表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
僕。異常  作者: ささ
28/44

11.4 狭山蒼生の死体

僕は伊田芽麻友から人として見損なわれてしまった

僕は彼女から人として見られなくなってしまったようだ。


ショックだったせいか

しばらく自室で泣き続け精神的にまずいところまできてしまっていた。

そんな僕に岩井達は岩井の家に無理やりつれてこられ

そのまま岩井宅へ住んでいる


死んだように僕は

学生生活3年目を迎えた。

それとは対照的に彼女は元気そうで、より一層僕は落ち込んだ


そんな学校生活が始まって数週間

全校の誰もが知る事件が起きた。


「伊田芽麻友が行方不明」


全学年が今この話題でもちきりになっている。


警察関係の方々がもきているようで

全職員関係者の人は皆様忙しそうだ

そして僕もこの場合関係者に含まれている。


警察の方々からまるで取り調べのような形で質問はされたが

ここ数週間僕は、授業以外のときは

岩井の家に引きこもっていたため、深く追求をされることがなかった。

ただ少し伊田芽麻友と僕の関係を話したくらいで僕は家に帰された。


僕は伊田芽麻友の話しを様々な人から聞きながらも

岩井の家に帰ろうとしていた

下駄箱に向い、自分の靴を取り出そうとすると

そこには1枚の紙が入っていた。


正直怪しさ一杯のその紙は手書きで「1人でこい」という指示と

簡単な地図に×印がついているものだ。

この地図からすると

徒歩で30分ほど行った

山の中ということ


怪しいという事と、これは警察にまかせればいいのではないかとは思い

携帯を取り出してみると

伊田芽麻友の宛名からメールがきていた

「待っている」


まるで僕の動きを監視しているようなメールだ


僕はその紙に記された場所へ向かう


手がかりが少ない

山の場所に×をしているだけってアバウトすぎるだろ


結局のところ僕は伊田芽麻友のことが好きだ

車を走らせ山の前で車をとめ僕は山の中に入っていった。

携帯を確認すると伊田芽麻友からメールがきていた。

画像が添付されている

開いてみると

ボロボロの空家が写っている

ここに彼女はいるのだろうか

手がかりもないため僕はその空家を探すことにした。

驚くことに1時間もしないうちに画像と一緒の空家を見つけた。



画像と同様のぼろぼろの空家

「・・・」僕は警戒をしながら空家に入っていった。

その家の中は異常な腐った匂いがして、今まで嗅いだことのない血の匂いらしきものがした・・


奥に入っていくと


そこにはハエや虫が群がっている物体がある。

ぐちゃぐちゃの、なんなのかわからない赤い大きなかたまりが落ちている。


・・これは?・・死体?まさか・・・伊田芽の?

・・そうだ携帯電話に電話を

僕は彼女の携帯に電話をする


すると携帯の着信音がこの部屋に流れる

これは伊田芽の着信音だ・・・・


このかたまりは  

イタガ マユ?

この赤い物体が、いたが まゆ だった もの?この前まで

人の形をしていて動いていた


ぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐるぐると

僕の世界はまわりだした

気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い

気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い

気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い

キ モ チ ワ ル イ

これは

伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友

伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友伊田芽麻友

・・・これが伊田芽麻友?

「うっ」

「うええええええええええええええ」

僕はその場に崩れ胃の中のものをすべて吐き出してしまった

そして僕は急いで伊田芽であったものの元へむかった


「麻友、麻友、麻友、麻友、麻友、麻友・・・」

泣き崩れながら伊田芽であったものを抱き寄せた

強烈な臭いと生温かさが今でも忘れられない。


伊田芽だったものとは思えないほどに気持ち悪い感触、温度

・・・もう無理だ、限界だ。

・・・死のう

僕は伊田芽であったものの1部分を呑みこみ

目の前にあるガラスを割った


その手からは血がながれている

もう関係ない、痛みもない

許してくれないかもしれないけど

もう一度謝りにいこう

僕は手首を切って麻友であったものの隣に横たわった

「ごめんな・・守るって言ったのに守れなくて

今から謝りいくから・・」

そこで僕の記憶はとぎれた


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ