表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
36/44

36

「いつまでここにいるつもりだ?」


俺と御堂は泊まっている宿に戻った...しかし、なぜか三人もついてきた。しかも部屋のまで入ってきてるし


「いつまでって、君が私達に協力してくれるまでかな?」

何度言っても聞いてくれないギルマスが椅子に座りながら御堂の入れた飲み物を飲んでいる


「だ~か~ら~、俺は協力しないって言ってるだろうが!なんで俺があいつなんかを止めるのに動かないといけないんだ」

ベットの上に寝転がりながらギルマスに向かって文句を言う


「そんなこと言わないでよー、ね?お願いだよー」

手を合わせ、拝むような頼み方をしている

「私達だけでは多分一瞬で操られて終わりだと思うんです。仲間のあなた達ならすぐに操られる、何てことには起こらないと思うんです。どうか力をお貸していただけないでしょうか?」

アサヒという人がギルマスよりも丁寧にお願いしてくるが...やはり


「すまないが、俺は協力するつもりはないさ。恐らくだが五条は俺が行ったところですぐに操って終わりになる

つまり無意味なんだよ。意味の無いことをやる気はないし、させる気もない」


今、俺と御堂は部屋を分けている。五条の件に関して御堂は俺にすべてを任せると言っているので三人は俺の部屋に来ている


「それは...そうなのかな?

あんな別れ方をしたんだから遺恨が残っても不思議ではないか」

馬車の時の事を思い出しているんだろう。決闘してから別れてるんだから、まぁ嫌われても仕方ないだろな


「マスター、少しいいですか?」

サリアさんがギルマスの近くまで移動して耳打ちをする

聞こえないので解析を使い思考を読む


どうやら使い魔からの連絡が入り、情報が得られたようだ

王都マナプルは完全に五条が支配し始めているらしい。完全に支配されるのも時間の問題のようだ

確かにこの状況なら仲間が多くないと何も出来ないだろうな


コンッコンッ


ん?誰か来たのか?

ドアの向こうの人を解析すると...なんでここが分かったんだ?

不思議な人がここに来たようだ


「ちょっとすまんな」

一言断ってからドアの外に向かう


「よっ!佐藤」

「なにしに来たんだ、藤城隆二」

片手をあげて軽く挨拶をしてきた

ドアの向こうに居たのは五条と一緒に居る筈の藤城だった


「何しにって訳じゃないんだけどさ...すまん!俺たちじゃあどうすることもできなかった。そのせいで」

急に頭を下げて自分達では出来なかったと言う。最初は何の事か分からなかったが解析で読み取った


は?五条の奴はつくづく俺を怒らせたいみたいだな。この依頼受けてやる


「もういい!!分かった!早く消えろ!そして五条に言っとけ!必ず消すってな!」

「すまない...恩に着るよ」

藤城はそう言ってすぐに居なくなった





「おい、ギルマス!」

部屋には居るなり少し大きな声で呼ぶ

「ビックリしたな。どうしたの?何かあったのかい?」

心配そうにこちらの表情をうかがってくるが、今の俺の表情を一言で表すなら般若だな。久々にぶちギレたよ


「三人はガウの所に行って仲間を集めてくれ。最低でも三十人だ、俺は仕込みがあるからちょっと離れる、ウルイを知ってるんだったな、準備が出来次第五条をぶっ潰すからそっちも準備してろ!」

ポカーンとしている三人に一方的に言いたいことだけ行って部屋を後にする


さてと、気合い入れないと今回はヤバイな





「何だったんでしょうか、サトーさんの雰囲気が変わっていました。さっきの来客が原因ですよね」

サリアがサトー君の出ていったドアを見ながら呟く

「でも...あれは尋常ではありませんでした。まるで「そこまでだよ」、マスター」

アサヒが何か言おうとした瞬間にアンリエッタが遮る


「それは言っても仕方のないことだ。サトー君の豹変にはビックリしたけど今は彼が力を貸してくれることを喜ぼう

ほら、準備をしておけって言われただろ?早くもう一度ガウに行くよ」

アンリエッタに急かされ、サリア、アサヒも脱いでいた装備を付け直す。アンリエッタは魔法で装備を整えすぐに外へ行ってしまった


「どうしたんでしょうか?マスターは」

「分かりません。ですが、今すべき事をするだけです」

「そうですね。マスターを信じましょう」

二人も部屋を出てマスターを追う


そういえば隣からの音が一切しませんでしたが、コトネさんはどうしたんでしょうか


サリアは一瞬御堂の事を考えたが二人がさっさと行ってしまうので思考を中断して二人を追った

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ