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僕。異常  作者: ささ
32/44

15,12 斉藤春樹の社会生活

会社に勤め約3年

最初はきつかったがなれてしまえば案外楽なものである

自分の場合世間一般でいう役所仕事をしている

定時にはほぼ帰れる。職場環境も悪くない。

いたって健康的な生活ができる良い職場だ。


ただ少し給料が低いというのが唯一のネックではある

ただ毎年確実に給料上がるということを考えれば

安定性は抜群である。

自分が家に帰れば、同棲している彼女がいる。

いわゆる順風満帆というものだ。



卒業してらか3年もたってしまうと

学生時代の友人とは疎遠になってくる

連絡をとるということもめっきり少なくなってしまった

卒業して数カ月は毎日のようにメールのやりとりをしていたが

だんだんと連絡の頻度も減っていき

今では近場に住んでいる数人としか定期的な連絡はとらなくなってしまった。


自分の場合彼女もいるため

休みの日は必ず友人と遊ぶという生活もできるわけではない。

それでも比較的私の彼女は理解があり

遊びにいくことさえ伝えれば。了承をしてくれる

理解のある彼女である。


現在の時刻は午後5時15分

書類の整理もひと段落したので、帰ることにしよう。


車で約15分

それが自宅につくまでにかかる時間だ

ただ今の時間は帰宅ラッシュの時間のため少し道が混んでしまっている。

これはいつものことでストレスを感じることも今はない




ただ一つ車に乗った瞬間ストレスを感じずにはいられない現象が今起こっている


「久しぶり」

「・・・よう。久しぶり」

それは大学時代の自宅不法侵入者が私の車の中に不法侵入をしていたことだ。

吉田心だ。

この男はハーフ顔で体型は大学時代と変わっておらず、どこかの雑誌にでていそうな雰囲気をかもしだしている。

3年ぶりだというのに何も変わっていない

この男は現在何をしているのだろうか。

「何やってんだよ」

「何って・・斉藤を待っていたに決まっているじゃん。

お前んち彼女いるから入りづらくてさ」

・・この男何も変わってないと思いきや

その辺の気遣いはできるようになったようだ。

だが他人の車のカギを勝手にあけるというのはほぼ犯罪行為だ。いや確実に


「それでどうしたんだ?」


「斉藤にお願いしにきた」

鏡ごしで確認をすると真剣な目つきをしている


驚いた。

この男から頼まれごとをされるだなんて

初めてのことではないだろうか


この男には、学生時代それなりに面倒をみてきてもらったため

私にはこう答えることしかできなかった。


「俺ができることなら、協力する」


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