王妃との買い物
俺はノンビリと王宮に向かった。
流石に二度目だから迷わずに行く事が出来た。
王宮の中に入ろうとしたら、兵士に呼び止められた。
名前を聞かれたので、素直に答えると「付いて来い」と言われたので、黙って付いて行った。
ある部屋に通された。
中には誰も居ない。
「ここで少し待ってろ」
兵士はそれだけ言うと、部屋を出て行った。
少ししてからジャスティンとメリッサが現れた。
「やぁユウマ君、ご機嫌どうかな」
「おはようございますユーマ様」
俺も二人に挨拶を返してから、おでん屋は夜にオープンする事を伝えた。
「な、な、何だって!!」
ジャスティンが絶望を感じているほど、落ち込んでいる。
(どんだけ、楽しみにしていたんだよ)
「私の焼酎が......」
(酒かよ!!まぁ、俺も焼酎があったのを見たときは驚いたしな)
「そんなに落ち込まなくても、いいじゃんか。また、夜に行けばいいじゃん」
「流石に夜に王宮を抜け出すのは、お止めください」
メリッサが釘を刺してきた。
「それじゃあ、今日はどうする?」
俺は聞いてみた。
「何か他に楽しめる場所はないの?」
「そんな事言われてもな、俺が王都に来たのって最近だしな...あっ!そういえば、評判の良いラーメン屋があったぞ」
まだ一週間も経っていないしな。
「じゃあラーメンでいいや」
少し雑談をしながら、今日の予定を決めた。
昼までショッピングをするらしい。
昼からラーメンを食べてからブラブラとするらしい。
それから俺達3人は王宮を出てから街をブラブラしに行った。
現在、俺達は服屋に居た。
そして、俺は一人でボーっとしているのだ。
何故、服屋に居るかと言うと...この状況を説明するには、時間を30分程遡る事になる。
◆◇◆◇◆
遡る事、30分前
「いやぁ~、久しぶりに王宮から出たよ」
「ジャスティン様良かったですね」
ジャスティンとメリッサが会話をしながら、街を歩いているが、割と人々の視線を集めているのだ。
まぁ、高そうな服を着ている人とメイド服を着た女性が居れば、一発で貴族だと分かるからな。
貴族は金を持っているだろうと考えているゴロツキが群がってくるんだよな。
まぁ見た感じ、護衛らしい人は居ないからな。
俺は護衛には見えないだろうし、メリッサはメイド服だしな。
まぁ、絡んできたゴロツキはお灸を据えてやったがな。俺がな。
強そうな人が来たら、メリッサに任せればいいしな。
「お二人の恰好は目立つので、着替えてください」
俺は、目立つ二人に着替えるように伝えた。
それから、服屋に俺達は来たが、服を選ぶのに時間をかけ過ぎている。
今日ぐらいしか着ないと思われるが、真剣に選びすぎているのだ。
そして、俺は一人寂しくお店の隅っこの椅子に座ってるわけだ。
そんな事を考えていたら、メリッサが着替えて来た。
「メリッサさんは、終わったみたいですね」
「お待たせしました。それと、ジャスティン様が二つまで候補を選んだから、最後に決めて欲しいらしいです」
俺達はジャスティンの所に向かった。




