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僕。異常  作者: ささ
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9,5 加賀正義のお酒

酒は良い

酔えば酔うほど良い

人の本性っていうのだろうか

本当のその人が見えてくる。


今日はボストンバックの中に大量に酒を持ってきた

このクラスは少し仲が悪い。

お互いあまり関わろうとしないから、この宿泊旅行を気にお互いのことがわかればいいなと考えている。


そうすればきっと、女の子たちとも仲良くなれる。


そのためなら苦手な男とも仲良くしよう。

あからさまに俺のことが嫌いなやつとも

死んだ眼をしているやつでも。



もってきたのは日本酒と焼酎にウイスキー


俺は部屋の中にあったコップをとりだし

水で焼酎を1:1でわった

まあアルコールがはいっていればなんでもいいかと思い

部屋で座っている男どもに配る。


「今日はお疲れ様でした。ではみんなとの親交を願い乾杯」などと適当な挨拶をして

俺は自分も呑みながら

飲ませることに専念をさせてもらった。


・・この小太りで俺に敵意が強いメガネ男子。斉藤さいとう 春樹はるき

嫌々飲んでいるのか、あまりお酒が進んでいない


眼の死んでいる男狭山は少し酔ってきたようだ。

数時間もたつと、ほろよってきて話しもだんだんともりあがってくる。


・・まあこんなところか

お決まりの時間を始めよう

「お前らさ、このクラスの中だったら誰が一番タイプ?」

「俺は伊田芽かなー一番よく話すし」

スラスラ言ってくれた。

少し以外だったのが斉藤で、クラスの中でもわりと可愛い

目のくりくりとしたショートの女の子、川井さん


おっさんと狭山は一緒の子だった。

その女の子はいつもニコニコしている子で

普通ながらも可愛らしい雰囲気を持つ

黒髪のロングにゆるいパーマがかかっている、系統的には森ガールだ


狭山と伊田芽さんはバスの中で

意気投合したようで、ずっとしゃべっていた。

打倒なところである。

おっさんと関口はどうでもいい

俺のお気に入りの子は誰も目をつけていなかったので安心だ。


目的も達成したので

ここらでお開きにして就寝へと向かおう

自分の好みの子も言ったし

寝るとする


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