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可愛い花には裏がある  作者: ライア
3/4

ぷろろーぐ ぱーと3

一応ぷろろーぐオワッター!!


なんか思ってたのと違うけど…まぁとりあえずどうぞ♪

それから1週間後俺は氷与把に言われた待ち合わせ場所に愛理と二人で来ていた。

行くとそこにはもう氷与把も彩音も来ていた。


「わるい、待たせたか?」

「いやいや全然!今日は来てくれてありがとな、愛理ちゃん!」

「いえいえこちらこそありがとうございます!改めまして榊愛理です!いつも兄がおせわになっています!」

「うん、よろしくね。」


その後二人の自己紹介を終えとりあえず歩き出した。


そういえば今日どこいくか聞いてないな……

「なぁ氷与把、今日どこいくんだ?」

「えっあーそーだな…」

……こいつ愛理に会うことしか考えてなかっただろ。


「じゃあさ、最初は私が行きたいとこ行ってもいい?」

と、彩音がいってきたのでそれを俺も愛理も氷与把も了承し、近くの大型ショッピングモールへと向かった。


――結論を言おう。女子の買い物ヤバい。

店入って服を試着して買うのかと思ったら次の店行って、また次行って、また次、また次、また……。

俺は途中で離脱させてもらった。あれについて行くのはリア充じゃない俺には無理だ…っていうか氷与把はついて行ってるのがすごい。尊敬するわ……。

俺は三人にすこし休んでくると言って、近くのベンチに腰をかけた。


しばらく座っていると俺のいるベンチにすこし間を空け、明るい茶髪でセミロングのいかにもリア充そうな女の子が座って来た。

すると女の子の前に二人の男が歩いてきた。女の子の連れかと思ったがどうやら違うようだ。

「ねぇ、ひとり?」「いま暇?」


―そう、これは噂に聞くナ☆ン☆パだ!

すげー、初めてみた。っつうか現実にこんなことする奴いるんだ……

ちょっと関心して見ていると女の子とナンパ男達が話しをしているようだが、女の子のほうはすこし迷惑そうにしている。

やばいなーどうしよっかなーと考えていると俺の視線に気づいたのか男達がこっちを見てくる。

「えっと…おまえ何?僕たちになにか用かな?」

男の一人が言ってきた。

おにーさーん!怒りがおさえられてないよー!


「いや今どきやるやついるんだなーと関心していただけですが?てゆうかそういうのやめたらどうですか?」

「…なに?自分が一人だからうらやましいの?それとも女の子助けてる俺かっこいいとか思ってんの?」

「俺一人で来てねぇし…あんたさ、今の言い方だとあんたらが悪役で俺が助けてるヒーローになってんだけどいいんですか?自分が悪いって分かってんならやめといたほうがいいと思いますよ。」

「は?何言ってんの?関係ないから黙ってろよ。」

うわーこいつ俺の話聞いてねぇよ…せっかく熱くなってたのに。あと口調変わってるぞ。


「はぁ…まぁいいや、とりあえず周り見てみたらどうですか?結構視線集まってきてますよ。」

俺たちがかなりうるさく言い合っていたおかげで周りのひとの視線が集まってきていた。


「は?……!!まじかよ…」

「もういこうぜ。騒ぎが大きくなる前に移動したほうがいい。」

「ああ、そうだな。………ッチ!」

男達は俺にむかって舌打ちをした後、どこかへ歩いて行った。

はぁぁぁぁぁぁぁ、疲れた……久しぶりにあんなにしゃべったからのどがカラカラだ。



「あ、あのー」

「あ?……あ」

横から声が聞こえたかと思ったら、ナンパをされていた女の子だった。

あーーーやばい。完全に忘れてた。


「いま忘れてたとか思いませんでした?」

!?思考を読まれた!?…いや、でも俺は悪くない。だって途中から空気だったもん。


「えっと…とりあえず移動しません?目立ってますから。」

「ああ。」

とにかくこの周りの視線から逃げたかった俺は素直について行った。

さっきの場所から少し移動したところで女の子が止まり、俺のほうに振り返った。


「さきほどは助けていただいてありがとうございました。」

「お、おう。でも悪かったな。騒ぎを大きくして。」

「いえいえ~助けてもらったのはわたしですんで。」

女の子は可愛い笑顔で言った。


「あっ!わたしは夢野華音ゆめのかのんといいます♪少しお話がしたいのでついてきてもらえますか?」

「あ、あぁ…分かった。」

ここはすぐに断って別れたいところだが、いまの言い方が「来・い・よ!?」と言われている感じがしたので素直について行った。


するとショッピングモールの中にあるオシャレなカフェに入ることになった。

……落ち着かん……完全に俺アウェーだろ。

とりあえず女の子がアイスコーヒーを頼んだので俺も同じものを頼み、席に付いた。


「え~っと~、改めてさっきはありがとうございました。」

「お前も災難だったな。」

すると夢野は頬を膨らませ、

「さっきわたし名のりましたよね?お前はやめてください。」

うわー、最初から思ってたけどこいつあれだわ。男をジャグリングしてる系女子だわ。…にがてだな。


「わ、悪い。気を付ける。」

「はい♪そうしてください!」


話しているうちにアイスコーヒーが来た。

「あっ!そういえばまだお名前聞いてません。なんていうんですか?」

「……九重氷与把だ。」

…はい。嘘付きました。ここで名乗ってもいいんだが、あとあとめんどくさそうな予感がするので止めておいた。


「九重さん、ですか。よろしくです!」

「あぁ、よろしく…」

「九重さんて大学生ですか?」

「いや、高校生だ。」

「え!そうなんですか!大人っぽいから大学生だと思いました~。」

「…ありがとう。」

「何年生なんですか?」

「…来年度から二年だ。」

「そうなんですか!わたしは来年から一年なんで先輩ですね!」

「…そうだな。」

そのあともこんな感じで答えていると俺が乗り気じゃないのが分かったのか興味がなくなったのか静かになった。……計画通り ニヤッ


「(おかしいな~だいたいの男ならおちるのに…)」


しばらく静かな時間が続いたあと愛理から『どこにいるの?』というメールがきた。


「あーすまん、一緒にきてるやつからメールきたからもういくわ。」

「あっ、そうですか。ありがとうございました!今日はとっても楽しかったです!!」

「俺も楽しかった。じゃあな。」

「はい!また会えるといいですね!せんぱい♪」

!?//

それから会計をすませ、愛理がメールで送ってきた場所へ向かった。

…最後の夢野の「せんぱい♪」にグッときてなんかいない。ないったらない。


そのあと愛理たちと合流したら三人から怒られた。

何故だ……人助けしたのに……


―――不幸だ。


……一回言ってみたかったんだよね。

最後がかなりグダグダになった……


次から本編かけるー!\(^o^)/

質問でーす 高校の始業式(新学期)と入学式の日にちって々ですか?バラバラですか?バラバラならどちらが早いですか?

だれか教えて~(>_<)

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