殿下、
…
次は、リリナ 前へ
「リリナ、君の番だよ、緊張しないでね」
「う、うん」
って、心配は無用っか、この金色の親近度、もはやその王女と同じぐらいだ
こっこの子、名前は、
はい、名前はリリナと呼んでいます
リリナっか
「よ、おれの妹はすごーい」
「もう、兄さんってば、からかわないで〜」
最後、リサ 前へ
じゃ、ちょいやってみるっか
?何言ってんだこの子
パッ
……
「どうした、水晶が壊れた?一体どういうこと、あ、院長、水晶が壊れました、これは一体」
「もう終わったよ、この子の名前は」
「えーと、リサです」
「この子は合格だ」
「え?じゃ、後の試験は、」
「実戦だけ参加させて、そうその女の子も一緒」
「はっはい、わかりました」
「リサっか、面白い子だ」
その一瞬、まるで、この世界を支配する王のような感じ、今年は、本当に楽しみだね
…
「王女殿下その人の名前はリサです」
「わかった、下がっていいよ」
「はい」
「興味があるわ、私を超えた親近度、」
…
「リサっか、私の敵だ!」
…
「兄さんは注目されてるよ、」
「わかってる、この嫌な視線、生まれてはじめてだわ、」
「だって兄さんはすごいだもん、目立たないわけがないから」
「こっちは適当にやりたいのにねえ、まあ、いいか、これで学院内での権力も得やすいっか」
……
では、これから、実戦を行います、名前を呼んだ二人は、前へ
リサ、ティリア、前へ、
「なっ何、いきなり王女っかよ、やばいやばいぞ、この展開、ラン、ラン、おれどうしたらいい」
…
「返事しろよ、このやろう、ったく肝心なとき使えないから、こうしたら、やるしかない!」
「君がリサねえ、結構いいじゃない」
何がいいんだよ、まっまさか
「まさか、王女殿下がおれにほれたとでも」
「それはこの私に勝ってからの話だ、この変態!!!」
では、実戦開始!!!
ホイー、私の実力を見せてやろう、
「水よ、我が身に集え、我が剣となり我が盾となれ、敵を討ち払わん!!!」
「いきなり魔法っかよ、クッソ、ランのやつも出てこないし」
「どうしよう、あれをやってみるか、」
「記憶よ、私の記憶!
「雷光よ、我は精霊王なり、我が威厳に反する者に戒めの裁きを!!!」
なんだ、あれ、空は暗くなった、
ポン!ホン!
あれは雷?これが、魔法?
「くらえ、我が雷光よ、裁きを下せ!!!」
「バカな、こんなこともできるのか、ダメだ、破る、ア〜」
「あの王女殿下が、破られた?」
「こいつは誰だ」「化け物だ」
王女殿下、大丈夫ですか?
「そろそろ私を下ろしたら!!!」
「この変態!!!」
「いや、だってさっきそのまま落ちたら絶対傷つくわよ、おれが走って助けたんだじゃないか」
「君が私をこっこんなさまにさせたんじゃないか、こっこの変態め!!!パイ」
…
「おれ、何かしたか、妹よ」
「兄さんの浮気者!もう知らない!」
結局妹の相手は魔法の使えない者で、リリナが魔法出した一瞬で降参した
魔法の勉強してないのに、やるじゃないか
「ラン!お前よくも肝心なとき出てくれないわね!」
「そこにはすごい魔力を感じたから、出てきたら絶対ばれる、それはそうとして、さっきのは何?」
「何が、あ、その魔法のこと?」
「そう、なんで、学んだことはないのに、なんで?」
「さあ、なんか頭の中に自然と出てきた、おれもただそのままやっただけ、」
「あれは間違いなく妖精魔法だ、私にも見たことのない魔法、でもわかる、絶対に我が一族の魔法だ!」
「もしかしたらおれ専属の魔法とか?」
「可能性はある、まあ、どうせ、君のことだから、いくら変でも可能性はあるか」
「何よ、その言い方、でも、その王女本当に強い、さっきの戦いで、てっきりダメかと思った」
「リリナも気をつけた方がいいよ」
「うん、でも兄さんがいるから、リリナは兄さんを信じてます」
「リリナ〜、なんでおれの妹はこんなに可愛いだろう」
「もっもう、兄さんったら、」
「コホン、君がリサですよね」
「君は、?」
「僕の名前はキバリュウ」
「あ、あの火の属性の、なんか用?」
「君は強い、そして僕は君に勝つ!」
「ほうお、そりゃ楽しみだぜ」
「じゃ」
「困ったもんだ、目立つのも罪ねえ」
「兄さん、あの人も強いです、」
「あ、わかってる、やれやれ」
「君たちはリサとリリナですよね」
「またっかよ、誰だ」
「誰でもないよ、君たちに興味がある人がいるのよ、私についてきて」
「ラン、この人大丈夫?」
「うん、大丈夫よ、悪意はない」
「じゃ行ってみるか」
「ここです、」
「ここは、どこ?」
「ここは学院長室なのよ」
「学院長?」
「じゃ、私はこれで」
「お邪魔しま〜す」
「よ、来たっか、」
「あのう、何か用がありますか」
「君たち住所はまだ決まってないよね、」
「はい、そうですけど、」
「ちょうどいい、ティリアこっち」
「ティリア?まさか、」
「兄さん」
「これから君たち三人とあと二人で一クラスに入る、入学試験最も優秀な五人として、学院は特別の住所を提供します、君たちの関係を促すため」
「学院長、なんで私はこんな下品なやつと一緒に住まないといけないんですか」
「ティリア、こっちは王宮じゃない、君の父さんもすでに賛成した」
「父上が?なんで!」
「君たちはこれから特別の授業を受けるから、当然の事だ」
はあ、こっちは普通に過ごしたいのに
「では、これから、彼女が案内してるから、これで終わります、期待してるよ、リサ」
「いや、学院長にそう言われましても」
やばいやばい、敵かもしれない人に期待されてるなんて、最悪な状況だぜ
「え?私が案内?」
「行こう、変態さん、あとは?」
「あ、リリナと申します」
「リリナもこの人から離れた方がいいわ、変態だから」
「実は、兄です」
「…兄?、こんなに変態な兄さんがいて、きっと大変でしょう、さあ、私と一緒に行こう、こんな兄と一緒したらうつるよ」
「こんな兄で悪かったよ、っていうか、うちに可愛い妹を誘拐する気!」
「黙れ、変態、さあ、行こうリリナ〜」
「なんだこの挙動、これ王女なの?」
「まあ、いいか、」
「リリナ、行こう、この変な王女と関わるのは気分を悪くする」
「兄さんったら、ぺへへ〜」
「誰が変だよ、この変態!」
「はいはい、早く案内しろ」
「なんで私がこんな奴に案内しないといけないんだよ」
でも、あの時あの魔法は、本当に見たことのない、帰ったら父上に聞いてみるか
……
なっなんだこれ!でっけー
「ここは私たちに住むところのよ、もともと私は着たくないのに、やっぱ王宮の方が住みやすいわ」
「おいおい、どこの王女様のよ、っていうか、これはもはや小さいバージョンの宮殿じゃないっか、」
「入ろう、ここは私たちを含め、五人だけの住まいのよ、」
「これは夢だ、しろに住むなんて、」
「部屋は自分で選べばいいよ、明日、広場で集合忘れないでね」
「お、おう、わかった」
「変態に話してない!、リリナは私の隣にすみますか」
「えーと、兄さん、どうしよう」
「いいよ、私も隣にいるから、大丈夫よ」
「じゃ、そうしよう」
なに?五人だけ、なんなんだよこのクラス