王宮に来ちゃいました
翌朝、アラームでバッチリ起きることに成功した。
それから、一階の食堂に降りて朝食にした。
朝食を食べ終わり、王宮に行く準備を始めた。
準備と言っても、大したことはしないけどな。とりあえず、武器は置いて行こう。
持って行っても預けたりするだろうしな。
でも、ナイフを2本だけ装備しておく。
(まぁ、ディメンションの中にもナイフとか入ってるしね)
服装は、キチンとした冒険者装備だ。けど、ガントレット等は外している。
まだ、時間には早いが余裕を持って行くとしようかな。
俺は、宿屋を出て城を目指して歩き始めたのだが...迷った。
お城はここからでも見えるんだが、入口が分かんない。
20分ぐらいお城の周りをグルグルしているような気がする。
余裕を持って早く宿を出て良かったぜ。
そんな事を考えながら歩いていると、やっと入り口を見つけれた。
入り口と言っても正面門ではなく、兵士等が使う小さな入口だった。
そこには、兵士が二人居た。
「すみません、王宮に呼ばれてる者なんですけど、正面入り口が分からないので教えてください」
俺は正面門の場所を聞いてみた。
「お前みたいな子供が?オジサン達は忙しいからどっかに行ってなさい」
兵士のオジサン達は信じてくれなかったけど、道は教えてもらえた。
どうやら、逆方向に来ていたみたいだ。
このまま進んでいたら裏門に出るらしい。
それから30分ぐらい歩いてやっと、正面門のある場所に着けた。
見張りをしている兵士に声をかけてから事情を説明したら、あっさりと案内してもらえた。
どうやら、ちゃんと話は通っているみたいだ。
兵士に付いて行っていたら、かなり豪華な部屋の前に止まり兵士がノックし始めた。「入れ」と返ってきてから「失礼します」と言ってから扉を開けた。
「指示通りにユーマ.ジンノ様をお連れしました」
兵士はバトレア公爵に報告をした。
「やぁユーマ君、一カ月ぶりだね」
「お久しぶりです」
「まぁ、そんな畏まらなくてもいいよ
今日は、三日後に向けてミーティングと下見をするだけだからね」
数時間もしないうちにミーティングと下見は終わった。
この後は、王宮散策をする予定だ。
バトレア公爵に朝俺が迷っていた話をしたら、昼から王宮の散策をしたらどうだい?と言われたので、散策する事にした。
王宮の散策なんて一般人には縁が無いだろうから、いい経験になると思うしな。
王宮の散策前にバトレア公爵に昼食に誘われたので、これから一緒に昼食を食べる予定だ。
昼食には、少し早いが気にしないレベルだ。
昼食中にも思ったが、バトレア公爵はけっこう話しやすいのだ。
公爵だから、敬語を使うようにしているけどな。
そして、昼食も美味しかった。
昼食を食べ終わると、バトレア公爵は用事があるらしく席を立った。
これから俺の王宮散策が始まるのだ。




