生誕パーティを楽しみました
無事に成功させたし、軽く食事でも頂こうかな。
お昼ご飯とか食べてないしな。
そう思い、仮面を外してからアイテムポーチにしまった。
立食パーティだから、適当にお皿に取ってから食べようと思っていたら、偶然知り合いっぽい人を見かけた。
見た目はソックリなのだが、正装を来ているのだ。
あのおっさんがそんなもんを来ているとは、思えないのだがな。
そのおっさんと言うのは、王都まで一緒に護衛クエストで来たレイゲルと言う冒険者の事だ。そのおっさんの側にも見覚えのある少女が居たのだ。ミーアと言う14歳の少女だ。でも、他人のそら似という事もあるしな。
声をかけてみて、別人だったら恥ずかしいしな。
その二人組の方を見ながら、考えていた。
少しの間、見ていたら少女と目が合ったのだ。
sideミーア
レイゲルさんと話を終えてから、ふと、顔を逸らしたらユーマさんと目が合ってしまった。
私は慌てて、顔を逸らした。急いで、レイゲルさんに相談してみた。
「今、ユーマさんと目が合ってしまいました。どうしましょう?」
「え!?マジか!!どうする...誤魔化せそうか?」
「無理だと思うぞ、バッチリ目が合ったしな」
急に少年っぽい声が聞こえた。
振り返ってみると、ユーマさんが居た。
「「!!??」」
私とレイゲルさんは慌てて振り返ってみた。
「よっ!久しぶりだな」
「ユ、ユーマが何故ここで手品を披露していたんだ?」
「そ、そうですよ」
二人が質問してきた。
「ほら、前に話しただろ?トリコール子爵の屋敷で手品を披露した時にバトレア公爵と出会ってから頼まれたんだよね」
「なるほど、その腕を買われたって事か」
レイゲルさんが納得した様子。
「次は、こっちの質問な。二人は何してんの?」
「「......」」
私とレイゲルさんは黙り込んだ。
「まぁ、話せないなら別にイイよ」
自分で聞いといて、あまり興味が無いようだ。それとも、私達の事情を察してくれたのだろうか?
「...レイゲルさん、ユーマさんになら話してもイイよね?」
「ミーアがそう思ったんなら構わないぞ」
それから聞くも涙。語るも涙の話を聞いた。
...少し、大袈裟だな。
「成程ね、ミーアって貴族だったんだね」
「ハイ、出来れば、この事はあまり他言しないでください」
「あぁ、もちろんだ。俺は、友達を大切にする信条だしな」
私はお礼を言ってから、私達は、食事をしながら雑談を始めた。
数十分程、話していたら王妃と綺麗な女性がこちらに来た。
「ユーマ君、パーティは楽しんでる?それと、そちらの方達は?」
「ようやく、肩の荷が下りたから満喫してるよ。あぁ、二人は友人だよ」
私は王妃の前に膝をつけて自己紹介をした。
「あらまぁ、ユーマ君にこんな可愛らしいガールフレンドが居たなんてね。ティアラも頑張りなさいよ」
隣に居た女性はティアラさんと言うらしい。...ん?ティアラって何か聞いたことあると思っていたら、第二王女の名前だった。でも、たしかティアラ様はご病気でこうゆう催しものにあまり参加しなかった筈なんだけど。
「えっ!何を急に言い出すんですか”茶化さないで下さいよ」
顔を真っ赤にしているティアラさんが居た。
「あっ!そうそう、ユーマ君にお兄様からコレを預かってたんだ」
そう言ってから、紙をユーマさんに渡した。
「ジャスティンさん、どうもありがとう」
「いえいえ、私達はこれぐらいでお暇するわね。パーティが終わってから帰る前にメリッサを迎えに来させるから私の部屋に来てね」
ユーマさんが「了解」と伝えると、二人は戻って行った。
「おい!ユーマ、何で王妃と王女と知り合いになってんだよ!!しかも、仲良さそうだしよ!」
「まぁ、落ちつけって」
ユーマさんはそう言いながら、受け取った紙を読んでいた。
「その紙にはなんて書いてあったんですか?」
「ええっと、依頼の成功の印だってさ。コレをギルドに持って行けば、クエストの報酬が貰えるってさ。後で、陛下からお褒めの言葉が貰えるらしい」
「凄いですね」
「ありがとう。ミーアは素直でいい子だね。それに比べてレイゲルは、なんだよ」
「うるせーよ。てか、ユーマは一般人じゃなかったのか?」
「一般人だよ」
そこで、少しだが、今までの事を話した。(異世界人については話していない)




