レベルを上げようと思いました。
前回までのあらすじ、俺はレベル上げをしようと決心したのであった。
「レベル上げに向いてる場所ってどこか心当たりある?」
俺はレベリングをする為に良い場所が無いか聞いてみた。
「さぁ~私達は知らないわよ」
「ごめんなさい、お役に立てそうにありません」
「魔界や迷宮はどうでしょうか?」
メリッサの最後の言葉を聞いて俺は驚いた。
「迷宮は聞いた事あるけど、魔界ってなんなの?」
分からないので、聞いてみた。
「魔素濃度が異常に高い場所の総称よ。魔素濃度が高い場所は強力な魔物や魔族が住んでいるのよ。秘境とも呼ばれているわね」
ジャスティンが説明してくれた。
「そんな、危険な場所に行っても大丈夫なのか?」
「勿論、危険ですよ。だから、お勧めはしませんよ」
(そんな危険な場所を紹介するなよ!)
俺は口から出そうだった言葉を何とか心の中に留めた。
「うん...地道にレベルを上げていくね」
俺は諦めてから地道にレベルアップをする方針にした。
それから、少し話をしてから俺は帰る事にした。。
何の話をしたかと言うと、今後のティアラの事だ。
ティアラが冒険者になる事を認められたが、実力が不足している為に戦う力を身につける事になった。
俺もその間にレベルを30にするのが目的だ。
一か月後に再会する約束をしてから俺は帰り際に
「二年後にシャボ〇ディー諸島で!」と名言を言ってから帰ろうとしたら、
「そのネタはダメだから!!」
「シャ〇ンディー諸島ってどこですか?」
「一か月後ですよ」
三者三様に返しが来た。
俺は「冗談だ」と言ってから部屋を後にしたのだ。
(これからギルドに向かってから美味しい獲物を探すかな)
ギルドまで歩いて行き、クエストボードを確認してみた。
...碌なのがない。
Eランクだと討伐系の依頼も少ないし、雑魚のだから意味が無いんだよな。
(前みたいにワイバーンを倒しに行こうかな...)
俺が悩んでいると、この間知り合いになった冒険者のおっさんが声をかけてきた。
「よぉ~!久しぶりだな。ユーマも仕事か?」
「それもあるけど、今はレベルを上げたいから手軽な魔物を探しているんだ」
そのおっさんはクエストボードを見ながら、良さそうなのを見つけたみたいで
「手頃な魔物か...鬼なんてどうだろうか?」と言ってきた。
(鬼か、良さそうだな)
「鬼ってどこに生息しているんだ?」
「ここより馬車で東に二日ぐらいの距離にあるドグールって街の周辺の森に居るぞ」
「そうか、ありがとう。鬼ってランクいくつなの?」
「Bランクで力が強いから気をつけろよ」
(Bランクなの!)
「俺、Eランクだからクエスト受けれないんじゃ無いのか?」
「あっ!そういえば、ユーマってEランクだったな...誰かとPTを組んだらどうだ?」
(知り合いじゃないと、俺みたいな奴をパーティに入れてくれないだろうな)
「考えてみるよ」
(クエストを受けなくても素材は買い取ってくれるけど、依頼の報酬の方が高いしな)
俺がどうしようか悩んでいたら、
「あれ、ユーマじゃんか。ヤッホー」
「仕事探しているのか?」
ルドルフとオリュンが俺に気付き、近寄ってきた。
「二人とも昼から酒かよ」
二人は酒を飲んでいたみたいで、顔が若干赤いのだ。
「いや、最近は仕事続きだったからな」
「そうさ、だから三日程ダラダラしてんのさ」
そこで、俺は閃いた。
「暇なら、一緒に仕事いかね?」
俺は二人を誘ってみた。
「そりゃ、いいな」
「俺も問題ないぜ。それで何の仕事にするんだ?」
二人とも乗り気なようだ。
「鬼討伐のクエストなんだけど、どうかな?」
二人は顔を見合わせてから悩んでいる。
「ユーマは、鬼を倒した事ってある?」
ルドルフが聞いてきた。
「無いよ。見たことすらないからね」
「「倒せるのか!?」」
ルドルフとオリュンの声が重なった。
「まぁ、多分大丈夫かな。飛竜は倒した事あるし」
「スゲーな」
「マジか...一人でか?」
「勿論さ」
その話を聞いた二人は、鬼の討伐のクエストを一緒に受ける事を決めていた。
「なんで、飛竜を一人で倒した事あるのに、俺達みたいな奴らを誘うんだ?」
俺が答えようとしたら、今まで黙っていたおっさんが口を開いた。
「なんでも、ランクが低いからクエストを受けれないんだとよ」
「そーゆ事かよ」
「納得だぜ」
二人は大笑いをしながら、納得してくれたみたいだ。
「じゃあ、俺は行くぞ。これから仕事だからな」
おっさんは依頼書を一枚取ってから、受付嬢に持って行った。
俺達も依頼書を3人で確認してみた。
・鬼討伐
Bランク 報酬 /一体に付き5000G




