10.封魔の腕輪2
投稿の時間が空きすぎてスイマセン(´・ω・`)
時間が経つのって早いよね
あれから数日後、朝食を食べてからすぐに出かけることになった。
準備をして玄関から出るとそこにはいつも乗っているのよりだいぶ簡素な馬車が準備されていた。しかしよく見れば、簡素に見えたのは装飾があまりされてないからであって見るものが見ればわかる一流の馬車だ。
「今から行く所は昔から世話になっている爺さんの所だ」
馬車での移動中に父上が言ってきた。隣居たティーチズも「俺も世話になったよ」っと言ってきた。どんな人なんだろうと思って聞いてみると。
「気に入った者にしか作らない凄腕の職人だ。 ちなみに封魔の腕輪を作ってくれたのもその人だ。……腕だけは本当にいいんだがな。」
何かを思い出したのか疲れた顔をして窓の外を見た。
「いいじゃん。俺は楽しかったけどね。」
「そういえばお前もあいつも爺さんと相性良かったな」
付いた場所は少しぼろく、目立たない場所ある小さな店だった。店内は少しホコリ被っていて薄暗かった。すると奥から誰かが近づいてきた。
「久しぶりだな、雷のガキと毒のガキ」
出てきた人は髭を生やした豪快なお爺さんだった。父上とティーチズ挨拶をするとお爺さんはこっちを見てきた。
「そこにいんのがはオメェの息子か………ほぉ中々のもん持ってるんじゃねえか!これからが楽しじゃねーか!」
「なんだぁ、もう気に行っちゃたの?」
「馬鹿野郎か、雷のガキ。俺は甘ちゃんじゃねぇんだよ。これからが楽しみだと言っただろうが」
とりあえず俺はまだ認められていないらしい。これでは依頼は受け付けてもらえないのではと思ったが。
「安心しろ。依頼はすでに聞いているし受けてやるつもりだ。元々毒のガキの依頼出しな。それじぁついてこい」
「それでどんぐらい解除するんた?」
「今は一割未満だから二割か三割ぐらいにしてほしいかな」
「まぁそれが妥当だな。坊主この腕輪つけてそっちの腕輪をよこせ」
この腕輪を外していいのか不安になったが父上が大丈夫言われとおりにするといいっと言ったてきたので腕輪を外して渡すとすぐ仕事に入っでいった。
手をものすごく手際よく動かし、全く手を止めていない。時折席を立って何かを取り行くが、何も喋らずすぐに席に戻る。そうして一時間ほど経つと。
「よしできた。ほれ坊主つけてみろ」
渡された腕輪をつけて反対につけた腕輪を外すと魔力が急に体に溢れてきたのですぐに制御をした。すると魔力が少しずつ安定してきた。
「び、ビックリしたー」
「ほう……中々早いじゃねぇか」
お爺さんは背中をバシバシと叩いてきた。父上は安堵したように息を吹き、ティーチズは笑顔だった。
その後説明された話をまとめると、腕輪をスライドすれば、二割から三割へと解放できるとのことだ。慣れてきたらそうしろと言われた。
その後家に帰ると父上から魔力をもう少し安定させれるようにしたほうが良いと言われたのでその日は瞑想と勉強だけをして寝た。
残念ながらまだお爺さんにロアくんはまだ認められませんでしたね。
いいねやブックマークをどうかよろしくお願いします。ぜひこれからも楽しんでください。