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一度発動した嘘つきを消すには反対を言えば良い

けど、とっさに大嘘つきを解除してしまったからクールタイムが発生する

一つの嘘につき十秒、使ったのは四回だから四十秒は使えない

これはヤバイな。既にうっすらと隕石が見え始めている

しかも一つや二つではない大きさは様々だが見える範囲でも数えきれない程の数が落ちてきている


落ちる……俺はさっき何て言った?

『隕石が降るわけないでしょ』

降る……確か雨とか雪の時の表現だよな。ってことは今からの天候は隕石か!!

まだクールタイムは残っているのに隕石はすぐそこまで迫っていた


あ、これヤバイわ

そこからは音がなくなった。大地が揺れる感覚とものすごい風とそれに飛ばされる岩

ダメージを受けないので直撃しても上から押さえつけられた位の衝撃だけだった


そんな状態がどれくらい続いただろうか。一分?十分?一時間?それとも一瞬?

全くわからなくなるぐらいに隕石の威力は凄かった

砂煙がすごくてなにも見えないが嫌な予感がする


少しずつ視界が良くなってきた。そこに広がつていたのは




何もなくなった凸凹の景色だった

なんだこれ?本当に何もなくなったな

一応解析をし情報を集める

ここは間違いなくマナプルがあった土地だ、今は瓦礫一つないぐらいに何もなくなってるが


やっばいなー。俺って大量殺人者じゃね?ん?

解析で俺以外の生き物がいることが分かったので行ってみる

凸凹が多くてあまり早くは動けないが何とかしよ到着した

そこには、二十階建てのビルと同じぐらいの大きなサメ(翼付き)がいた

《何者だ!?》

ビックリしたな。まさか頭の中に直接話しかけられる日が来るとは

《何者だと聞いている。答えろ》

「随分元気だな、サメの王様?俺はただの冒険者だよ」

《我を知っているとはな、随分出てきてなかったはずだが》

「王はどうしてもか目立つからな、出てきてなくても伝説や物語になっててもおかしくはないだろ」

実際にこんなでかいなら何処かに記録ぐらい残ってると思うし

《それで?なんのようだ。我はしばらく動けんから戦いなら後にしろ》

「俺は戦う気はないぞ、それに戦えないことは言わない方がいい

調子にのって攻撃してくるやつだったら今頃やられてるぞ」

《むっ!確かにその通りだな、気を付けるとしよう》

こいつは見た目はでかいが、頭はちょっと残念なのかもしれない


《して、戦う気がないならなにしに来た?》

「特に用はない。強いて言えばこの辺を直しに来たってとこかな」

《直せるのか?かなりの規模で破壊がされているが》

ごめんなさい、その破壊は俺です

「まあ、とりあえず直すんで、動けます?この辺も復元されると思うので一応退いてくださいって言いに来たんですよ」

《そうか……なら動くとするか。少し下がれ飛ばされるぞ》

戦闘はできなくても移動は出来るのか、こんなでかい奴にそんなに重症を与えるなんて隕石スゲーな

動き始めたので下がる

地震かと勘違いするぐらいに地面が揺れ始める。ゆっくり動き浮き始めた


《それでは行くとする。っと、その前に聞いておく。我をここに読んだのはお主か?》

「手違いがあってな、すみませんでした」

《いや、構わん。中々に楽しめたぞ。こんな場所に来たのも我が傷を負うのも久々だったからな

では、さらばだ小さきものよ》

翼を羽ばたかせ超速で何処かにいった


随分フレンドリーな奴だな。もっと攻撃してくると思ってたぞ

まあ、何はともあれ早く直さないとな


「ここに隕石が落ちてきた」

チリン

少しずつ地面が動き始めて、色々な建物が生えてきた

比喩ではなく言葉のままに植物のように建物が生えてきていた

正直な感想を言うとだな、気持ち悪!!

素直な感想だった


それも五分ぐらいで生物以外は元通りになった

生物は戻らなかったか、ならもう一度

「ここで大量の生物が死んだ」

チリン

続けて

「サメが襲ってきた」

チリン

これで大丈夫だろ、なんかあればその都度対応すればいいし


人も同じように地面から生えるように出てきた

またかよ。純粋に気持ち悪いんだかな

全員気絶してるのか倒れたままなのでまだ物音ひとつしない

さっきよりも随分時間がかかり三十分ほどたったら終了した


冒険者たちの場所に戻るとサメの姿もなく戦闘跡は何処にもなかった

「おい、御堂!起きろ!」

「ん~?けんちゃん?何が起こったの?なんか一瞬で消えるみたいな感覚があった」

実際に一回消えてるしな

「何が起こったかは俺にもわからん。何が起こったかは覚えてるか?」

「えっとね……戦ってたら何かが落ちてきた位かな」

隕石だとは分からなかったか

「とりあえず今は休め」

「うん」

よっぽど消耗していたのかすぐに寝始めた

やっぱり生き返ったばかりはキツいみたいだな


御堂を借りてる宿の部屋に連れていって寝かせておく

ここまで来るのに店の中や道の人を見たが全員が気絶しているらしく全員が倒れていた

こんなに人が人がいるのに物音一つしないのは不思議な感覚がする

これで最後かな

「沢山の人が倒れている」

チリン


スキルによって強制的に起こし無理矢理活動を再開させる


「何が起こったんだ」

「私……生きてるの?」

「天変地異の前触れだ!」


起きて早々騒ぎだした。騒ぎはどんどん大きくなり、街全体が騒ぎになっている

全員が記憶を持ってるのか、消すこともできるけどそれをするとまた調査しないといかんしな

まあ、何日かすれば収まるだろ

このとき彼はそんな風に軽く考えていた

人が死ぬ体験をしてすぐに忘れるなど出来る訳もないのに


冒険者達も魔物が消えたことで一時解散をしているようだ

まだ警戒は続けているみたいだが、それに彼が付き合う必要はないだろう


今日はもう色々ありすぎて疲れた。まだこっちに来てから二日しかたってないのに内容が濃すぎる

このまま寝よ、隣に御堂がいるがまあ良いだろ

流石に同じベットで、と言うわけにもいかないので床で寝る

明日ぐらいにはどっかに観光にいきたいな、ここにいるとまたあのギルド長に何を言われるか分かったもんじゃないし


目を閉じるとすぐに眠りに着いた

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