6.武術1
オニキス家は王都から馬車で2、3日離れた大きな都市の管理をしているんだ。そのため騎士団を所有しているよ。
オニキス家が所有する騎士団
・団長 ガンドール 現50歳
武器 大剣
筋肉ムキムキな騎士
魔法はそこまで得意ではない
属性魔法は火
鍛錬大好き
父上に報告をした次の日の朝、いつもより早く起こされ、オニキス家が所有していて隣りにある騎士団所へ眠い目を擦りながらいった。
「チャロアイト様!お初にお目にかかります。この度チャロアイト様の教師に選ばれましたガンドールと申します。力の限りせーいっぱい務めさせてもらいます。よろしくお願いします」
騎士団所の鍛錬場に入るとガタイの良い筋肉ムキムキの男が大きな声で挨拶をしてきた。
おかげで眠気が吹っ飛んだ。
「あぁ、こちらこそよろしくお願…」
「チャロアイト様!自分に丁寧な言葉を使わなくていいです」
「そうか……、分かった。よろしく頼むガンドール」
「はい!」
ロアはガンドールとの挨拶を終えた後、ガンドールにロアが鍛錬する場所のところに案内された。
そこには木で出来た様々な長さや大きさの剣や槍、弓、斧、盾などが置かれていた。
「あそこに置かれている武器は準備運動後に使用します。それでは、まず体をほぐしてから走りましょう」
ガンドールはにっこりした顔で楽しそうな顔をして言った。
準備運動した後、俺は息を荒くして地面に仰向けに倒れた。
「はぁ、はぁ、…………」
「チャロアイト様、あと少し休んだら実際に武器選んで振ってみましょう!」
「はぁ、わ……分か……った…」
1、2時間たまに休憩を挟んで走り続け、俺はかなりクタクタになった。というか7歳の子供に休憩を挟んだからといってここまで走らせるか!
ちらっとガンドールの方を見たが、一緒に走ったのに汗も欠かず息が全く荒れていない。対して俺は汗びっしょりで息がとても荒れている。普段から訓練している大人と7歳の子供を比べても意味がないが少し悔しく感じた。
「チャロアイト様、そろそろはじましょう!」
ガンドールは楽しそうにウズウズした様子を見せた。
「………分かった…」
まだ数分しかたってないので本当はもう少し休みたいが俺は立ってガンドールの方へ行った。
ロア君かなり負けず嫌いそうですね。
ガンドールはロア君と鍛錬するのが楽しみでしょうがないようですね
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