表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
68/118

加護について聞いてみました

今は、ミーアとレイゲルと雑談をしていたら驚くべき事が判明したのだ。

「おい、今の話って本当なのか?」

俺はレイゲル達にもう一度聞いてみた。

「あぁ、噂だけど、第二王女のティアラ様は不治の病に蝕まれているらしい」

「なっ!?」

俺が驚いていると、ミーアまでもが肯定であると言い出したのだ。

「貴族での噂ですと、余命が残り数年とか... 詳しい事は知りませんけど」

(マジか”確かに体調が優れないとか言っていたけどさ)

「おい、何でユーマは知らないんだよ?王女や王妃様と親しい仲なんだろ?」

「俺があの二人と知り合ったのは、つい最近だったし...何も教えてもらってなかったんだな...俺ってさ」

ちょっと、ショックだった。そんな大事な事を教えてもらえなかったなんて。

自分で言うのもアレだが、それなりに仲も良いと思っていたのにな。

「元気出して下さいよ。ユーマさんに心配かけない為に内緒にしていたんだと思いますよ」

「そ、そうだぜ。きっと、そうだ。だから、元気出せって」

二人が慰めてくれた。

「二人ともサンキューな」

それからは、自然とティアラ達の話を避けて、話を続けていた。


数時間後、ようやく生誕パーティも終幕を迎え始めた。

レイゲル達に別れを告げた頃にメリッサが来た。

「ユーマ様、御迎えに参りました。さぁ、こちらです」

俺は「わかった」とだけ言ってから付いて行った。

10分程、王宮の中を歩いてからやっと着いた。

「着きました。ここです。ジャスティン様方は、少ししたら来ますので少々お待ちください」

俺は部屋で待つことにした。

少ししたら、ノックの音が聞こえてから侍女の人が紅茶を入れに来てくれた。

紅茶を飲みながら、待つ事1時間と少し待っていると、ノックの音とともにジャスティンとメリッサが入ってきた。

「ごめん、待った?...ほら、女の子を待つのも甲斐性だぞ?...嘘だってごめんね」

俺が冷たい目線で見ると、素直に謝ってきた。

(てか、おんなの子って年齢でもないだろ)

「今、何か言ったかな?」

背筋が凍りつくような笑顔でジャスティンが質問してきた。

(心の声でも聞こえたのか!?)

「いえ、何も...すみません」

最初は誤魔化そうとしたが、笑顔が怖くなったので素直に謝る事にした。

「まぁ、許してあげよう。それとさ、今日の手品のタネわかっちゃたよ」

「えっ!...マジかよ」

(本当なのか!?手品に使ったスキルは【伝説レジェンド】スキルなのにか)

「ユーマ君って、【伝説レジェンド】スキル持ってるでしょ?ズバリ、スキル名はレジェンド.ザ.アライブでしょ?」

(なっ!”...マジか”タクマにも言ってないのに。とりま、誤魔化すか)

「何のことだ?【伝説レジェンド】スキルなんて持っている人は珍しいだろ。俺みたいな奴が持っているワケないじゃん」

「ダウト!」

「参ったな、正解だ。スキル名まで知ってるのは、ジャスティンのスキルの効果か?どうやってわかったんだ?」

「私も【伝説レジェンド】スキルを持っているからね。鑑定系のスキルなんだけどね。相手の名前、年齢、レベル、スキル、加護等が分かるんだよ。まぁ、スキルは【固有ユニーク】スキル以上は実際ある程度の能力を見るまでわかんないけどね」

(成程、つまり、俺のスキル等はばれてるんだ。名前が分かったから、初めて会った時に日本人ってわかったのか。ん?加護ってなんだ?)

「まじかよ。それと、少し質問いいか?」

「答えられる範囲ならね」

「一つ目は何故、自分のスキルも教えたんだ?もう一つは加護って何?」

「理由なんて無いよ。しいて言えば、不公平は良くないからかな。これが理由じゃダメかな?」

「俺の事を信じてる事で良いのかな?信じてない相手に自分の能力をばらすなんて愚の骨頂だしね」

「そーゆう事だよ。もう一つの質問も答えるとするかな。【加護】とは、神に与えられた能力の事だよ。持っていない人の方が圧倒的に多いものだよ。例えば【勇者】や【巫女】とかも加護の一種だよ」

(成程ね、勇者って本当に居るんだね)

「勇者ってやっぱり居るんだ」

「まぁね。この国には居ないけど、今は10人程居るらしいよ。それと、勇者=(イコール)異世界人とは限らないから。数は半分半分ぐらいかな」

「つまり、ここの世界の住民が勇者になるって事もあるのか」

「そうだよ。それと、ユウマ君にも【加護】が在ったよ」

「え!?マジで!!教えてくれ」

「えっと、別に良いんだけど、ショックを受けるカモよ?」

(え?...そんなにショボイのか?それとも厄災的なのか?)

「...構わない、教えてくれ」



次回、ユウマの加護が明らかになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
不慮の事故で死んでしまった主人公。だが、彼の人生は終わってなかったのだ。 天使のお爺さんに異世界に転生してもらい、憧れの異世界ファンタジーの世界に行ってから彼は何をするのだろうか?自分の厨二と直感を信じた、彼の物語が幕を開ける。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ