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魔法戦争  作者: orca
3/3

もぐーん

頑張って続けます




タッタッタッ…。

ー住宅街ー

ある二人は、屋根の上で

死闘を繰り返していた。

(くっ。このままでは!)

そこには、焦げ茶くらいの髪に

整った顔。更にはタキシードの

上着を脱いだ格好をしている

十代後半の青年がいた。

そして右手にはクナイが…。

青年の背後で誰かが着地する。

「無駄だ。お前は俺からは逃げられん…。」

もう一人は、金髪でボサボサの髪

に、いかつい顔…。虎のような

目には、腰が抜けてしまうくらい恐ろしい感じを漂わしている。

片手には、サーベルを備えている。

この男も年は同じくらいか少し上というところだ。

(くっ。すみません…。

私は、もうダメのようです…。)

「くたばれ…。」

金髪の青年はサーベルを構えた。



ー砂漠ー

「暑い。つか、なんで砂漠歩いてんだよ。」

そこには、砂漠でもうろうとして いる。アスランこと雄哉の姿と

隣ではもじもじしているユイの姿があった。

「こ、ここが一番近いからっ!」

ユイが言う。

「嘘つけぇ!!お前、迷ったろ!

絶対迷ったろ!」

アスランは、批判する。

「う、うるさい!

誰のおかげで生きられてると

思ってるの!!」

うっ。それ言われると…。

ユイは話を続ける。

「わかったら文句言わないの!」

そういってユイはそっぽを向いた。

俺達は、そのあとも歩き続けた。

しかし…。ここら辺魔物いないなー。

「つか、ここ魔物少なくないか?

さっきまでは結構いたのに。」

さっきまでは、猫型のモンスターなど獣系のモンスターがたくさんいた。

「た、確かに…。」

視野を広げても魔物一体もいない。そんなことを考えながら歩いてると、地が揺れた感じがした。

「今、地震起きなかったか?」

俺が尋ねる。

「う、うん。そうだね…。」

少々怯えてる気がした。

「え?怖いの?」

冗談半分で尋ねる。

「怖くないからッ!

バッカじゃないのッ!!」

あー。怖いんだな。

どんどん揺れがます。

「あれっ。どんどん揺れが

増してないか?」

「…。」

もはや、無言。

すると、ユイは俺の手をぎゅっと握ってきた。

「怖いんだろ?」

俺は、笑いながら尋ねる。

「こ、怖くないッ!」

あー。癒される…。

しかし、この揺れは異常すぎる。震度はもうとっくに7を切ってしまっているような気もする。

しかし、あるとき、ピタッと

揺れが止まった。

そして、悲劇は起こった。

砂漠の地面から巨大モンスターが

現れたのだ。モグラの形をした。

「ッー!この魔物はっ!

モグーン!?」

言ったのは結衣だ。

誰だよ名前つけた奴!

確かにどこから見てもモグラ。

確かに体長は20メートルを

軽く越しているだろう。

これってやばくね。

「逃げますかお嬢様?」

「当たり前!逃げるに決まってる!!」

逆方向は、ちょっと…。

また戻るのは面倒だしなー。

ここは、右だ!!

「逃げるッー。ってちょい!」

「右だ!逆戻りしたら

もったいねーだろ!!」

俺は、ユイに握られた手を

思いっきり引っ張り、右に向かって全力疾走した。

「アスラン…。

死ぬかもしれなーッ。」

「死ぬわけないだろっ!

こんなクソモグラに

殺されてたまっか!!」

「えっ!まって!

浮いてッー!」

「うおーーッ!!」

俺は、異常なスピードをだしており、走っているのは俺だけで

ユイは宙に浮いていた。

俺は、驚き言葉を漏らす。

「速えぇっ!俺速えぇぇっ!」

そこにユイはツッコミをいれる。

「調子に乗るな!腕が

引きちぎれたらどうするのっ!」

あっ。そっか。

俺は一旦スピードをおとして

ユイをお姫様だっこをして

また走りだした。

「おいっ!調子に乗るな~!」

ユイは赤面してそう叫ぶ。

しかし、軽いなー。羽のようだ…。

あまりスピードにも

支障をきたしていないし…。

抜けるっ!!



「あん!?てめぇはっ!!」

金髪の男が叫ぶ。

「俺の一番弟子を

ここまでにするとは…。

ただで帰れると思うなよ…?」

タキシードに身を包んだ20代後半くらいの男が言う。

「くっ!!ここで貴様がでると…。

くそっ。分が悪いな。

今日はこの辺で勘弁しといてやる。

しかし、こいつは頂いてくぜ?」

「貴様ッ!!」

そういって茶髪の男はそういって

一瞬にして姿を消した。

「すみません…!師匠!」

「いいんだ。相手が悪いんだ。

それよりも、守らなければ…。

アスラン様を…!」

そういってそういって二人も

消え去っていった。



「くっはー。疲れたー。

何キロ走った??

つか…。もう砂漠越えてるじゃん。」

「あんなスピードで

一時間も走ったのよ?

砂漠越えれて当然でしょ!」

「しっかし。おかしいな。

俺こんなに体力ないぞ?

いやっ。むしろ流浪に剣○みたいに、超神速っ!とかいってこんかスピード出せねーし。

やばい…!キタコレッ!」

ユイは飽きれた顔をする。

「あなたの力はこんなもんじゃないから。

グラディオンが吠えれば

地が揺れると言われてるし

第一にグラディオンは

一時間もあれば世界一周だって

できると思うよ?」

マジか。じゃあ、まだ強くなれる

のかー。よーし!頑張ろう!

いや、頑張らねーわ。

「とりあえず!

あ、あなたのおかげで

次の街にいけるからっ!

早く先に進むぞっ!!」

砂漠を抜けたそこには

今まで歩いてきたところとは

違って草原が広がっていた。

俺は、元気良く返事することにした。

「アイサッー!」


よし、この辺で考えをまとめよう。

砂漠で道を進んでいた時に

聞いたこの世界のこと。

そしてここからどうするか?

まず聞いたことをまとめよう。

ここは魔界。

別名マジックワールド。

魔界は、魔王が世界を世界して

残酷な世界になっているから

魔界。ではなく魔法の世界、訳して魔界だそうだ。

訳して考えたのは俺だがな。

そして法則。

この世界の魔法は多種多様に

ある。がしかし属性などはなく。

あるのは階級と、系統みたいだ。

まずは階級。

階級は、下級魔法、上級魔法。

そして、最上級魔法。

使える者がいない禁断魔法などの種類があるらしい。

ちなみユイは、下級、上級魔法と

なんと、最上級も少し使えるらしい。

これは、すごいことなんだろう。

それと系統。

これは、物理系統、特殊系統

回復系統、獣系統。

そして、殺系統

物理は、魔法で岩などを

召喚し物理的に攻撃する系統。

特殊は、稲妻や炎を

召喚し特殊的に攻撃する系統。

回復は、その名の通り

味方をサポートする系統。

獣は、獣などを

召喚して攻撃する系統。

そして、殺…。

名前の響きは悪いが

一番恐ろしい系統で

一撃で相手の命を奪うかとが

可能とされる系統。

この系統は、最上級魔法と

禁断魔法で使えるようになる魔法で

使えるものは、ほぼいない。

ちなみに、ユイが使えるのは

特殊と回復。それから獣らしい。

ユイは、多種多様の魔法を使うことが出来るから中々優秀な人材ではないかとか思う。

そして話は、これからが本番だ。

俺はこれからどうするか。

俺には、間違えなく使命が託されている。

それを達成しないと地球には

帰れないとみて、まず間違えない。

俺は、元の世界戻る方法を考えるのではなく。

自分の宿命がなんなのか?

を考えた方がいいような気がする。

学校のテストで50点もとれない男が

よくここまで考えを広げられたものだよな。

とりあえず、頑張ろう!!

「ねぇ。誰とはなしてんの?」

突然ユイが尋ねてきた。

「口にでてた!?」

しまった~。バカだろ俺。

「それより、ついたよ!

ここが目指してた街!

ルーシュアよ!!」

…。

「たまたまついた…。だろ?」

「一言余計な!!いいのっ!

そんなことどうでも!!」

そういってそっぽをむいた。

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