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ひきこもりと7つの世界  作者: 後藤ロイナ
第1章ひきこもりとゲームキャラの始まりの旅
3/7

7つの世界見物(前編)

幸太郎にリコルーが7つの世界見物をしに行く。

その前編

「じゃあ、まずは幸太郎に見せてあげるよ。この世界達が直面している問題、バッドラーの侵食を」

そう言うと、リコルーは幸太郎の手を取り、少し灰色の世界を目指して走り始めた。

「よいしょ」

「うっうわ!」

その世界は、すべての人やものが灰色になっていた。

「ここは最初に、侵食された世界なんだ。ここの世界はもう死んでる。人々は、心を失っている。だから、いつ何をし出すか、私達にはわからない」

「で、この世界の名前は?」

「ここは、妖精達が住む世界。名は嘘のつかない世界『フェアラル』。この世界には妖精だけじゃなく、たくさんの樹が生きているの」

しかし、妖精達が住んでいるとは思えないほど、悲しげな世界が広がっている。

「他の世界も行ってみようよ!」

「そうだね」

幸太郎は少し悲しくなっていた。


「次は私の住んでいる世界だよ!」

青色にかがやく、球体に向かって走り始めた。球体の半分くらいが灰色になっていた。

「ただいまー」

「ここは…ゲームの世界?」

「そうだよ」

幸太郎が周りを見渡すと…

「うわーー。ゲームキャラがたくさんいる!」

「この世界は動かされる世界『イマーオパーム』。私の生まれた世界だよ!』

幸太郎はリコルーの話など聞かずに、目を輝かせていた。

「ほら、次行くよ」

リコルーは少し怒っていた。

「ちょっと…」



また、リコルーは幸太郎の手を取って走り始めた。

紫色にかがやいているが、さっきと同じように半分くらいが灰色だった。

「到着ー」

「ここは?」

「悪魔達が住む世界だよ。名は操られた世界『デビルマジット』」

周りには、悪魔や妖怪達がたくさんいた。

「灰色のところは、侵食されているの?」

「そう。バッドラーの侵食」

「こんなことが、起きてたんだ」

幸太郎は肩を落とした。



「さぁ、次行くよ」

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