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「おっそいよ。もうみんな集まってる」

「ああ、すまん」


 門に戻るとそこには50人ほどの者が集まっていた


「サトー殿」

「ん?ウルイか。悪いな俺の用事に巻き込んで」

「何を言うのだ、二人は既にガウのメンバーなのだから必要なときに力を貸すのは当然のこと

 おっと、しまった。そんなことに言いに来たのではなかった

 ウルイ殿!早く街に戻った方がいい!少し前から大規模な破壊が行われていると連絡が入った」

「は?」


 何を言われているのか一瞬理解できなかった。しかし、それを理解したときにはもう体は動いていた


「サトー君!!全くもう、サリア!移動しよう。ウルイ達もマナプルに行けるかい?」

「我々なら心配ない。ガウの出入り口は他にもあるからな。マナプルに居る筈の仲間と連絡がとれんのも気になるしな」

「なら平気だね。サリアよろしく頼む」

「分かりました。『ワープロード』」


 サリアは魔法を発動させる。三人の体を緑色の光が包み込み次の瞬間には消える


「サトー殿はまだまだ子供だな。少し悪い話を聞いただけで血相を変えるとは」


 ガウのメンバーは転移装置に向かって移動する。そのときにウルイは近くにいたメープルに健吾の評価を話す


「それはどうかな?彼は最悪の事態に備えて動いてるだけ、彼ほど強い子が慌てる事態が起きようとしてるのよ。覚悟をしておいた方が良さそうね」

「でも、私は大丈夫だと思うわよ。私の戦士としての勘が決着がついたって言ってるわ」


 メープルが気合いを入れているとギミトラが横から入ってくる。しかし二人は対照的でギミトラはリラックスしている


「ギミトラよ油断はするな。さあ急ぐぞ」

「ええ」

「わかったわ」






「マスター着きました。ですが…」

「うん、これは…凄いね。ケンゴ君が暴れたのかな?でもそんなに時間はたってないはずだし」

「マスター、これはどう見てもにんげんわざではありません。破壊ですらないんですから」


 三人はワープロードの魔法を使い僅かな時間でマナプルに戻り、そこで見た光景に唖然としていた


「アンリ!この惨状はなんだ!」

「何にもないわね」

「ここまで真っ白に物が消えるなんてあるのかしら?」

「いやそもそも本当にここは真夏なのか?」


 ガウのメンバーが来たと同時に様々な感想が飛び交う

 しかしそれも仕方がないことだろう、本来ならマナプルがある場所……何があったのか分からないが


 真っ白で平坦な土地に変わっていて、マナプルが消滅していた

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