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うんこ 作者:Unknown

ニート編

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どうも本当に自分は生きる価値がなくて、社会に適合できなくて、全てにおいて頭の足りないゴミだと気付いた時、それから後にやることは自殺しかないだろう。いつ、どこにでも、一定数は、生きる価値のないゴミがいる。たまたまそれに俺が該当してただけ。運が悪かっただけ。そういう風に生まれたのはただ運が悪かっただけ。そんな風に割り切れない。自己受容なんてとてもできない。表には出してないが、俺は親を恨んでいる。親がセックスしたせいで俺はこの世に生まれた。他人のせいにしても何もならないのはわかっている。既に生まれてしまってる事実は変えられない。ただ親がセックスしなかったら俺が生まれなかったのは本当だ。俺はもうセックスっていう行為自体がもうテロみたいなもんだと思う。子作りは博打みたいなもんだからよく考えてやったほうがいい。糞みたいな子供を掴まされないためにも。俺は親がセックスしてる光景を想像してとても気持ち悪くなる。俺は小さい頃から父が大嫌いだった。父はとても自分勝手な人間で、俺は父の機嫌次第でよく殴られた。父を尊敬したことは一回もない。俺は父を前にしてる時は父の機嫌を損ねないことだけを考えて、テンション上げたりうるさい声を出すことは全くなかったし、勝手に性格はおとなしくなった。自分を押し殺すのは当たり前になった。母は母で、大人に抵抗する術を持たない幼い俺が一方的に殴られてる時も、特に何も助けてくれなかった。一回も助けてくれなかった。家事をやっていた。キレてる状態の父に何か言ったら、自分も殴られるのが分かってるからだ。俺は父に何回も理不尽に怒鳴られてぶん殴られた。愛されてるなんて思ったことはない。俺はこれまでの人生で、父に一回も口答えしたことがない。反抗したことがない。反抗すれば父が機嫌を悪くしてぶん殴られるだけだと分かっていた。俺は、俺が昔は父親の精子だったことが嫌になる。セックスが気持ちよくて、なんとなく避妊しないでやってたらたまたま妊娠したから生んだくらいの感覚だと思う。二人とも馬鹿だから、どうせ本能のまま生でやっただけ。二人とも同窓会の幹事をやるような種類の人間で、俺とは真逆の人間だから、正直俺を産む前は、俺みたいなゴミが生まれてくるとは思ってなかっただろう。子供は生んでみるまでわからない。そういう意味で博打なのだ。俺には上と下に女のきょうだいがいて、その二人は人生上手くいってるから、多分俺がゴミなのは俺の脳が狂ってるせいだろう。きょうだい三人ともゴミなら間違いなく親のせいにできるが。ゴミは俺しかいないから親じゃなくて俺のせい。それとも、俺も女に生まれてたら、割と上手くいってたのかもしれない。でもそういうのは、考えるだけ意味がない。俺は俺としてしか生まれることはできないのだ。決められた人間の決められた精子と卵子でしか俺は生まれられなかった。
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