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エクリサーを譲りました

祝!100話目です。

これも、皆様方の御蔭ですね。

これからも、よろしくお願いします。

陛下との勝負が終わったので、エクリサーをティアラに渡そうと思ったが、ディメンションから今出すと、怪しまれるしな。

ジャスティンにその事を相談してみると、後日に持って来てくれればいいそうだ。

現在、陛下とティアラは少し離れた所で話しているので、この相談は聞かれることは無いだろう。

「あっ!そうだ、ユウマ君にエクリサーのお礼に『良いモノ』を与えてあげるね」

(良いモノ?何か含みのある言い方だけど、期待しておこうかな)

「何をくれるんだ?」

「次にエクリサーを持ってきてくれた時のお楽しみね。ヒントは私達にほんじんがこの世界で貰って、嬉しいモノだよ」

(日本人が貰って嬉しいモノって何だ?)

「わかった。それじゃぁ、明日持ってくるよ。『良いモノ』とやらを楽しみにしとくよ」

「わかったわ。きっと、ユウマ君なら喜ぶモノだと思うわよ」

俺は陛下とティアラにも明日エクリサーを持ってくる事を伝えてから帰宅した。

夕食を誘われたけど、マナーも分からないし、堅苦しそうなので遠慮しておいた。


宿に戻ると、シャワーを浴びてから夕食にした。

食後にいつものように魔法の練習をしながら、明日の事についてから考えていた。

魔法の練習を終えてから床に就いた。


翌朝、アラームで目を覚ましてから朝食にした。

今日から仕事クエストを再開しようと思っていたので、エクリサーを持って行く前にギルドに寄ってみる事にした。

ギルドの中に入ってから、依頼版クエストボードを確認していると、知らない人に話しかけられた。

「ねぇ、君ってさ、何日か前にドーガンって冒険者をボコってたよね?」

17,8ぐらいの青年が二人して話しかけてきた。

(ドーガンって誰だろう?)

「え?ええっと、ドーガンって誰ですか?」

「ドーガンってのは、Bランクの冒険者だよ」

「この間、君の連れに手を出そうとして返り討ちにあった男の事だよ。思いだした?」

(あぁ!あいつか。ちょっと、強かったけど、あれでBランクなのかよ)

「思いだした。それで君たちは、ドーガンの敵討ちにでも来たの?」

「いや、まさかね」

「誰があんな奴の為に戦うかっての」

二人の様子から察するにドーガンってのは嫌われていたみたいだな。

「そうですか。なら、二人は何しに来たんですか?」

俺は二人に疑問をぶつけてみた。

「そういえば、自己紹介してなかったね。俺は、ルドルフだ。そっちのが、オリュンだ。ドーガンをボコってくれて礼を言おうと思ってな」

「そうなんだよ。ドーガンの奴は自分よりランクの低い奴を見下しやがるからな。ちなみに俺達はCランクだ。宜しくな」

(二人はCランクなんだ)

「そーゆ事ね。いいよ、気にしなくて。俺はユウマだ。ランクはEだけど、宜しく」

「「はぁ!?」」

「Bランクのドーガンを倒した実力なのにEランクなのか!?」

「おいおい、冗談だろ...本当だ」

信じてくれなかったので、ギルドカードを見せたら信じてくれた。

二つ名だけは手で隠しておいた。

「レベルが25なのか!?そのレベルでドーガンを倒したのかよ」

「マジか...」

「そんな驚くことじゃないだろう」

少し話す声が大きかったのか、何人かの冒険者がこっちに近付いてきた。

「お前がドーガンを倒してくれた少年だな」

「そうですけど、何か御用ですか?」

俺が質問してみると、

「いや、俺達も礼を言おうと思ってな」

「少年よ、サンキューな」

「おかげで静かに酒が飲めるようになったぞ」

「スッキリしたしな」

「あの人、同様に今日も酒を飲もうではないか!」

「「「おぉーー!!」」」

俺の周りの人たちのテンションが高いのだ。

少し離れた場所に居る冒険者は鬱陶しそうにしている。

「ユーマも一緒に飲もうぜ」

ルドルフとオリュンが酒を誘ってきた。

ティアラにエクリサーを持って行くのは昼ぐらいでいいだろうし、俺も了承した。

「ユーマって名前なのか。ユーマはノリが良いな」

「酒代は、俺達の奢りだから安心しろ!」

ルドルフがそう宣言してきたので、その言葉に甘えさせてもらう事にした。

「そうか、すまないな」

「「「「ゴチになります」」」」

周りの冒険者も便乗してきた。

「ふざけんなよ!お前らは自分で払いやがれ!」

「固い事言うなよ」

「同じ冒険者の仲だろ」

「細かい事は気にすんなって」

「今日は宴なんだしよ」

途中から来た4人の冒険者達が酒をたかっている。

俺は面白いから見物する事にしている。

「あぁー!わかったよ。合計で2000Gまでだからな」

ルドルフも諦めたようだ。

「さすがだ!」

「よっ!わかってる」

「ゴチになるぜ~」

「ただ酒が飲めるぜ~」

そこで、ルドルフが2000G分の酒とつまみを注文した。

それから、飲み食いを始めた。

色々と、為になる話も聞けたし面白い噂も聞けた。


数時間後、

「悪い、そろそろ約束があるから、俺は先に失礼するよ」

俺はそう言ってから、立ち去ろうとした。

「そうか、今日は楽しかったぜ」

「ああ、また飲みやかそうな」

「お!女か?」

「ユーマもスミにおけねぇーな」

「美人なのか?」

「今度、俺にも女を紹介してくれ」

こんな感じに一緒に酒を飲んだ奴らと冗談も言える程に仲が良くなった。

(最後の辺のも冗談なんだろうか...考えるのはやめよう)

「うるせーよ、お前たちが思っているような事じゃねーよ。友達と会うだけだよ」

「なんだ、つまんねぇーな」

「まぁいいさ」

「じゃあな」

「困った事があれば、言ってくれや」

「最後にさっき話した『噂の奴』には気を付けろよ」

さっきの宴会中に聞いた面白い噂の奴の事だ。

「あぁ。てか、本当に居るのか?Cランク冒険者を数人返り討ちにしたというスライムなんて」

さっき聞いた話は強力なスライムが王都の近くの森で出たらしい。

「さぁな、あくまで、噂だしな」

「まぁ、気を付けるわ」

そう言ってから、立ち去った。


◇◆◇◆

お城に到着してから、ティアラ達の居る部屋に案内してもらった。

「やっほ~」

俺が軽く挨拶をしたら、

「やっほー」

「ユーマさん、こんにちわ」

「ユーマ様、いらっしゃいませ」

三者三様の挨拶が返ってきた。

「はい、ティアラにね」

俺はそう言ってから、ティアラにエクリサーを手渡した。

「本当に私なんかが貰っても良いんでしょうか?」

「当然だろ。気にしなくていいから」

ティアラは改まって、お礼を言ってからエクリサーを飲んだ。

すると、ティアラの周りが一瞬光った。

「ティアラ、調子はどう?」

「はい。凄く調子が良いです。今まで、失っていた魔力も元通りですし」

「それは、よかったわね。ユウマ君にお礼をあげないとね。2つあるわよ。

1つ目は1000000Gよ。もう一つは簡単に言うと、チートを授けます」

(!!!!!!)

「1000000Gって高すぎじゃね...てか、チートって、そんな事出来るのか!?」



次回、チート能力が手に入るのか!?


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不慮の事故で死んでしまった主人公。だが、彼の人生は終わってなかったのだ。 天使のお爺さんに異世界に転生してもらい、憧れの異世界ファンタジーの世界に行ってから彼は何をするのだろうか?自分の厨二と直感を信じた、彼の物語が幕を開ける。
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