蔵を漁ってみた
朝に起きた。
いつものようにアラームをセットしていなかったので、10時ぐらいまで寝ていたようだ。
まぁ、今日はゴロゴロするって決めてたし、問題ないな。
それから、村長に挨拶をしてから朝食を頂いた。
「そこの蔵には何があるんですか?」
俺は朝食を食べ終わってから庭で日向ぼっこをしている村長に尋ねてみた。
「村の行事で使うものやガラクタ等が入っておるぞ
ちなみにユウマ殿に渡した剣もその蔵の中にあったものじゃ
何代か前の爺さんの私物だったらしいが 」
俺は暇だし、少し興味があったので見てもいいかきいてみた。
村長に許可も貰ったので、掘り出し物を探すことにした。
欲しいモノがあれば、買うことにした。
中は意外と広くて、埃っぽいのだ。
数時間後、
「地下室への扉発見!」
俺は、扉を開けようとしたが、開かなかった。
村長を呼んでみた。
「おぉ~、この部屋を見つけるとは、流石じゃの」
「この地下室について何か知っているんですか?」
いかにも知ってますって空気を出していたので、質問してみた。
「実は、...儂も知らない」
...さっきの空気は何だよ!!
「...そうですか
扉が開かないんですけど、どうしたらいいですか?」
「壊しても構わんよ」
あっさりとそんなことを言い出したのだ。
「じゃあ、遠慮なく壊しますね」
俺は、思いっきり扉を殴りつけた。
ドッ! バッキ!
扉を壊してから中を覗きこんでみると、
「中に宝箱みたいなモノがありますよ」
俺が、そう言うと村長の動きが俊敏になった。
壊れた扉の隙間から器用に入ったのだ。
俺も扉の穴を少しずつ広げて中に入った。
「宝箱開かないんじゃ
開けてくれんか?」
村長が凄く落ち込んでいる感じで頼んできた。
「は、はい
わかりました」
何か断りずらい感じだ。
断る理由も無いけど。
鍵のところに無月で攻撃して壊してみた。
「これで、開きますよ」
俺は、宝箱を村長に手渡した。
「よし、開けるぞ」
ワクワクするぜ。
宝箱が空いた。
眼帯と黒マントにサーベルが入っていた。
海賊かーーー!
俺は突っ込んでいた。俺のイメージだけど。
「何か期待していたものじゃなかったわい」
村長は何を期待していたんだろうか?
わかります。金ですね。
「あっ! 奥に何かありますよ?」
俺はそう言ってから、宝箱の奥の方に首飾りがあるのを見つけたのだ。
「どこにでもありそうなモノじゃな
儂、がっかりじゃ」
「なら、今日の記念にこれらのモノを買い取って良いですか?
そんなに大した額は出せませんけど」
眼帯って憧れるじゃないか。
「構わんよ」
そう言って、村長は地下室から出た。
すぐに、俺も部屋から出て行った。
さっき見つけたモノ以外には、俺の心を惹くモノは見つからなかった。
俺はてきとうに金を出してから「これでいいか?」と聞くと、村長も了承してくれた。
まぁ、孫の命の恩人には強く言えないだろうしな。
時刻は昼を少し過ぎたぐらいだ。




