姫様と友達になりました
姫様に自己紹介されたので、俺も自己紹介をした。
「ユウマ.ジンノです。Fランクの冒険者です」
「ユーマさんは、さっきまで精霊と遊んでいましたよね?」
(えっ!?精霊?...何の話だ?考えるんだ俺!! )
「えっと...何の話でしょうか?」
考えてもわからなかった。
「誤魔化さなくてもいいんですよ。精霊を視認できる人はそれなりに存在しますが、精霊に好かれる人は珍しいんですよ 」
(なんて答えたら良いんだ!? )
そんな事を考えてたら、羽虫が飛んできやがった。
俺がスルーしていたら、羽虫が俺の頭の上に止まりやがった。
(今はそれどころじゃねーだろうが! 退きやがれ! 空気読めよ! )
俺は、心の中で毒を吐いたが羽虫は動こうとしないのだ。
俺は、頭に羽虫を乗せたまま必死に思考していたら、
「そんなにも精霊に好かれていらっしゃるじゃありませんか。私もけっこう好かれる方ですけど、何もしていないのに頭に止まったりはしてくれませんわ」
(何だって!?この羽虫だと思っていたのが、精霊だったのか!!!!光ってたけ ど、異世界ファンタジーだから気にしてなかったぜ )
「そ、そうなんですか。俺…じゃなかった、私は精霊を見たのが初めてなので詳しい事は知らないんですよ 」
(姫様相手に一人称が俺って、無礼かな?もっと、敬語を勉強していたら、よかった~ )
「そんな堅苦しくならなくてもいいですよ。もっと気楽にして下さい
そ、それと、よろしければ友達になって下さい 」
(えっ!?...てか、今日何回驚いているんだろ?俺って)
「わかりました...いや、わかった。友達なら敬語じゃない方がいいかな?」
「はい!普通の友達のように接して下さい」
(後で、お偉いさんに怒られたりしないよな?)
「友達ならティアラも丁寧に話す必要ないからな。てか、俺だけタメ口だったら困るしな」
「はい!これからよろしくね」
「こちらこそよろしくな」
ここで、やっと緊張が解けてから姫様改めてからティアラの容姿をちゃんと確認できた。
顔は凄く整っている。銀髪碧眼で髪型がサラサラのロングで、腰に届く程の長さだ。身長は俺と同じで170cm程だ。そして、凄く美人だ。
美人のお姫様ってすげーテンプレだな。
それから、俺達は他愛もない話をしていた。
数時間程経過した頃に、
「ティアラ、こんな場所に居たのね。心配しましたよ
おや、お客様がいらしたのね 」
「お母様、ご心配をおかけしました」
ティアラのお母さんだと!見た目が若すぎだろ。
20代後半ぐらいの金髪の美人にしか見えないぞ。
「えっ!? 日本人?」
ティアラのお母さんがボソッと言ったのを俺は、聞いてしまった。




