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僕。異常  作者: ささ
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9,10 狭山蒼生の青春方法


「あの子は確かに綺麗だしかわいいよね

君には合わなそうだけど

・・さやぼう元気だしなよ」


僕の隣にいる黒髪パーマの女の子は笑いながら

僕の心の傷に塩を塗り込んだり、絆創膏を貼ってくれたりしている。





僕は正直惚れっぽい性格だ

惚れる理由は単純で「可愛い」

その一言である

中学から高校はその理由だけで好きになっていた。

その代わり惚れた人に対して執着はしたことがなく

フラれても数カ月しないうちに傷は癒えている。

そのため他の人より癒える速度は速い。

もしかしたら、傷ついていないだけなのかもしれない。


こんな性格のくせに

好きでもない子から好意を持たれるのは苦手であった。

これまで3人程の女性と付き合った覚えがある

しかしどの女性とも1か月は付き合った覚えがない。

理由としては、僕がその女性のことに興味がなかったことが原因なのだろう。

好きでもない女性とは付き合わない方が良いということを3人目にしてやっと気がついた高校3年生。


要約をすると僕は今までまともに恋愛をしたことがない。


入学して最初の頃僕は伊田芽麻友と友達であった。

この伊田芽麻友という女性

とびきり可愛いというわけではなく

普通の顔立ち。

身長も155センチくらいあるかないかの平均的な身長

黒髪のロングにパーマを軽くかけている

服装はふわふわした服が多く

いわゆる森ガール系統の服を好んで着ている。

言葉だと表現しづらいのだが雰囲気が可愛い


この伊田芽麻友という女性

僕にとって初めての女友達

僕に毎日話しかけてくれる女の子


性格も明るく元気があふれている。

一言で言えば人生の8割以上は笑顔でいるのではないだろうか

おかげで僕の元気のなが浮き彫りになるほどに


そんな明るい彼女も2割の感情があるようで

何度かは僕も見たことがある

その中でも印象的だったのが


僕が斉藤のために川井さんにアドレスを聞いたときだろう


彼女の顔は笑顔であったのだが

笑顔から異常な怖さを感じた。

表現するなら「お面 」笑顔が硬かった

笑顔で固まっていた

異常事態を察知した僕は彼女にメールを送り

斉藤の恋の協力していることを

わざわざ廊下に出て(廊下に出てとの命令があり)説明をさせてもらったものだ


本当に可愛らしい友達である

そしてこの友達が

今僕の隣で僕の傷を嬉しそうに開いてにいる。



この傷の理由は

3カ月程前のことだ

僕は学校である一人の女性をみかけた。

身長は150センチほどで髪型は自然に伸びている感じであろう。

前髪は眼にあたらない程度に手入れもしていた。


顔だちは凛としていて、ネコ目に近いのだが

きつい目つきではない

肌は健康的な色

青色のジャージを着て、下は短パンに黒のレギンスをを履いていた。

雰囲気がどこか他の子とは違い、近寄りづらさも感じる。

僕はこの女性に強く興味を惹かれた。


どうやら僕はこの女の子に惚れてしまったようだ。


このような形で僕はいつも一目ぼれをする。


伊田芽麻友

この子も大切だ。

だけど大切すぎて失いたくないという領域になっていた

僕にとって伊田芽麻友は恋人にするという考えはそのときには生まれていなかった。



その子を見てから数週間後

僕はどこか不思議友人に話してみることにした。

「なあ吉田あの子だれ?」

「あの子は・・・」

そんなどこにでもある学生の会話。


その後僕は何度かこの女性と遊べはしたものの

彼女には彼氏がいること。


それに構わず最後は玉砕をする

僕の大学生活初めての夏は

フラれて伊田芽麻友に慰められるという

惨めな男の夏の終わりであった。


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