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オオカミと戦ってみた

村人達は、明日の朝になったら来るらしいので、それまでパムちゃんを保護しなくてはならないのだ。

裏山に入ってから2時間弱が経過したと思う。

辺りは、どんどん暗くなってきた。

あと、1時間もしないうちに日が沈むだろう。

俺は、レジェンド・ザ・アライブの能力の夜目があるからある程度は大丈夫だけど、さすがに厳しいだろう。

早く、見つけないと……

そんな事を考えていたら、小さな靴の片方を見つけた。

......ヤバくね”

クエスト失敗?

いや、人の命がかかっているんだ。

ふざけるのは、やめよう。

周りに血とかは、無いから大丈夫だ。

そうに違いない!。

「パムちゃーん!居る?

おーいパムちゃん、居たら、返事してくれ 」

俺は、近くに居ると思い呼んでみた。

頼むから、出てきてくれよ。


かすかに声が聞こえたような気がする。

俺は声のした方に走り出した。

数分後、見つけた。

けど、オオカミに囲まれていた。

「我、放つは光の光線 《ソーラーレーザー》 」

飛び掛かっていた2匹のオオカミに当たった。

けど、威力が弱い気がする。

夜だから、光が弱いのか。

気にせずに、パムちゃんの前まで来た。

「大丈夫? 怪我はない?」

パムちゃんは震えているが怪我らしい怪我は、していないみたいだ。

オオカミを見てみると、まだ10匹ぐらいいる。

さっき攻撃したオオカミもまだ生きているみたいだ。


オオカミ達が4匹で同時に襲い掛かってきた。

俺は、パムちゃんを抱いてからその場をジャンプして躱した。

「水よ、切り裂け 《ウォータースライサー》」

3つの水の刃が飛んでいき、オオカミ達の体を引き裂いた。

今の攻撃で5匹倒せた。

2匹が真正面から突っ込んできたので、右ストレートで迎え撃った。

ガントレットで魔物を初めて殴ったが、頭がグチャリってなって気持ち悪い死体が一つ出来たのだ。

もう一匹は、左手で《無月》を使い首を飛ばした。

残りのオオカミ達は逃げ出したのだ。


いつもなら、追いかけて仕留めるんだが、今はパムちゃんが居るからそんなことはしないのだ。


「あ、ありがとうございました」

パムちゃんがお礼を言ってきた。

「どういたしまして、今日はもう暗いから移動するのは危険だから野宿をしようと思うが、良い場所はないかな? 」

俺は聞いてみると、近くに心当たりがあるらしく移動した。


5分ぐらい歩くと、小さな洞穴があった。

そこに行くまでに小枝とかを拾いながら来たので、そこでたき火をした。

もちろん、火は、俺のファイヤーで起こした。


食事は、アイテムポーチの中に入っていた燻製肉とパンを二人で食べた。

「見張りは俺がするから先に寝ていていいよ」

俺は、そう言ってから見張りを始めた。


見張りの間、暇だったからオオカミの素材を剥ぎ取っておいた。

ちなみにこのオオカミは一角狼という名のDランクの魔物だった。

討伐証と毛皮に角の剥ぎ取りをした。


徹夜の見張りはつらいのだ。


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不慮の事故で死んでしまった主人公。だが、彼の人生は終わってなかったのだ。 天使のお爺さんに異世界に転生してもらい、憧れの異世界ファンタジーの世界に行ってから彼は何をするのだろうか?自分の厨二と直感を信じた、彼の物語が幕を開ける。
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