お城に泊まりました
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俺は目を覚ますとベッドに居た。
俺の意識が途切れてから、どれくらい経ったのだろうか?
日の沈みようからみて、夜なのは間違いないだろう。
周りには誰も居ない。
仕方ないので、状況を確認しに移動しようと思う。
身に着けていた装備は、机の上に置いてあった。アイテムポーチもだ。
それらを回収してから部屋を出る事にした。
ドアを開けてみてから気づいたが、ここはお城の中のようだ。
(俺が気を失ったから、城の救護室か何かに運ばれたんだろうな)
巡回中の兵士を見つけた。運が良い。
俺は兵士の方に歩いて行くと、兵士も俺の事に気づいたみたいだ。
「そこのお前此処で何をしている?」
(コイツは俺が救護室で休まされていた事を知らないみたいだな)
「さっきまでそこの部屋で休んでいた者なんですけど、目を覚ましたので宿に戻ろうかなと思いまして」
「こんな時間帯に、怪しい奴だな。ちょっと、付いて来い」
仕方ないので、付いて行く事にした。
10分程、歩いてから兵士の詰所に連れてこられた。
「カイサス隊長、城内をうろついていた少年を連れてきたんですけど、どうしましょう?」
奥で書類仕事をしていたカイサスがこちらを見た。
俺の顔を見てから、ため息をついてから
「そうか、ご苦労。この少年は俺の知り合いだから、お前は業務に戻れ」
「わかりました」
そう答えると、兵士は来た道を戻り始めた。
「久しぶりだね。こんな時間になにしてたの?」
カイサスが聞いてきた。
「ちょっと、陛下と摸擬戦をしていて...気を失っちゃて、救護室みたいな部屋で寝ていたっぽいんだけど、起きてから近くの兵士に事情を聴こうとしたら逆に連れられてきたんだよね」
少し、カイサスが驚いていた。
「陛下と摸擬戦をしたのかい!?それじゃあ陛下の居るところまで案内しようか」
「ありがとうございます」
それから俺はカイサスの案内で陛下の居る執務室に案内してもらった。
「失礼します。第八騎士団団長のカイサスです」
カイサスがノックをしてから名乗った。
中から「入れ」と陛下が返してから俺達は扉を開けた。
「「失礼します」」
俺とカイサスは部屋に入った。
「おや、ユーマ君と一緒だったのかね。...ユーマ君よ、もう大丈夫なのかい?」
「はい、先ほど目を覚ましてから城内を迷っていた所をカイサスさんとその部下の人に助けてもらいました」
「それでは、私は失礼します」
カイサスが空気を読んでから部屋を出た。
「すまないな。起きるのはもう少し後になると思い、職務を行っていたのだ。
さっきまでは、ジャスティンとティアラが居たんだがな」
「いえ、仕方ありませんよ」
「もう少しでこの書類が終わるから、そこで待っていてくれ」
俺は了承してから10分程待った。
「よし、終わった。ジャスティン達がユーマ君の事を心配していたから様子を見に行こう」
俺は陛下に付いてジャスティンの私室に向かった。
ジャスティンの私室に行くとティアラも居た。
順番に行こうと思っていたから好都合だ。
「ユウマ君、起きたのね」
「ユーマさん、お身体は大丈夫ですか?」
二人とも心配してくれていたみたいだ。
「二人とも心配をかけたけど、もう大丈夫だよ」
「いや、油断は良くないぞ。ユーマ君は魔力を使い切ったから倒れたのだからな」
魔力を全部使い切ると意識を失うらしい。
魔力が尽きたことなんて初めてだから、知らなかったのだ。
「わかりました。無理はしないようにします」
現在は魔力も回復しているので、半分よりも少し少ないぐらいだろう。
「ユウマ君、約束のチートを授けるのは明日にしましょうか。体調が全快の方が良い結果になると思うしね」
俺は納得してから、今日は帰ろうと思い、そのことを伝えたら城に泊まって行きなさいと勧められたのだ。
三人から勧められたので、断れずに了承した。
そうしたら、ジャスティンが侍女を呼んでから食べ物を持ってくるように指示をした。
「ユウマ君は夕食まだでしょ」
俺はジャスティンに感謝した。
実はお腹空いていたのだ。
夕食を食べ終わると、陛下に風呂場に連れられた。
「一緒に風呂に行こう」とのことらしい。
(裸の付き合いってやつだろう)
城の浴場を広くて立派だった。
風呂から上がると、侍女に客室に案内してもらった。
「何か御用があれば、いつでも御呼び下さい」
「わかりました」
今日は疲れているので、魔法の訓練もせずに床についた。
ベッドがふかふかで気持ち良かったので、すぐに眠りについた。
多分、疲れていたのもあるだろう。




