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男爵令嬢の領地リゾート化計画!  作者: 相原玲香
第一章 〜リゾート領地開発編〜
24/91

叶わないはずの約束


『あなたがまたひとつ歳を重ね、その美しさに磨きをかけられたことを聞き及びました。

無知にもそのめでたき日に、あなたのおそばにいられなかったこと、とても残念に思います。

……今からでも、僕にお祝いさせてはもらえませんか。

恩人であるアシュリー家のあなた方が、貴なる一族に列せられてから。今日までどんな素敵なことがあったのか、ぜひ僕にもお聞かせください。

つきましては、エレーネ王城へご招待いたします。

クラウス陛下から賜った僕の宮がありますので、そちらにお越しください。

あなたとお話しできる時が、あなたに再びお会いできる時が今からとても楽しみです。


――親愛なるルシアちゃんへ リアム・スタンリー』



 それはあの日――父様が保護した、寒さと恐怖に震えていた少年。最初こそ当惑した様子だったが、すぐに花が綻んだような笑顔を見せてくれるようになった、私の可愛い弟。

「またいつか」の再会を誓った、リアム・スタンリーからの手紙だった。


「リアム……! ありがとうね。この手紙、宝物にするわ……」

 この場にはいない彼の名を誰ともなしに呟く。

 一足遅れでやって来た「幸せ」の贈り物に、つい先程まで感じていた暗鬱とした気持ちなど吹き飛んでしまった。


 少し背伸びをした、気取った文面が可愛らしい。

 エレーネ文字に慣れていないのか、たどたどしく幼い筆跡。

 リアムの気持ちがいっぱいに込められており、一生懸命書いてくれたことが伝わってくる。

 お祝いの言葉をもらえるだけで最高に嬉しいのに、これはエレーネ王宮への招待状でもあるようだ。

 直接お祝いを伝えてくれるつもりなのだろうか?

 それともただ私に会いたいと思ってくれている?



「リアム。これ、約束のしるしよ。――また会えるわ!」


 ……今日までずっと、このリボンを身体のどこかに付けてきた。

 髪に飾る時もあれば、腕に巻いたり、服のワンポイントにしてみたり。

 咄嗟のことだったとはいえど、もう少し男の子が持ちやすいものを渡せば良かったかもと後から思った。

 しかしリアムは身には付けずとも、今もきっとあのリボンを捨てずに持ち続けてくれている。それこそ何の確証もないけれど、そんな気がした。


 リアムもまた、この約束を忘れずにいてくれたのだ。


 なんともなしに手紙をヒラヒラとひっくり返したりして、期待のまま勝手に手が動く。

 これほど楽しい気持ちで招待状を手にしているのは初めてだ。

 私だけでなく、連名で両親の名も記されている。

 二人もまるで息子のように可愛がっていたことだし、さぞかし喜んでいることだろう。

「楽しみね」

 そう声をかけようと思って、顔を上げて二人に視線を向けた。


 すると、微笑んでいることに違いはないが……二人は血の気をなくした顔色で、息もつかず押し黙っていた。

 表情と感情が一致していない。ひどい言い方をすれば不気味にさえ感じた。

 な……何? この空気。その何とも言えない表情……。


「……え? ちょっと、父様母様どうしたの……。せっかくリアムがまた会える機会をくれたって言うのに。二人とも、あの時とっても可愛がっていたし、仲良くなれたことを喜んでいたじゃない」

 問いかけた言葉から数秒、何拍か経って、ようやく父様が口を開いた。


「……いやルシア、お前は再会を心から喜んでいていいんだよ。私達だってもちろん嬉しいさ。ぜひとも招待を受けようじゃないか。……しかしなぁ……」

「私達はいい歳して散々な無礼行為を働いてしまったもの……」

「! た、確かに……!」



 そういえばそうだ。

 あのわずか二日の間に、私達一家は馴れ馴れしいで済まされるレベルではない、相当な無礼の数々をしでかしているのである。


 いったい私達はどれだけのことをやらかしたんだったっけ?

 ――まあ普通に抱きかかえたり、撫で回したり……。服を脱がせて入浴もさせたでしょ、あとは抱き枕がわりにして同じベッドで同衾もさせたな。

 そしてこの間、全員当然のようにタメ口だった。


「いくらでも出てくるな……」

「私達、無礼行為のプロね……。しかも私達、なんだかんだで結局謝罪できていないのよ……」

「これって謝って許してもらえることなのかしら……」


 国王陛下からの勅令をお届けくださった、あの日のフォスター子爵様のお言葉が脳裏によぎる。

 リアムは無礼などとは感じていない、楽しく過ごしたと周囲の貴族に語って聞かせるくらいであったと。そして王宮でも咎める声はなく、皆アシュリー家の功績を讃えるばかりだ、と。


(これがどの程度本当の話なのか……)

 この時三人の思考は、言葉に出さずとも全員一致していた。


 子爵様のお言葉を疑うわけではないけれど、最悪真実は違い、あくまでフォスター子爵様とそのごく身近な方々という、限られた方だけのご所感だった可能性もあるのでは……。

 ……今さらながらにこのとんでもない事態を再認識し、滝のような冷や汗が全身を伝った。


  ◇◇◇


「……おお……ついに……ついに来てしまったな、王宮……」

「大丈夫よね? きっと大丈夫よね、私達……。せめてリアムだけは怒ってませんように…………!」


 森を抜け小高い丘を越えて、数時間。


 領地では風と共に木々がざわめき、一斉に景色が紅で舞うが、ここの木々は寝息を立てているかのようにおとなしい。

 民家の屋根や煉瓦造りの街路をただ引き立て、その鮮やかな彩りを添えるのみ。

 だがそれも、自然豊かな森の領地とは一風変わった、都会の洗練された美を静かに主張していた。

 王都の街並みは懐かしく……さわさわと揺れる優しい秋風は、ふるさとの住民である私達に気が付いた様子で。

 まるで街が「おかえり」と言って出迎えてくれているような、吸い込む空気がなんだか暖かいような。

 そんな素敵な気持ちに――……なりながらも。身を震わせる緊張と恐怖も同様に、悪寒と共に感じ取っていた。



 エレーネ王都、そしてエレーネ王宮。ついに来てしまった。


 流石に何かの罠だとまでは思わないが、リアム本人はともかくとして、その周囲にいる貴族様や使用人さん達は私達に少なからずの悪感情を抱いていることは十分有り得る。

 生き馬の目を抜く図太い商人の血が脈々と流れる私達。しかしそれは商売においてのみの話だ。

 針の筵で会話を楽しめるほどの強靭なメンタルは持ち合わせていない。少々不安を感じるのは仕方がないと言えよう。


 しかしそれでも、再会への喜びが勝った。

 数日に及ぶ話し合いの結果、礼節を尽くしたうえで招待を受けると決めたのだ。

 やはり私の誕生日のために手紙を書いてくれたことは、私だけではなく、両親もとても嬉しく感じたらしい。

 私達としてもぜひ再会を果たし、直接お礼を伝えたかった。


 ただし。仮にリアムが何とも思っていなかったとしても、あの日彼の身分にそぐわない無礼な行いをしたことは事実。

 謝るべきタイミングが訪れたら誠心誠意謝罪しよう、という結論もまとまった。


「最悪の場合、土下座も命乞いも厭わない。長期的保身を得意とする商人の心意気、見せて差し上げようじゃないか。不穏な気配を感じたらすぐに繰り出してみせる!」

 そう意気込む父様の目に、母様は救いの光を見たような顔で強く同意していた。


 そんな父様の発言こそ不穏というか、不要なフラグを立ててしまっている気がしないでもない。



「いいんですね? ホントにいいんスね? ……だいじょぶスか、マジで! 馬車出しますよ!?」

 もはや青いのか浅黒いのかもわからない、ヤバい顔色の私達を心配してくれるハロルドが運転する馬車に乗せてもらい、はるばる王都へやって来た。


 男性使用人たち三人は、すっかり馬車を扱えるようになり、道中非常に快適な旅路であった。

 ……こんな精神状態でさえなければ。

 これならば観光リゾート業が本格スタートしてからは、馬車係を任せてもいいかもしれない。

 若者たち五人と使用人三人、皆それぞれ見目も麗しい。領地の顔としても活躍してくれそうだ。

 今度穏やかな気分の時に、再度乗せてもらってじっくり考えることにしよう。


 馬車を停めてもらったのは元アシュリー商会の近くだ。

 この辺りは貸馬車もよく通る路地。道幅は広く安全で、通行人は馬の行き来に慣れており、危ない歩き方はめったにしない。停車させるにはちょうどいい。

 それにここからなら、引きこもり一家の私達でも王宮までの道筋がわかる。

 順路やスケジュールを組む時、引きこもりはまず家を基点として考えるからである。


 ついでに実家に顔を出すというハロルドと、夕方にまたここで待ち合わせることを約束して、一旦別れを告げた。

 彼の実家の所在地はわかっているし、もしすれ違ったとしてもなんとか落ち合えるだろう。


  ◇◇◇


 こうして私達は……約束の地へと到着したのであった。

 どうか不穏な想像が、想像だけで終わりますように……。

 せめてリアムの使用人さんにご挨拶くらいはさせてもらいたい。

 今できることは、懸念が現実に変わらないことを祈るばかりだ。

 どうかリアムと平穏に過ごせますように……!


 緊張感、期待と嬉しさ、一抹の不安。

 色々な感情に爆発しそうになる心臓を手で抑えながら、城門付近を三人バラバラにうろついてみる。門番の兵士さんがいれば案内してもらおうという魂胆である。


 というのも、招待されたリアムの「宮」とやらがどこにあるのか、父様ですら知らないそうなのだ。

 おそらく宮殿とは直結しない、離宮のようなものが敷地のどこかにあるのだろう、と父様は話す。


 招待状にはリアムの名前と共に、「ガーベラ宮パラティヌス・ガーベラへお越しください」と明記されている。

 しかし何度かの出仕の際にも、そのような宮の存在を話に聞いたこともないのだとか。


 考えてみればそれも当然かもしれない。

 何と言っても彼は、子爵様からお伺いしたように、ヴァーノンとエレーネ、両国の架け橋。

 友好と信頼の証として身柄をお預かりしている隣国の王太子なのだ。

 一般人や下級の使用人さんはおろか、宮殿で働く貴族の面々にも認知できない、存在自体が秘匿された場所にあるのではないかというのが父の予測だ。

 そうだとしたら、自分たちで探そうとしていても見つけられないだろう。


 結果として、こちらから声をかけるまでもなかった。

 父の赤髪はよく目立つ。向こうからお声をかけ近寄って来てくれたのだ。

 そのうえ、一発で話が通っただけには留まらなかった。

 真っ先に気付いてくれたのは一番年少に見えた年若い兵士さんだったが、その場における一番の上官らしき方を呼んでくれ、わざわざその方が広大な庭園を通り抜け、城内の奥深く。堂々とそびえ立つ石造りの建物へと案内してくださったのだ。


 後日聞き及んだ話によれば、階級持ちの軍人さん、騎士さんには、ガーベラ宮の場所がすでに伝達されていたそうだ。

 リアム王太子殿下のたっての願い。アシュリー男爵家を丁重にご案内申し上げるように、と……。

 ありがたいどころか恐れ多い命が、どうやらこのためだけに下されていたらしかった。



 目の前にそびえる建物は、もはや小さな城だ。

 ここがリアムに与えられたお城……。


 周囲に花々が咲き誇るアーチ門が点在し、正面には女神エレーネと王神ロイの彫刻が象られた、高く水の立ち昇る立派な噴水が。

 完全に独立した離宮ではなく、よく見れば視認しにくいものの、一部が細い渡り廊下で本城と結ばれている。あそこを通じ、専属の使用人など限られた人物が行き来するのだと思った。

 宮そのものは堅牢で剛健な造りでありながら、周辺は華やかで心和む雰囲気を感じられる。

 きっとリアムの過ごす内部からも美しい景色が眺められるのだろう。


 そこでふと疑問を抱く。このガーベラ宮についてだ。


 リアムの留学のためだけに造ったにしては、随分年季が入っているように見える。

 加えて、ここに来ることができる人物はおそらく非常に限定的だ。つまり手入れする人も少ないはず。

 ここまで来る間、他の建物を迂回したり、入り組んだ道に入ったりと、やたら遠回りをしたように感じた。繋がる道へ入るまで、この宮を視認することもできなかった。

 途中には宮廷貴族ロード・カーター様の休憩テラスや、運が良ければ打ち合い訓練が見られるという騎士団の訓練場があったりして、今にして思えば「あえて派手なモノばかりを配置」しているようにも思える。

 偶然にここへ繋がるルートへ入っても、行き着くまでに関心を失うように設計されているのだ。


 にもかかわらず、これほど立派に手入れされた噴水や庭園があるのはどうしてなのだろう?


 そんな私の表情を受けてか、両親はそれぞれ自分の考えを話してくれた。


「きっとこれは、この宮で過ごす方のお心を癒すため。限られた人が身分も関係なく、手入れを欠かしていないんだと思う。それから、もし誰かがここを見つけてしまった場合に備えて、カモフラージュの役目もあるんじゃないかな。宮ではなく、庭や噴水に目が向くように」

「そうね。おそらく、本来の用途は……ご病気を召された王族の方の療養。それから老齢の王族の方が、穏やかに余生をお過ごしになるために使われる宮なのではないかしら」


 二人の予想は、きっと正しいと思えた。

 エレーネの国民にとって、そしてエレーネ王族にとっても大切な御方を、厳かに守護するための建物なのだろう。

 クラウス国王陛下はきっとそれもおわかりの上で、リアムにこの宮をお与えになったはずだ。

 私達の勝手な予測かもしれないけれど……リアムは、他国の王族からも大切に思われているんだな。

 なんだかそれが自分のことのように嬉しく、こそばゆく感じた。



 いつまでも建物を眺めていても仕方がない。招待状を決意新たに握りしめ――ついに扉を開く。

 重そうな扉を力を込めて押すと、意外にもすんなり開いて重心を崩す。

 慌てて父様が受け止めてくれなければ、危うく前のめりに転ぶところだった。

 威厳あふれる外観から、ギィ……と音を立ててようやく開くイメージを自然と抱いていたが、よく考えると私の発想は朽ち果てた廃墟に押し入るそれだ。


「ごめんくださ〜い……」

 入ったは良いものの、まずなんと言ったら良いものやら迷う。

 何か貴族らしい適切な挨拶があるのかもしれないが、とりあえず無難な挨拶をしておく。


「いらっしゃいませ! アシュリー男爵家ご一同様でございますね。お待ち申し上げておりました!」

 すると、年若いメイドさんがそれを聞き付け、すぐに駆けつけて来てくれた。

 彼女の声に他の使用人の方々も玄関口へ現れ、続々と歓迎の意を告げてくれる。


 ……良かった。懸念は懸念のままに終わった。どうやら本当に歓迎されているようだ。

 この期に及んでもまだ不安は心の内を占めていたのだ。開口一番罵倒されたらどうしようかと思っていた。

 本当に良かった……!


「お荷物をお預けくださいませ」

「男爵様、上着をこちらでお預かりいたします」

「はは……どうもすみません……適当に床にでも置いておいてください……」

「な、何をおっしゃいますか! 滅相もないことですわ!」


 緊張のあまりそんな不審なやり取りが行われているのを横目に見ながら、何かが近付いて来るような足音を感じていた。

 猫が屋根裏を走っているような、タッピング音のような軽やかな足取り。


 なんだろう、この音……。


 そこまで考えたと同時に、腹部に強い衝撃を受け、意識が一瞬完全に飛んだ。

「うぐあっ!?」という令嬢どころか女としても遺憾の呻きを残して。


 状況を理解するまでしばらく時間がかかった。

 視線を落とした先には、亜麻色が映る。

「ルシアちゃーーんっ!!」

「……リアム…………!」


 ふわりと波打つ亜麻色の髪が、私の腹部に連続すりすりを仕掛けていた。

 な、何このかわいい生き物……。メガウルトラかわいい!


「ルシアちゃん! 会いたかったよ! ボク、ずっとずーっと会いたかったんだよ……っ!」

「リアム……。私もよ。私もあなたにずっと会いたかった。また会えてとっても嬉しいわ」


 その言葉を皮切りに、ぎゅっと抱きつかれる力が強まる。

 心から私との再会を望んでくれていたことが、体温ごしに伝わってきた。

 私はいったい何を恐れていたのか。

 出立の前に考えていたことも忘れ、私も彼の肩の上から強く抱きしめ返す。

 リアムはしばらくの間、そのまま動こうとはしなかった。


 どれくらいの時間そうしていたのか。

 先程の輪の中にはいなかったおばあちゃんメイドが、リアムに微笑ましそうに声をかけた。

「あらあら、殿下。アシュリー男爵令嬢(バロネス・アシュリー)がいらしたら、カッコよく決めてお出迎えするんだ、と仰っていたではありませんか」

 優しい声色に、「あ、そうだった……!」と徐々に力を解き、私の腕からゆっくり起き上がるリアム。

 ……その目の周りは赤くなっていたが、あえてそれには触れないことにした。



 改めてこちらに向き直ると、彼はおもむろに紳士の礼をとった。

 それに面食らう私を尻目に――あろうことかリアムは、その場に跪いたのだった。


「ちょ、ちょっとリアム……」

 そこまで発するのが精一杯であった。


 片手が持ち上がる感覚。

「……今日の日を、ずっと心待ちにしておりました!」

 片手が浮いていたのは、いつの間にか彼の手の上に重ねられていたからであったらしい。


 指先に柔らかい感触を覚える。

 視線を移すと。

 …………リアムは私の指に口付けしていた。

 それを頭が認識するより先に、みるみる頬に熱が灯ってゆく。


「り、リアム! な……何を……!」

「またお会いできて光栄です。レディ」

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